何度かブログでも触れているのですが、15歳になるポメラニアンのぽぷは脊髄空洞症(未確定)を患っています。
未確定としているのはMRIを撮っていないので完全に確定はできないからで、症状としては100%一致しています。
初期症状から、何年にも渡って一致していることと、飼い主の勘から、私としては確定診断を下しています‼️
とはいえ、病院の先生はMRIがない以上「はい確定!」とはいえないので、治療法も手探りになり、脊髄空洞症としてのお薬というのは処方されてきませんでした。
これまでは…
ガバペンチン (1日3分の1錠)
コンセーブ錠25mg(1日1錠)前の病院でてんかんと診断されたため
チラージン錠100μg (1日2分の1錠)甲状腺機能低下症のため
しかし、この1ヶ月ほどで症状がかなり悪化して、1日に何度も前足が硬直し、後ろ足2本で立ち上がり、錯乱状態のようになってしまうようになりました。
特に夜中は3時間以上もその状態が続いてしまい、上向きに倒れてしまうと自力では起き上がれないので、私はその間、ずっと危なくないように見張ったり背中を摩ったりで、完全に寝不足…
先週の土曜日、病院で相談したところ
「MRIを撮っていないから、ステロイドを出すかどうか迷いどころなんだけど、いよいよとなったら出してみましょう」
とのこと。
でも、昨日になって、あまりに症状が辛そうなので、絶対いよいよの時じゃん!と思い、先生にお願いしてステロイド出してもらいました。
MRIがないと…って、何度も言われたのですが、もう15歳ということもあり、全身麻酔をかけて、1人で不安な思いさせて検査することに、私はどうしても同意できないのです…
もうこれは、人によっての判断の違いで、賛同してくれる人もいれば、検査を受けさせないのは虐待だ!とまで思われる方もいるので人それぞれですが、とりあえず私は受けさせるつもりはないから、薬の効果が出るかどうかで、病気の診断をお願いしたいと訴えました。
飼い主の状況や気持ちは大切にしてくれる信頼できる獣医さんです。
ということで、昨日からステロイドの注射1mlを3日間続けて様子を見ることに…
午後5時に接種。
「大体4時間くらいで効果が出ます」
と言われ、午後7時くらいにご飯を食べさせたら、いつも通りに痙攣&錯乱状態で吠え始めました。
が、本当に午後9時になったら、ピタリとおさまってスヤスヤ…
これには「おおお!!!!」と感動。
その後夜中に、何度か痙攣気味になったのですが、ほんの数秒でおさまり、あとはスヤスヤ
久しぶりにゆっくり眠れたおかげか、朝から目の輝きが違って、元気にご飯を食べました。
たった一度のステロイド注射で完全に数ヶ月前に戻ったようです!
そして、今日も接種に行ってきました。
めちゃめちゃ調子が良くなったことを伝えると先生は
「そっか〜〜!これで良くなっちゃったか〜!(重い病気確定のがっかりをしてくださった)これは尚更MRIが見たいんだけどね〜!」
と。
で、ステロイドはずっと続けるわけにはいかないので、様子を見ながら徐々に減らしていき上手に使っていこうとのこと。
また、これが効いたということは、果たしてガバペンとコンセーブは必要なのか?ということになり、こちらも少しずつ減らして様子を見ることになりました。
今もぽぷは隣でスヤスヤ…
本当に良かった〜〜〜
もちろん副作用のことも理解しているのですが、15歳だし、とにかく快適に穏やかに過ごしてもらいたい。
あとは命の長さより、1日1日の質だというのが私の考えです。
ということで、一応写真も載せようかな!
まずは数年前までのふわふわぽぷ🐶
脊髄空洞症の症状の一つの脱毛で、今は可哀想な姿です。
毎日洗ってあげているのですが、手足ガビガビ…
手足硬直状態でも、なんか楽しそうになってしまうポメラニアン。
四肢の麻痺により、体は傾いてしまっています。
そしておまけのぴこ。
先ほど干していた毛布をばさっと置いて、布団を取り込みに行ったら、もうぴこが…
ほかほかで暖かろう!😅