高額セミナーの事例が寄せられました。
私のほうで個人情報がわからないようにリライトしています。
ビジネスコンサル主催の「7日間チャレンジ」に参加して、30万円払ってしまった私です。
参加した期間は、参加者同士盛りがりコメントにいいねしながら期間を終え、個人コンサルに誘導されました。
(この時金額の提示されず)
まず、7日間チャレンジを告知するライブをやって参加者を募り、チャレンジした方で興味のある方は個人コンサルをやって誘導するカンジです。
個人コンサルでは、いろいろ悩み相談みたいなことをした上で、講座を受けて悩み解決しましょう、一緒に頑張りましょう、変化の年にしましょう的な耳障りの良い言葉の流れで断りきれず契約してしまいました。
そういう方達は即決させようと言葉巧みです。
フタを開けてみたら、ある程度ビジネスを構築した人なら発展できるだろうプログラムで、ビジネス用語すら分からない私にはハードルの高いもので、プログラム3つくらいまで頑張りましたが、挫折してしまいました。
講座を受講して1、2ヶ月くらいでしょうか。
それまでは、ペルソナを明確にするとか、クロージングのお話でしたから。
オンラインメニュー構築の辺りからなにか違うなーと…
クロージングに悩んでいて、クロージング→集客の順番のカリキュラムだったので受講を決めたのを思い出しました。
でも具体的なクロージングのやり方は、セミナーではなかったんですよね。
今考えると、生徒さんの退学が続いて病んでいたんだと思います。
中学生が多かったので、受験とか、受験対策で塾に行くとか…そういう退会理由です。
覚悟はしていましたが、生徒数一桁が近づいてくると、やっぱり収入面で不安になりまして…
中学生退学問題は、まだ中学受験が一般的な地域では無いので、公立中学進学前から、
・塾に行くなら時間変更対応します
・部活休みの日にレッスン移動可能です
この2点はご父兄にお伝えしています。
それまでこの対応で退学はありませんでした。
高校進学で意外に通学が大変というので、高校進学後の退会はありましたが。
昨年、退会した中学生は公立高校受験直前の定期テストで成績が本人の想像以上に振るわなかった生徒さんです。
こればかりは私も引き止めず勉強に集中して、志望校合格を目指してくださいと言うしかありませんでした
「時短集客」の4文字に夢を見てしまったんだと思います。
「時短集客」の内容は
「zoomを使ったライブ集客」という謳い文句でした。
7日間チャレンジがその最たるもので、それをするためにオンラインメニュー構築しましょう
ライブ集客するにはFBのお友達を増やしましょう
という講座でした
ただ、幼児さんのご父兄はFBをやっている人が少ないので、私のような者にはあっていないと感じました。
ピアノの先生向けのコンテンツを持っている方や、オンラインコンテンツを持っている方ならまだ話は違ったと思います。
セミナー受講後にお問い合わせはありましたが、講座受講前と数は変わりませんでした。
グループコンサルなどで、異業種の方とお知り合いになれたり、zoomが使えるようになったのはよかったですが、30万は高い授業料でした。
ちょうど1年前で、プログラムが終了しているので返金は無理だと思います。「これは私が求めていたものと違う」と思ったが時すでに遅しです。
7日間チャレンジする分にはいいと思いますが、個人コンサルはスルーすることが大切だと思います。
講師の方と直接お話できるのは魅力に感じてしまって、うっかり高額バックエンド購入してしまうので。
山本より
中学生の退会問題はみなさんお悩みですが、
私の研究会の先生方は
基礎力を育て、両手奏に着実に導き練習の習慣をつけることから、着実に中学生の生徒さんを増やしていらっしゃいます。
中学生の退会が多い場合、たくさんの理由がありますが、ひとつ、懸念としては講師がピアニストとしての魅力を打ち出せるか。
ピアノ専攻以外でピアノを教えていて、音感リズム読譜は教えられるけど自分はあまり弾けない方に「中学生が退会」と訴える方が少なくありません。
幼児のうちは、弾けなくても生徒側は気になりませんが中学生になると、ある程度難しい曲を先生が素敵に弾けているか、生徒にもわかってきます。
突然弾ける先生になるのも難しいですが、講師演奏を着実にやっているかどうかなどで、このあたり差がついてくるものと思われます。
もちろん、導入からの指導のやり方などでも改善するポイントがたくさんあると思いますけれどもね。
私は管楽器や歌などピアノ以外の専攻でピアノを教えている指導者の方へのレッスンも行っています。
ピアノ科出身の指導者の方も、卒業以来自分のレッスンは行ってないという場合などはリハビリ手伝い?としてレッスンをお受けしてます。やはりみなさん自分の練習は後回しになりがちですが、地道にやるべきことをやるのが一番近道と理解されているので、楽しく頑張っていらっしゃいます。
やはり、地道が一番です。
まずは私の本は全部読破してくださいね。
本が苦手なかたはオンラインセミナーや、個人レッスンもご活用ください。