【今回見た映画】
夏目アラタの結婚(2024日)
思い、思われ、ふり、ふられ(2020日)
カリフォルニア・ドールズ(1981米)
かぐや姫の物語(2013日)
パニック・フライト(2005米)
グランメゾン・パリ(2024日)
黒蜥蜴(1968日)
七福星(しちふくせい・1985英領香港)
はい、泳げません(2022日)
明日は明日の風が吹く(1958日)
夏目アラタの結婚 ★★★★☆
2024日。120分。堤幸彦監督。乃木坂太郎原作。柳楽優弥。黒島結菜。中川大志。丸山礼。立川志らく。福士誠治。今野浩喜。平岡祐太。藤間爽子。佐藤二朗。市村正親。
児童相談員の夏目アラタは、「品川ピエロ」の異名を持つ死刑囚・品川真珠に面会する。
被害者の遺児から頼まれ、まだ発見されていない首を探すためだった。
アラタは情報を引き出すために真珠に結婚を申し込む。
毎日1回20分だけ許される面会の中で、真珠のコロコロと変わる言動にアラタは翻弄されながら真実に近づいていく。
原作マンガは少し読んだ。
真珠が拘置所の中にいて、20分の面会をするだけでアラタをはじめ弁護士や周りを翻弄するというのが面白い。
アラタと真珠の知恵比べは見応えがあった。
知恵を絞っているところはアラタ側だけしか出てこないので、真珠の真意はなかなか分からないんだけど。
柳楽優弥が良かった。この人はルックスも声も良いし、演技も上手だと思う。
黒島結菜はこんな役をやるんだとちょっと驚いた。
思い、思われ、ふり、ふられ ★★★☆☆
2020日。124分。三木孝浩監督・脚本(共同)。咲坂伊緒原作。浜辺美波。北村匠海。福本莉子。赤楚衛二。上村海成。三船海斗。古川雄輝。戸田菜穂。
明るくて社交的な朱里と、内向的でな由奈は、同じマンションに住み同じ高校に通う親友同士だった。
朱里には血のつながらない弟・理央がいる。
由奈は理央に片思いしていた。
理央は、お互いの親が再婚する前から密かに朱里を想い続けていた。
ラブコメ。
良い話だった。
ただ、台詞が今一つ。そのせいで、時々冷めてしまうところがあった。
話も役者も良いのに、ちょっともったいない。
カリフォルニア・ドールズ ★★★☆☆
1981米。113分。ロバート・アルドリッチ監督。ピーター・フォーク。ローレン・ランドン。バート・ヤング。
ハリー・シアーズは、女子プロレスのモリーとアイリスによるタッグチーム、「カリフォルニア・ドールズ」のマネージャー。
3人で各地を転戦し、有名になるチャンスを狙っている。
主演は「刑事コロンボ」のピーター・フォーク。
他の作品ではあまり見たことがない。その辺、日本の渥美清と似てるかも。
映画はプロレスの魅力と3人の野心、ロードムービーの要素も少し。
映画ではあまり見ない題材で、新鮮だった。
かぐや姫の物語 ★★★★☆
2013日。137分。高畑勲監督・脚本(共同)。久石譲音楽。朝倉あき。高良健吾。地井武男。宮本信子。
昔、山里に竹を取って暮らす翁と媼がいた。
早春のある日、翁は光り輝くタケノコの中から小さな姫を見つけ、「天からの授かりもの」として大切に育てる。
やがて、美しく成長した姫の評判を知った身分の高い貴族たちが求婚する。
アニメ。独特な絵が良かった。
これまで読んだ昔話とはイメージの違うかぐや姫だった。とてもお転婆で、人間味があって。
求婚者へ課題を出す等の、かぐや姫側の苦悩って昔話ではこんなに書かれてなかった気がする。
そんなかぐや姫に感情移入した後だけに、月の迎えで衣を着せられ、地上の記憶を失くした後の姿が悲しい。
人の手ではどうにもならない運命を思って、涙が出た。
パニック・フライト ★★★☆☆
2005米。85分。ウェス・クレイヴン監督。レイチェル・マクアダムス。キリアン・マーフィ。
ホテルのベテランフロント従業員のリサは、深夜の飛行機に搭乗。
空港でチェックイン時に知り合ったリップナーという男性と隣同士になる。
リップナーは、自分は暗殺グループの一員でありリサの父親の命と引き換えに政府高官が泊まる部屋を変更するようにリサを脅迫する。
ほぼワンシチュエーションサスペンスと言う感じで、飛行機の中で話が進む。
ハッキリした証拠はないけど、不安と緊迫感がある。
レイチェル・マクアダムスがきれいだった。
グランメゾン・パリ ★★★☆☆
2024日。117分。塚原あゆ子監督。木村拓哉。鈴木京香。オク・テギョン(2PM)。正門良規(Aぇ! group)。玉森裕太(Kis-My-Ft2)。寛一郎。吉谷彩子。中村アン。窪田正孝。冨永愛。及川光博。沢村一樹。
天才シェフ・尾花夏樹は早見倫子、相沢瓶人、京野陸太郎ら仲間たちと共にフランス・パリでアジア人初となるミシュラン三つ星を目指して奮闘していた。
しかし、異国で満足のいく食材を手に入れることは難しく、苦戦していた。
そんな中、尾花は店舗の立ち退き要請を受けたことからかつての師と「次のミシュランで三つ星を獲れなければ、店を辞めフランスから出ていく」という約束をしてしまう。
連続ドラマ(グランメゾン★東京)は毎回見ていた。
映画では舞台がパリに移り、豪華になって話も面白かった。
ただ、さすがに繰り返し感…とまではいかないけど、スペシャルドラマも含めてもうお腹いっぱい。
個人的にはスペシャルドラマまでで、もういいかなと思った。
もちろん、本作がもし単品で、初めて見たとしたらすごい映画だと見入ってしまったと思う。
主演の木村拓哉をはじめ、連続ドラマからお馴染みのキャラは皆良かった。今度は新しい別の作品で活躍するところを見たい。
黒蜥蜴 ★★★☆☆
1968日。87分。深作欣二監督。江戸川乱歩原作。美輪明宏。木村功。川津祐介。松岡きっこ。丹波哲郎。三島由紀夫。
江戸川乱歩の原作を三島由紀夫が戯曲化、それをもとに深作欣二が映画化。
世界的宝石商・岩瀬は、女賊・黒蜥蜴が予告した娘早苗の誘拐と、時価一億円のダイヤ「エジプトの星」の強奪に怯え、名探偵明智小五郎に警護を依頼する。
一度は早苗の誘拐を防いだ明智だったが、その後誘拐されてしまう。
黒蜥蜴は早苗の美しさに魅せられ、人間剥製のコレクションに加えようとする。
明智はいつしか黒蜥蜴に魅せられていた。やがて、警官隊とともに黒蜥蜴を追い詰めるが…。
美輪明宏が当然のように女性の役(緑川夫人=黒蜥蜴)を演じている。耽美な映画。
美輪明宏は出ずっぱりで、アップも多い。
当時のことはよく知らないけど、そんな需要がある人だったのか。
個人的には特別面白くもなかったが、本作は何度も舞台、映像化されているそうだ。
一定のファンが付く作品なのかも。
七福星 ★★★☆☆
1985英領香港。90分。サモ・ハン・キンポー監督・主演。リチャード・ン。エリック・ツァン。フォン・ツイファン。チャールス・チン。ジャッキー・チェン。ユン・ピョウ。
「五福星」「香港発活劇エクスプレス 大福星」に続く、サモ・ハン・キンポー監督の「福星」シリーズ第3作。
キッドたち5人組はタイのパタヤ・ビーチでバカンスを楽しんでいた。
一方、刑事のマッスルとリッキーは暗殺グループの標的と思われる女優のワンを5人組に匿ってもらうことにする。
警察、5人組と暗殺グループの戦いが始まった。
コメディ。ドタバタアクション。
前2作と同様に楽しい映画。
本作では珍しく、ジャッキー・チェンが戦いに負けて終わる。
wikiを見ると、当時のジャッキーは物凄い人気でハードスケジュールだったため、充分な出演時間が取れず途中退出になった模様。
はい、泳げません ★★★☆☆
2022日。113分。渡辺謙作監督・脚本。高橋秀実原作。長谷川博己。綾瀬はるか。伊佐山ひろ子。広岡由里子。占部房子。小林薫。阿部純子。麻生久美子。
大学教授の小鳥遊(たかなし)は息子を水難事故で失って以来、水恐怖症だった。
そんな小鳥遊はひょんなことから水泳教室へ通うことになり、水の中の方が生きやすいという風変わりで熱心な水泳コーチの薄原静香や教室の仲間との交流を通じて徐々にトラウマに向き合い、立ち直っていく。
原作は未読。
公開当時、興業的に振るわないというニュースをテレビで見た。早々と上映終了になったとか。
言うほど悪いとは思わなかった。ただ、地味かも。
よっぽどのファンでなければ、テレビやサブスク待ちになってしまう気がする。
デートで見るような映画でもないし。
綾瀬はるかの水着が売りだったのかもしれないけど。
明日は明日の風が吹く ★★★☆☆
1958日。114分。井上梅次監督。石原裕次郎。北原三枝。浅丘ルリ子。金子信雄。青山恭二。浜村美智子。大坂志郎。
松文字組の松山大三組長を殺害して服役していた巴組の親分・平戸寅次郎が18年振りに出所してくると、世の中はすっかり変わっていた。
大三親分の遺児達はそれぞれの道を歩み、次男の健次はサラリーマンになっていた。
しかし、健次はふとしたことから難波組の幹部達と大乱闘を起こして首になり、ヤクザの世界に入る。
裕次郎のヤクザもの。
さわやかな、と付けたくなるような、青春ものみたいな雰囲気があった。前半は。
後半でようやくヤクザものらしくなってきたけど、それでも東映の健さんあたりと比べるとどこか軽やかでカラッとしてる。
これも個性だと思う。
裕次郎が若くてやせている。スタイルの良さが際立つ。
北原三枝とのやり取りが、姉とやんちゃな弟みたいだ。