ちょっと前に書いたブログで、ご紹介しました願いごとが叶う方法、


それは、小びんに願いごとを書いて貼って、
何か嬉しいことがあったときに紙に書いてそれをそのびんの中に入れていくと言う方法。

その原理は、喜びは喜びを引き寄せる。
プラスの感情にフォーカスすればするほど、
人は、願いごとも叶い幸せで健康に近づいていくのでは…

ということでした。


でも、例えば痛いとか、例えば辛いとか、
例えば動けないとか
今までできたことができなくなったとか、
病気や事故、その他もろもろ、今辛い境遇におられる方は、そんな 良かったことなんて、日常生活の中に
なかなか見出せないと思います。

もしかしたら、今このブログを読んでくださっている方の中にも、何を見ても何を聞いても辛いことばかり、と言う方もたくさんおられるんじゃないかな
と思います。

でも、私もそうだったからわかるのですが、
人って、そんな負のループに陥ってしまうと、
嫌なことや、悪いことに関係する、いろいろなものを、よりたくさん 見つけてしまったり、感じてしまったり、予想したりするようになってしまいます。

それは、その嫌なこと悪いことに意識が集中してしまうからです。

そうなると、さらに辛いことに、その嫌なことや悪いことが、さらに大きくなったりすることもあります。





この図は、元気に幸せに生きる、逆境克服の公式の図つくりましたというブログを書いたときに、
私がいろいろな脳科学の本や、人の話から学んだことを、ぱっと一目で見てわかりやすくするために図にまとめてみたものです。


図の左、脅威反応

たとえば、何か辛いことがあって、
どうしようもないことがあったとして、
なんとかしようとするけれど、どうしようもできない場合、人は、恐怖や怒りや不安の感情が生まれ、ついつい自分を責めてしまいます。(もちろん環境や誰かを責めてしまう人もいます…)
こういうことを繰り返すと、コルチゾールが、脳の海馬にダメージを与えてしまい、実力発揮ができなくなるそうなんです。
病気の場合でしたら、イライラメソメソくよくよすればするほど、免疫力も自己治癒力も下がると言われています。


図の右、チャレンジ反応(赤色)

そして、同じく、どうしようもできないことがあって、なんとかしようとするけれど、
どうしようもできなくてもいいと、
だめな自分や、思い通りにならない境遇を受け入れる。
すると、ドーパミンが放出され、リラックスできたり、意欲がアップしたりするそうです。
この場合は、妙な焦りや不安がないので、落ち着いて実力が発揮されるそうです。
病気の場合なら、免疫力や自己治癒力が高まると、
たくさんのお医者さんが書かれてます。


じゃあ、リラックスしたりやる気がわいたり焦りや不安から解放されるように、幸せに健康に、自分の力を発揮できるようにするために、どうすればいいのか


どうしようもできないことは、
どうしようもできなくてもいい

まっいいか、
こういう時があったとしても、しかたない  と、
自分や自分の境遇をできるだけ責めず
いったん受けいれる

受け入れて、
なおかつ希望を持って、
目の前のことを楽しみ、
(樹木希林さんの言葉によると面白がり)
苦しみから様々なことを学び
自分を許し受け入れ、
そんな自分や、自分の境遇を大切にして活かそうとしていれば、そのうちなんとかなる(可能性が高くなる)
と。



そして、この赤いサイクルをまわすためには、
自分の身の回りのこと、目の前のことの中から、
できないこと、嫌なこと、辛いことに注目するのではなく、
できたこと、嬉しかったこと、良かったことに注目するといい。


では、
できないことばかり、苦しみが多い境遇の中で、
どのように そんな、できたことや嬉しかったことを見つけていく力を養えるのか、

その一つの方法が先日ご紹介した幸せの小瓶ワークでありますが、今日さるべえさんのブログから、
「できたこと手帳」という方法も教えていただいたのでシェアしますね。

身の回りのことで、できたことを書いていくだけだそうです。

一時期は重症筋無力症が悪化して気管挿管されていたり、大変だった時期もあったようですが、
最近のさるべえさんのブログを読ませていただくと、薬膳料理教室に行かれたり、素敵なミニガーデンを作られたり、病気する前はただただ眼球を通り過ぎただけの景色が今、鳥肌が立つほど美しいと思え、植物の色や風にまで命を感じるようになられたとのこと。

毎日のひととき、ひとときを、慈しんで生活されておられるお幸せなご様子がしのばれるのですが、
その秘密がこのブログで分かったような気がします。

がん、そして重症筋無力症と言う過酷な病の生活の中から、辛いこと苦しいことをピックアップするのではなく、
このように、あえて、できたことや、よかったことを、見つけるというワークを  
三ヶ月も続けておられたからなのかもしれません。

この記事、私のことを尊敬するブロガーなんて書いてくださっているところが、おもはゆくてたまりませんが、とても心に染みいる感じで癒されました。
さすがは、パワフルヒーラーさんだなと、思いました。