【今回見た映画】

The Long Walk ロングウォーク(2025米)

限りなく透明に近いブルー(1979日)

雨月物語(1953日)

ちょっと思い出しただけ(2022日)

銀魂(2017日)


ゲット・アウト(2017米)

王女メディア(1969伊・仏・西独)

ランダウン ロッキング・ザ・アマゾン(2003米)

ウィッシュ(2023米)

キング・ソロモンの秘宝2(1986米)





The Long Walk ロングウォーク ★★★☆☆

2025米。108分。フランシス・ローレンス監督。スティーヴン・キング(リチャード・バックマン)原作。クーパー・ホフマン。デヴィッド・ジョンソン。ジョシュア・オジック。チャーリー・プラマー。ローマン・グリフィン・デイヴィス。マーク・ハミル。


近未来のアメリカ合衆国では、年に一度“ロングウォーク”という競技が開催されていた。


16歳の少年レイ・ギャラティは母親の反対を振り切って参加を決める。


競技が進むに連れ、少年たちは次々に射殺されていく。


過酷な状況の中、ギャラティと生き残った参加者たちはある種の友情を育み、競技への参加を後悔しながらも優勝を目指して歩き続ける。



原作は、絵的には地味な話で、かなりアレンジしないと映像化は失敗すると思えたけど・・


低コストのB級映画だった。


原作ファンとしてはちょっと悲しい出来。


登場人物の台詞から、原作のような深みを出そうとしているのは伝わってくるんだけど、こういった心理描写はやはり小説のほうが向いている。


映画ならではの良さは残念ながら少なかった。


それでも、私は以前に原作を読んで衝撃を受け、今でもお気に入りの1冊にしているくらいの原作ファンなので、本作はとても楽しむことができた。


しかし、映画だけ見たらちょっと退屈かもしれない。


エンタメは人によって好みが違うので、個人の感想で簡単にお勧めしたり逆に見ない方がいいとか言わないようにしているけど、本作はそれでも広くお勧めはできないかも。


人を選ぶと思う。


楽しめるのは、私のように原作のファンだったり、本作に影響を受けたという「バトルロワイヤル」のファンだったり、スティーブン・キングが大好きだったり、見る理由がある人に限られる気がする。





限りなく透明に近いブルー  ★★★☆☆

1979日。103分。村上龍監督・脚本・原作。三田村邦彦。中山麻里。平田満。中村晃子。


東京都福生市。米軍横田基地の街。アパートの一室で、リュウや複数の男女がドラッグ、セックス、暴力に明け暮れている。


原作を最初に読んだのは学生の頃。


タイトルがとても美しい。読んでみて、内容にびっくりした覚えがある。



映画は、小説のイメージと違っていた。ドラッグや濡れ場はそれなりにあるけど、思ったより地味だった。


ちょっと過激な描写のある青春映画、といった印象。


R指定を避けるためにおとなしくしたのかも。


(規定について詳しいことは知らないけど、wikiやいくつかのサイトを見る限り、本作の紹介でR指定との記述はなかったので、全年齢対象で公開できたんだろうと思う。)



「だいじょうぶマイ・フレンド」と同様に、個人的には楽しく見た。


しかし、これが世間でヒットしなかったのは分かる。


邦画で映像がしょぼく感じるのは仕方ないのかもしれない。





雨月物語  ★★★☆☆

1953日。96分。溝口健二監督。上田秋成原作。京マチ子。森雅之。水戸光子。田中絹代。


戦国時代。近江の国に住む貧しい陶工の源十郎は焼物で儲けようと、侍になって立身出世を狙う義弟の藤兵衛と都へ向かう。


やがて源十郎は若狭という美しい姫から注文を受け、屋敷に住み着く。若狭の正体は戦で亡くなった死霊だった。



白黒。


内容は今見ても面白い。


戦国期の貧しい暮らし、往来の危険が映像でリアルに感じられる。


若狭姫や、源十郎の妻子の運命が哀しい。





ちょっと思い出しただけ  ★★★☆☆

2022日。115分。松居大悟監督・脚本。池松壮亮。伊藤沙莉。大関れいか。屋敷裕政(ニューヨーク)。成田凌。市川実和子。鈴木慶一。國村隼。永瀬正敏。尾崎世界観。


2021年のある夜。タクシードライバーとなって客待ちをしていた野原葉は、劇場で1人踊るかつての恋人・照生を見かける。


映画は、1年ずつ遡って2人のエピソードを映し出す。


最後に、もう一度2021年に戻ってそれぞれの道を歩く2人の今が明らかになる。



尾崎世界観が自身のお気に入り映画「ナイト・オン・ザ・プラネット」から着想を得て作曲した「ナイトオンザプラネット」に、本作の松居大悟監督が触発され自身初のオリジナル脚本として執筆された。(wikiより。一部要約)


伊藤沙莉演じる葉のキャラが良かった。


リアリストという設定だそうだけど、確かに台詞がそんな感じで共感できた。





銀魂  ★★★☆☆

2017日。131分。福田雄一監督。小栗旬。菅田将暉。橋本環奈。柳楽優弥。新井浩文。吉沢亮。早見あかり。ムロツヨシ。長澤まさみ。岡田将生。佐藤二朗。菜々緒。安田顕。中村勘九郎。堂本剛。


パラレルワールドの江戸末期。万事屋(よろずや)を営む銀さんこと坂田銀時と仲間たち、志村新八、神楽の周りで起こる騒動。


かつて、宇宙から襲来した“天人”と共に戦った同志・桂小五郎が行方不明になる。


高杉晋作が挙兵し、幕府転覆を企てているとの報せが入る。


万事屋のメンバーに危険が迫り、銀時は再び剣を手にする。



久々に見た。原作は何冊か読んだ。


福田雄一監督作品で、最初か2番目くらいに見たと思う。


作風が新鮮で、とても面白かった。所々入るギャグに笑わせてもらった。


小栗旬が達者。橋本環奈が可愛らしい。





ゲット・アウト  ★★★☆☆

2017米。103分。ジョーダン・ピール監督・脚本。ダニエル・カルーヤ。アリソン・ウィリアムズ。ブラッドリー・ウィット。


黒人青年クリス・ワトソンは恋人の白人女性ローズ・アーミテージの実家へ挨拶に行くことになった。


しかし、実はアーミテージ家には恐ろしい秘密があった。


ローズの祖父ローマンが組織した秘密結社の元、

才能のある逞しい黒人青年の身体に自分たちの脳を移植していたのだ。


彼らは皆、黒人の身体に憧れているのだった。



ホラー。ミステリー。


白人から黒人への妬みという形で、人種差別もテーマになっている。


全米で大ヒットし、第90回アカデミー賞(2017年の映画が対象)で脚本賞を受賞するなど高い評価を得た。


ということなので、見てみた。


個人的にはピンと来ない点も多かったけど、白人が黒人の身体に憧れるという話は本作で初めて見た。


これまで、人種差別と言えば白人が黒人他の有色人種を差別する話ばかりで、こういう捉え方をする人もいるのだと新鮮だった。


映画自体はそこまで面白いとは言えなかったけど、やはり見ておくべき作品だったのかな、と思う。





王女メディア  ★★★☆☆

1969伊・仏・西独。106分。ピエル・パオロ・パゾリーニ監督・脚本。マリア・カラス。ジュゼッペ・ジェンティーレ。マッシモ・ジロッティ。


コルキスの王女メディアは夫・イアソンと共にお互いの故郷を捨ててコリントスで暮らしていた。


しかしある時、コリントスの王・クレオンがイアソンを自分の娘婿に望み、イアソンは承諾する。


メディアはイアソンの裏切りに怒り、イアソンとクレオン父娘へ復讐する。



ギリシァ神話をベースにした映画。


異国情緒に溢れた映像が美しい。


主演のマリア・カラスはオペラ歌手。本作は生涯でただ1作出演した長編映画。





ランダウン ロッキング・ザ・アマゾン ★★★☆☆

2003米。104分。ピーター・バーグ監督。ザ・ロック(ドウェイン・ジョンソン)。ショーン・ウィリアム・スコット。ロザリオ・ドーソン。クリストファー・ウォーケン。


凄腕の賞金稼ぎ・ベックはマフィアに多額の借金をしていた。


そろそろ足を洗って夢であるレストラン経営をしたいと考えていたベックはボスから最後の命令を受ける。


それは、アマゾンのジャングルで秘宝探しをしている、ボスの放蕩息子トラビスを連れ戻してこいというものだった。



アクション。コメディ。


気楽に見られる、肩の凝らない楽しいエンタメ映画。


トラビスといい感じだったバーの店員がゲリラのリーダーだったり、ご都合主義かもしれないけどテンポよく新展開が出てきて飽きさせない。


2時間きっちり楽しませてくれる良い映画だった。





ウィッシュ ★★★☆☆

2023米。95分。クリス・バック、ファウン・ヴィーラスンソーン監督。


国王マグニフィコと王妃アマヤは地中海の島にロサス王国を作り、魔術を学んだマグニフィコは月に一度の儀式で国民の願いをかなえていた。


17歳の少女アーシャが暮らす王国は、マグニフィコの弟子になろうとするが断られる。


アーシャは、マグニフィコが国民の願いを悪用していることに気付く。



アニメ。ウォルト・ディズニー・カンパニー創立100周年記念作品。


子ども向けらしい夢のある話。家族みんなで安心して見られる。


3Dアニメだけど手描きを意識した作品だそうで、良い感じの絵だった。





キング・ソロモンの秘宝2/幻の黄金都市を求めて ★★★☆☆

1986米。99分。ゲイリー・ネルソン監督。リチャード・チェンバレン。シャロン・ストーン。ヘンリー・シルヴァ。ジェームズ・アール・ジョーンズ。


アランとジェシーは結婚を控えて彼女の故郷であるアメリカに向かっていたが、アランの生き別れた弟ロブソン黄金都市を発見したことを知らされ弟を探して黄金都市へ向かう。



「インディ・ジョーンズ」を思い出すような映画。


シャロン・ストーンは今作でもきれい。


気軽に見られる楽しい映画だった。


ふと、前作の感想を見たらほぼ同じことを書いていた。笑





2025年に遊んだゲームを振り返ります。


昨年まで「ポコポコ」というスマホのゲームでよく遊んでいたんですが、機種変更したら操作感覚が変わってしまい、いつの間にやら遊ばなくなりました。

ゲームの面白さとともに、操作感覚って大きいと改めて思いました。

思い返すと、何年か前にPSO2から一度離れたことがあるんですが、その時はPSVitaのサービスが終わったのが大きな原因でした。

他機種で遊ぶと操作に違和感があって馴染めなかった記憶があります。


で、今のスマホではポコポコの代わりってわけでもないのですが「Duolingo」というアプリをよくやっています。

語学学習が中心のアプリですが、チェスのコースがあるので時々遊んでいました。

このランキングとはちょっと趣旨が違う気がするので外しましたが。



今年も色々と手を出しました。古めのゲームが多いので、コストはあまりかからずにすみましたが。

一時期集中していたり、毎日少しの時間遊んだり。すぐ止めてしまったものもありました。

そんな中から、5本選びました。

順位は、これまでと同様に遊んだ期間の長さ×その時の好き度合いみたいな感じでつけています。


第5位 アウトライダーズOutriders(PS5、PS4、XBOX・S、XBOX・X、XBOX・ONE、Windows)

PS4で遊びました。

すごく面白いとまでは言わないけど、そこそこ楽しいゲームでした。

アマゾンで650円と安かったので、“お値段以上”だったと思います。

今は少し値上がりしたようですが、それでも1000円前後で買えるようです。

ジャンルは、いわゆるハクスラ。

ハクスラと言えば、代表作はディアブロ。和ゲーだと、PSOとかモンハンとか。好きなジャンルです。


第4位 モンスターハンターライズ(Switch、PS5、PS4、Windows他)

世間では新作の「ワイルズ」が出ている中、周回遅れ?のように旧作で遊んでました。

モンハンはたくさん出荷されるからなのか、これまでも新作が出ると旧作は値崩れして、200円とか300円で買えました。

なので、周回遅れで遊んだことは過去にもありました。

残念なことに、ハマるまではいかないんですが。

今回の「ライズ」は、3DSの「4G」以来。久々に遊びました。

随分と親切設計になったというのが率直な感想です。昔のと比べて取っつきやすい。

それから、「ライズ」はオフでも遊べるのが良かったです。

PSOも、オフで遊べるのをたまには出したら良いのに。


第3位 実況パワフルプロ野球2012決定版(PS3、PS Vita、PSP)


これは中古で買いました。200円。13年前のゲームです。

いくら安いとはいえ、なぜ今頃こんな昔のゲームを買ったかと言うと…。

この年は中日ドラゴンズが強かった最後の年で、翌2013年から暗黒時代に入ります。

ずーーっとBクラス。

2020年に一度だけ3位になりますが、翌年からはまたBクラス。

ついに2022~2024年には3年連続で最下位になってしまいました。泣

ゲームだけを考えれば、2024年版の最新版が魅力的ですが…。そういった事情で、さすがに食指が動かず。

出先のブックオフで偶然見かけた2012年版を買ってしまったわけです。

ゲームとしてはこの時点で既に完成されており、今でも違和感なく遊べます。

欲を言えば対戦でも遊びたいところですが、今さら2012年版に付き合ってくれる人がいる筈もなく。

そこまで贅沢は言わないことにします。



第2位 STEINS;GATE ELITE(PS4、Vita、Switch)


一度は遊んで(読んで)みようと、安くなってるのを買ってきました。

ものすごいボリュームがあって、ちょっとびっくり。

これなら定価が他のゲーム並みに6000円とか8000円とかするのも分からないでもない。

個人的には、それじゃあ高いから買わないですが。

私が買ったのはPSVitaで、1,000円くらいでした。

今検索したら、また値上がりしてるみたいです。

古いゲームは乱高下しますね。安いときに遊べて(読めて)よかったです。



第1位 ファンタシースターシリーズ(DC、GC、PSP、PS4、Switch、Windows他)

(PSOが複数入りそうな年があったので、ここ2~3年は“シリーズ”にしています)

今年も時々、最初のPSOで遊んでいたんですが、DC、GCが相次いで壊れてしまいました。悲しい。

特にDCは、本体が修理できなければデータもこれきりなんですよね。

(キャラデータが本体に紐付けられているので、メモリーカードを他の本体に差しても、そのキャラデータで遊ぶことはできないという仕様。理由はよく知らないですが、チート防止の為だとどこかで読んだ覚えがあります)


その分、今年はNEWGENESISをよく遊んでいました。

リリース以降一番遊んだかも。

レベルは完ストしてないものの(まだしてないんかい笑)、そこそこ遊べるところまで上がりました。

ギルドの人たちと旧交を暖めたりしています。



2025年はこんな所でした。

2026年も、楽しいゲームに出会えますように!!



【今回見た映画】

フォーカス(2015米)

ラブ・レターズ 綴られた想い(2020加)

あした晴れるか(1960日)

熱海殺人事件(1986日)

憎いあンちくしょう(1962日)


バトルクリーク・ブロー(1980米・英領香港)

夕陽の丘(1964日)

青春とはなんだ(1965日)

トゥー・ウィークス・ノーティス(2002米)

喧嘩太郎(1960日)




フォーカス ★★★☆☆

2015米。105分。グレン・フィカーラ、ジョン・レクア監督・脚本(共同)。ウィル・スミス。マーゴット・ロビー。ロドリゴ・サントロ。


凄腕の詐欺師で、30人もの犯罪グループを率いるニッキーはある時女詐欺師のジェスと出会う。


ジェスはニッキーの犯罪グループに加入して瞬く間に詐欺の腕を上げていく。


2人は恋に落ちるが、腕が落ちるのを恐れたニッキーはジェスの元を去る。


数年後、ニッキーは大きな仕事に取り掛かる。


ターゲットであるモーターレースチームのオーナーに近付いたニッキーだったが、オーナーの隣には美しくなったジェスがいた。



コン・ゲームもの、とは表記されてなかった。クライムもの。


詐欺師の映画はどこかお洒落な感じで面白い。



アメフトの試合でニッキーがリーと賭けに興じるシーン。


昔の映画だったら、ここは野球だっただろうと思った。今の人気はNFL、NBAに続いて3番目なんだそうだ。


アメフトの後で一方的に去ったニッキーが、再会したブエノスアイレスでジェスに執着するのはよくて分からなかった。


映画にリアリティを求める方ではないけれど、納得感はあってほしい。





ラブ・レターズ 綴られた想い ★★☆☆☆

2020加。86分。アニー・ブラッドリー監督。ナタリー・ホール。マーシャル・ウィリアムズ。ニッキー・ホワイトリー。シェリー・ミラー。ジェン・ポーグ。


へイリーは引っ越し先の部屋で前の住人が忘れたラブレターを見つける。


レターを読むうちにへイリーは差出人に惹かれていく。


渡されずに残されていた婚約指輪を返すために差出人とSNSでやり取りするようになったへイリーは、やがて、彼が会社のシェアハウスに住むジョシュだったと知る。



ロマコメ(ラブコメ)。


以前に見たメグ・ライアンとトム・ハンクスの「ユー・ガット・メール」を思い出すような話。


86分と短く、気軽に見られる長さと内容だった。


(「ユー・ガット・メール」は119分ある)


へイリーにあまり好感が持てなかった。もう少し何とかならなかったものか。





あした晴れるか ★★★☆☆

1960日。90分。中平康監督。石原裕次郎。芦川いづみ。渡辺美佐子。杉山俊夫。東野英治郎。


カメラマンの三杉耕平は、新聞社の依頼で「東京探検」というテーマで東京の名所を撮影する。


アシスタントに付いた新聞社の宣伝部員・矢巻みはるとはいざこざが絶えないが、いつしか惹かれ合っていく。



ドタバタコメディ。最初はこれも石坂洋次郎原作かと思ったら違っていた。


男女4人が織りなすラブコメ的な展開が緩く楽しめて、楽しい映画だった。


石原裕次郎が公開当時26歳と若くて、スタイル抜群のイケメン。


まさにスターだと惚れ惚れするルックス。


芦川いづみもきれい。





熱海殺人事件  ★★★☆☆

1986日。117分。高橋和男監督。つかこうへい原作・脚本。仲代達矢。風間杜夫。志穂美悦子。竹田高利。高橋悦史。大滝秀治。


静岡県熱海市で殺人事件が起こる。


警視庁の二階堂伝兵衛部長刑事は、これを平凡な事件で不服だとして、事件と犯人の大山金太郎を犯罪史に残るものに仕立て上げようと荒唐無稽な方法で取り調べを進める。



舞台の映画化。舞台のファンからは不評だったそうだ。


悪くは無かったけど、傑作とも思えないので、舞台ファンの指摘は妥当かもしれない。


尤も、それを言うなら同じく つかこうへい の舞台を映画化して好評だったと言う「蒲田行進曲」も、大して良い映画とは思えなかった。


単に好みのせいなのか、あるいは私に見る目がないだけかもしれない。笑


その内、また見てみようと思う。


一方で、以前に見た同じく舞台の映画化である「上海バンスキング」は良かった。あれは つかこうへい とは無関係か。



役者は、主要どころはみんな良くてさすがだと思った。





憎いあンちくしょう  ★★★☆☆

1962日。104分。蔵原惟繕監督。石原裕次郎。浅丘ルリ子。芦川いづみ。小池朝雄。長門裕之。川地民夫。


人気タレントの北大作は、マネージャーで恋人の榊田典子と倦怠期を迎えていた。


そんなある時、恋人同士の純愛を信じる娘、井川美子と出会い、九州の阿蘇で暮らす彼女の恋人に中古のジープを届けて欲しいと頼まれる。


大作と典子はジープを駆って、東京から阿蘇へ旅を続ける。



青春もの。日本初のロードムービーともいわれる。


蔵原惟繕監督が浅丘ルリ子演じる榊田典子を主人公にした「典子3部作」の第1作。


第2作は「何か面白いことないか」(1963。監督、主演同じ)


第3作は「夜明けのうた」(1965。相手役は浜田光夫。ほかは同じ)


(以上の情報はwikiより)



裕次郎の映画は玉石混交だけど、その中でも本作は評価が高いそうだ。webで褒めている記事を見かけた。


あれだけたくさんあれば、玉石混合は仕方無いとは思う。昔はかなりハイペースで作っていたようだし。


個人的には、裕次郎も浅丘ルリ子も魅力に溢れていて良い映画だったと思うけど、他の映画に比べて特別優れているとまでは思わなかった。


その辺は各自の好みで良いんじゃないかと。


本作では浅丘ルリ子の出演シーンが多くて印象に残った。「榊田典子」というキャラが良いのかもしれない。


ただ、以前に「何か面白いことないか」も見たけど、そちらの印象はあまりなかった。


ストーリー的に裕次郎の方が主だったので。





バトルクリーク・ブロー  ★★★☆☆

1980米・英領香港。96分。ロバート・クローズ監督・脚本。ジャッキー・チェン。ホセ・フェラー。クリスチーネ・ド・ベルー。マコ。

1930年代のシカゴ。


チャイナタウンで暮らすジェリーは、父の小さな中華料理店を荒らしていた地元マフィアの荒くれ者を叩きのめしたせいでボスの目に留まる。


ボスのドミニチはジェリーの兄・ハーバートの許嫁を人質に取り、ボストンで開かれる格闘大会への出場を強要する。


ジャッキー・チェンのアメリカ映画初主演作品。


アメリカに活躍の舞台を移したジャッキー・チェンが大暴れして、面白そう・・だと思ったんだけど、ちょっとキワモノっぽい。


まだ、製作陣がジャッキーの活かし方を分かってなかった感じ。





夕陽の丘  ★★★☆☆

1964日。88分。松尾昭典監督。石原裕次郎。浅丘ルリ子。和田浩治。野呂圭介。中谷一郎。


ヤクザ者の篠原健次は兄貴分・森田の情婦・聖子と恋に落ちたせいで殺人を犯してしまう。


出所後に北海道へ向かった健次は、聖子とそっくりな娘・易子と出会う。



石原裕次郎は、ヤクザにしては根が善人に過ぎ、スケール感がヤクザに収まりきらないように見える。


よほど、キャラクター造形を工夫しないと似合わない。個人的な感想ですが。


昔の映画なので、ヤクザのイメージは今より大分良く描かれてはいるんだけど。良いヤクザもいる、的な。


映画自体は悪くない。普通に楽しめる。


しかし、日活のヤクザものは小林旭と宍戸錠の方が合っているかも。


日活のヤクザものは迫力や情念は無いけどカラッとしてる。





青春とはなんだ  ★★★★☆

1965日。101分。舛田利雄監督。石原慎太郎原作。石原裕次郎。十朱幸代。高城淳一。須賀不二男。三崎千恵子。桂小金治。天草四郎。


米国留学から帰国した野々村健介は、英語教師として田舎の高校に着任した。


不良グループや進学組、青春のエネルギーを持て余す生徒たちと、健介は全力で対峙していく。



この先生役、裕次郎によく似合うと思って見ていた。


気持ちの良いキャラクター。熱血先生ものの元祖みたいな映画だった。


単純だけど、スッキリする。


原作は兄・石原慎太郎が裕次郎をイメージして書いたそうだ。似合うわけだ。


テレビドラマ版もある。そちらは夏木陽介主演。





トゥー・ウィークス・ノーティス  ★★★★☆

2002米。101分。マーク・ローレンス監督・脚本。サンドラ・ブロック製作・主演。ヒュー・グラント。アリシア・ウィット。ダナ・アイヴィ。ヘザー・バーンズ。

(本人役)ドナルド・トランプ。ノラ・ジョーンズ。マイク・ピアッツァ。新庄剛志。


ルーシー・ケルソンは正義感の強い女性弁護士。


公民館の取り壊しを強行しようとする大手不動産会社・ウェイド社のCEOであるジョージ・ウェイドに直談判に行く。


ジョージはちょうど優秀な弁護士を探していたこともあって、ルーシーを気に入り公民館の取り壊しを条件に雇用契約を結ぶ。


性格や価値観の違いで衝突を繰り返す2人だったが、やがて惹かれ合っていく。



ロマコメ(ラブコメ)。


気楽に見られる楽しい映画。


ヒュー・グラントが魅力的。さすがロマコメの帝王。


サンドラ・ブロックは何でも出来る人だと思った。


顔立ちが日本の菅野美穂に似てる気がするのは私だけだろうか。





喧嘩太郎  ★★★★☆

1960日。87分。舛田利雄監督。源氏鶏太原作。石原裕次郎主演・主題歌。芦川いづみ。白木マリ。中原早苗。二谷英明。東野英治郎。三崎千恵子。


喧嘩っ早いことから「喧嘩太郎」と呼ばれる宇野太郎は、大学卒業後に「第百商事」に入社。


ある日、太郎はライバルの「東洋物産」の岩下社長がヤクザに絡まれていたところを助ける。そこで社長令嬢の秀子、美人警官の深沢雪江と知り合う。


この件が新聞に載ってしまったことから、太郎は「第百商事」の社長から敵状視察を命じられる。



「天下を取る」に続いて、源氏鶏太原作のサラリーマンもの。


石原裕次郎が若くてヤンチャな役柄。天真爛漫なスターといった雰囲気。


前にも書いたけど、抜群のスタイルで惚れ惚れする。


話は面白かった。軽妙なタッチで、「天下を取る」より更に良かった。


源氏鶏太は読んだことがないけど、サラリーマンものが有名で、昔よく売れていた。


芦川いづみ、東野英治郎も良かった。


姉さん女房的な恋人、上司&人生の先輩といった趣で裕次郎のヤンチャなキャラとよく合っていた。