連日の雨模様、ようやく梅雨入りしましたね。
平年より15日も遅いそうです。
さて、ちょうど一週間前、次男が来てくれたので、紫陽花を観に行くことになりました。
奈良県で紫陽花と言えば、こちら矢田寺が一番のお勧めです。
別名「紫陽花寺」と言われ、一万本の紫陽花が色とりどりに咲いている様子は、
他では見られないほどの美しさです。
矢田寺は、歴史上の人物の中では好きな大海人皇子(天武天皇)が、壬申の乱の戦勝祈願のために矢田山に登られ、、即位後の勅命によって、智通僧正が675年(白鳳4年)に建立されたとあります。
このお寺の裏山には、四国八十八か所霊場に倣って石仏をめぐるお遍路道もあります。長いお遍路巡りをされた方には特に、アジサイ園の優しい紫陽花の色合に心癒され、気持ちが和んだことでしょう。
では、入り口からご一緒に。
駐車場から歩いて、まず長い階段を登って行きます。
高台から見下ろした風景、かなり高いですね。
奈良が盆地であることも確認できます。
入り口に着きました。
入山料を払って、どんどん進んで行くと…
「平家物語」冒頭に出てくる沙羅双樹の花が目に入りました。
沙羅の花は「夏椿」とも呼ばれます。真っ白で清楚な花と、真ん丸な蕾が可愛いです。
脇に咲いているセンチメンタルな色合いの紫陽花も素敵でした。
この水は湧き水で、生きた美味しいお水。手で掬っていただきました。
何年か前に行った時と変わらない風景です。
紫陽花園の紫陽花たち
紅てまり‥ほのかな紅色で、ひかえめな印象。
アナベル。 紫陽花の妖精もアナベル❤️です。
紫陽花らしい色合いの紫陽花、名前不明ですが、こんな色の紫陽花が好きです。
最近、人気の「墨田の花火」系の紫陽花。
これも好きな紫陽花。
名前わかりません。葉がキラキラ光ってました。
皆さまはどんな紫陽花がお好きですか?
同じく、菩提樹の根元で悟りを開いている?紫陽花の姿・・。(笑)
場所が変わって閻魔堂です。
撮影禁止で、写真は撮れませんが、中央に閻魔大王、両脇に十王(裁判官)
左側の右下に奪衣婆、右側の左下に業の秤や浄瑠璃の鏡があります。
このお婆さんが閻魔堂と奪衣婆(ダツエバ)の話をしてくださいました。
閻魔堂の入り口に腰かけて「奪衣婆」の話をされるお婆さん。
不思議な雰囲気の方で、閻魔堂の中から出てきた奪衣婆のように見えました。
(お婆さん、すみません。)
次男によると・・・・
奪衣婆(だつえば)というのは、三途の川を渡って閻魔様のところに行く時、死者から衣服を奪うお婆さんだそうで、その服を木にかけて、枝がしなればしなるほど罪が重い。
三途の川も渡り方が3とおりあって、罪のない人は橋を渡れるが、罪の軽い者は浅瀬を徒歩で、罪の重いものは激流や深いところを。死んでもまた生き返らされて、苦しみながら渡らせられるのだそうです。
境内を飛び回っていた黒いアゲハ蝶、
外で飛んでるアゲハ蝶を見ると、思わずうちの子かしら?と、思ってしまいます。😅
名残り惜しい紫陽花に、そろそろお別れ…。
紫陽花の淡く優しげな色合いに心惹かれます。
だから、心が癒されるのかもしれません。
こんな詩が生まれるのも、そんな気持ちからでしょうか??
好きな詩です。
空が見えないほどたくさんの紫陽花に圧倒されました。
紫陽花寺にお別れをして、帰途に着きます
🌸おまけ情報です。
駐車場に歩いて戻る場所にある果物屋さん。
良心的なお値段と量で、とても美味しかったです😋😊
帰り道、良かったら寄ってみてください。
(食べかけですが・・・)
矢田寺の紫陽花が見られるのは、6月30日までです。
🌸まだ、知らない方に伝えてあげてくださいね。
🌸制汗剤の経皮毒に気をつけて。
使い過ぎに注意、というより使わない方が良いです。
🌸
追記
今、頼まれごとの宿題に時間がかかって、ブログ時間があまりとれない状況です。
すみません。
皆さまのブログ拝見するのも時間がかかると思います。
それに新着情報が出なくなって、更新が分からない状態です。
ゆっくり訪問しますので、待っていてくださいね。
それでは、どうぞ良い時間を過ごされますように・・。