【今回見た映画】

ポンヌフの恋人(1991仏)

刑事物語(1982日)

遺書、公開。(2025日)
エクスペンダブル・レディズ(2014米)
女は二度生まれる(1961日)

ザ・ビースト(2019米)

エイリアン:ロムルス(2024米)
悪魔を憐れむ歌(1998米)
ワイルド7(2011日)
NERVE/ナーヴ 世界で一番危険なゲーム(2016米)




ポンヌフの恋人 ★★★☆☆
1991仏。125分。レオス・カラックス監督・脚本。ドニ・ラヴァン。ジュリエット・ビノシュ。クラウス=ミヒャエル・グリューバー。マリー・トランティニャン。

パリで最も古く美しいポンヌフ橋のたもとで暮らすホームレスの青年・アレックス。

ある日、失恋の痛手と失明の危機から家出した空軍大佐の娘で画学生のミシュルが自分の寝床で眠り込んでいるところを見つける。

二人は橋の上での生活を始め、次第に惹かれ合っていく。


レオス・カラックス監督の「アレックス三部作」三作目。

あとの2作は未視聴。

「ボーイ・ミーツ・ガール」(1983)
「汚れた血」(1986)
「ポンヌフの恋人」(1991)

いずれもドニ・ラヴァン演じるアレックスが主人公。

ストーリーは独立している。


本作に戻って。

タイトルから、ラブコメ(ロマコメ)かと思って見始めたんだけど、コメディ要素はなかった。

シリアスな雰囲気で、キャラはエキセントリックなところもある。

映像がきれいだった。

ゆったりと時間を取って見たい映画。 

内容的に、広い層には刺さらないと思う。




刑事物語 ★★★☆☆
1982日。112分。渡邊祐介監督。片山蒼(武田鉄矢のペンネーム)原作。渡邊祐介、武田鉄矢脚本(共同)。
武田鉄矢。有賀久代。仲谷昇。小林昭二。樹木希林。初井言栄。室井滋。西田敏行。田中邦衛。

長髪に膝の抜けたズボン、一見刑事には見えないが実は蟷螂拳の名手という異色刑事と聾唖者の娘の人間的な絆を通して、男のやさしさを描く。

片山元は、長髪に膝の抜けたズボンと一見刑事に見えない風貌をしている。実は蟷螂拳の使い手。

捜査でソープランドで働く聾唖(ろうあ)者の女性・ひさ子と出会い、自分のアパートに引き取る。

ひさ子はクリーニング屋で働き始める。

しかし、そのクリーニング屋は裏で売春組織の元締めをしていた。ある時、ひさ子が連れ去られてしまう。


武田鉄矢がハンガーをヌンチャクのように使うアクションシーンが有名。

一度見てみたいと思って見てみた。

アクションシーンは良かった。

ストーリーは結構無茶苦茶だ。




遺書、公開。  ★★★☆☆
2025日。119分。英勉監督。陽東太郎原作。鈴木おさむ脚本。吉野北人。宮世琉弥。志田彩良。松井湊(IMP.)。高石あかり。堀未央奈。忍成修吾。

私立灰嶺学園2年D組の生徒たち全員に、担任教師も含めた「序列」を記したメールが届いた。

半年後、序列1位の姫山椿が自殺する事件が起こる。

葬儀の翌日、クラス全員に彼女からの遺書が届く。

真相を探るために生徒たちは自分に届いた遺書を公開し合う。

その結果、いじめ、裏切り、嫉妬などクラスメイトたちの隠された顔が暴かれる。


原作マンガは未読。

先日見た「暗黒女子(2017日。耶雲哉治監督。飯豊まりえ他)」を思い出した。

話は似てないんだけど、学校を舞台にした謎解きという点が共通してる。

こういう映画やドラマは時々見かける。好む人がいるんだろう。

アイデアさえあれば、作りやすいのかもしれない。

シチュエーション・コメディならぬシチュエーション・ミステリとでも言うか、ずっと教室の中で話が進むからお金もそんなにかからないだろうし。

個人的には、学園ものならラブコメ(ロマコメ)の方が好きだけど。



エクスペンダブル・レディズ ★★★☆☆
2014米。89分。クリストファー・レイ監督。


クリスタナ・ローケン。ブリジット・ニールセン。ゾーイ・ベル。ヴィヴィカ・A・フォックス。シンシア・ロスロック。ニコール・ビルダーバック。

アメリカ合衆国大統領の娘エリーズがカザフスタンでテロ組織に誘拐される。

女ボスのウルリーカは極端な男嫌いで、弱い女も近くに寄せ付けない。

CIAは、元特殊部隊や狙撃兵で、現在は重犯罪で服役中の女たちを集め、恩赦と引き換えに救出部隊を結成する。


本作にシルヴェスター・スタローンは関わっていない。

タイトルから、プロデュースくらいしてるのかと思ったけど、wikiに記載はなかった。

検索してみたら、公式のスピンオフではないそうだ。

「ヒット作の便乗映画(モックバスター)で有名なアサイラム(The Asylum)社が制作したB級アクション映画です」

ということだった。

また、「あえて関係を探せば」と断って出てきたのが、

・女ボス・ウルリーカを演じるブリジット・ニールセンはスタローンの元奥さん。

・女性版のスピンオフは公式でも企画中で、便乗映画が先に出てしまった。

本当に、「あえて」だ。笑


映画自体は、見るからにB級。だけど、結構面白かった。

話は単純で分かりやすく、勧善懲悪で、途中は失敗したりスリルがあって、ハッピーエンド。

難しいことは考えずに楽しめる映画だった。




女は二度生まれる ★★★☆☆
1961日。99分。川島雄三監督・脚本。富田常雄原作「小えん日記」。若尾文子。藤巻潤。山村聡。中条静夫。フランキー堺。
靖国神社の近くにある花街で、芸者の小えんは男相手の商売を続けている。

小えんは銭湯への行き帰りに出会う大学生の牧にほのかな恋心を寄せる。

遊び人の矢島と箱根に行った帰りに小えんは牧と初めて話をする。


昔の花街の風情。

天真爛漫な芸者の小えん。若尾文子がきれいで魅力的。




ザ・ビースト ★★★☆☆
2019米。97分。ニコラス・パウエル監督。ニコラス・ケイジ。ファムケ・ヤンセン。ケビン・デュランド。マイケル・インペリオリ。ラモニカ・ガレット。

ホワイト・ジャガーを捕獲した猛獣ハンター・フランク。その後、彼は貨物船に乗り込みプエルトリコに向かうが、途中船倉に収監されていた殺人犯・ラフラーが脱走し、捕獲していた猛獣たちが暴れ出す。

猛獣ハンターのフランクは、ブラジルのジャングルでホワイトジャガーを捕獲。プエルトリコへの船に乗り帰還する。

しかし、船倉の独房に収監中だった殺人鬼ラフラーが監視員を殺害して脱走。

ホワイトジャガーやアナコンダの檻も破壊されてしまい、船内はパニックに陥る。

フランクは女医のエレンとともにラフラーとの戦いに挑む。


B級アクション。

大作ではないけど、1時間半きちんと楽しませてくれる映画。




エイリアン:ロムルス ★★★☆☆
2024米。119分。フェデ・アルバレス監督・脚本(共同)。リドリー・スコット製作(共同)。ケイリー・スピーニー。デヴィッド・ジョンソン。アーチー・ルノー。イザベラ・メルセード。スパイク・ファーン。アイリーン・ウー。

劣悪な環境の植民惑星で働くレイン・キャラダインは元恋人のタイラーと仲間達6人で脱出する。

今では廃墟となっている宇宙ステーション「ロムルス」を発見して着陸したところ、そこには人間に寄生して異常な速さで進化する生命体・エイリアンが待ち受けていた。


「エイリアン」と「エイリアン2」の間を舞台にした話。

これまで、シリーズ5作(1~4、コヴェナント)を見てきた。

特に「2」は面白かった。

「3」以降の評判は「2」に及ばなかったけど、個人的には「3」以降も悪くなかった。

そして、久しぶりに見たシリーズ作。

評判は悪くないようで、個人的にも悪くないと思った。

しかし、新しい刺激はなかった。

単体で見たら良い映画だと思うけど、これまでの焼き直しみたいに思えてしまった。

完全に個人の感想ですが。

シリーズものって難しい。




悪魔を憐れむ歌 ★★★☆☆
1998米。123分。グレゴリー・ホブリット監督。デンゼル・ワシントン。ジョン・グッドマン。ドナルド・サザーランド。エンベス・デイヴィッツ。


敏腕刑事のジョン・ホブズは、自身が逮捕した連続殺人犯、エドガー・リースの死刑執行に立ち会う。

リースは、ホブスに「必ず戻る」という捨て台詞を吐いていた。

数日後、リースの犯行を模した連続殺人が発生。

やがて、ホブスは一連の凶行がアザゼルという人間に憑依する悪魔の仕業であり、憑依していたリースが死んだため、野に放たれたことを突き止める。


ローリング・ストーンズ「タイム・イズ・オン・マイ・サイド」「悪魔を憐れむ歌」を題材とした映画。

刑事ものだと思って見ていたら、ホラーだった。

オカルト的な犯人で、こうなると理屈ではなく戦いようもないというか。

期待とは大分違う映画だった。




ワイルド7  ★★★☆☆
2011日。109分。羽住英一郎監督。望月三起也原作。瑛太。椎名桔平。丸山隆平。阿部力。宇梶剛士。平山祐介。松本実。要潤。本仮屋ユイカ。中原丈雄。吉田鋼太郎。深田恭子。中井貴一。


裏社会の犯罪者を集めて結成された警視庁の超法規的組織「ワイルド7」。

運転や武器の操作等の特殊スキルを持つ彼らは凶悪犯を裁いていく。


原作マンガは未読。

映画は2011年だけど、原作は1969年に連載開始している。

相当古いマンガで、タイトルは知らなかった。

検索して色々と読んでいたら、固定ファンが熱狂的に支持した作品だとか。

映画は原作よりマイルドになり一般層を狙った仕上がりだそうだけど、映画だけ見た感想としてはこちらも十分に固定層狙いに見えた。

暴力描写は激しめ。ストーリーはベタというか、クサい。

世界観が気に入る人ならという感じ。

原作ファンには残念ながら評判が良くなかったみたいで、ラストでは続編を匂わせていたけど結局作られていない。仕方ないところかと。

本筋とは関係ないけど、主題歌がL'Arc~en~Cielだった。懐かしい。


wikiを見たら、本作の他にテレビドラマ、アニメ、OVAが作られていた。

また、連載や書き下ろしは断続的に続いていたようで、最後は2012年になっていた。相当な人気作品だったみたいだ。




NERVE/ナーヴ 世界で一番危険なゲーム ★★★
2016米。96分。
ヘンリー・ジュースト、アリエル・シュルマン監督。エマ・ロバーツ。デイヴ・フランコ。エミリー・ミード。ジュリエット・ルイス。


奥手な女子高生・ヴィーは“NERVE/ナーヴ”という多人数参加型オンラインゲームに参戦する。

それは参加者からの指令をクリアすると賞金をゲットできるというものだった。

彼女は同じく挑戦者のイアンとコンビを組み、人気プレイヤーになる。

しかし、指令は次第に過激になっていく。途中棄権は禁止。ヴィーは追い詰められる。


アイデアにさほど目新しさは感じなかったけど、ここまでの作品に仕上げてしまうのはさすがハリウッドだと思った。

映像はきれいで、テンポも良くて楽しめる。






【今回見た映画】

フェリーニのアマルコルド(1973伊・仏)
パラダイス・キス(2011日)
仕掛人・藤枝梅安(2023/2/3日)
仕掛人・藤枝梅安2(2023/4/7日)
映画 ふしぎ駄菓子屋 銭天堂(2024日)

言えない秘密(2024日)
君の過ち:ロンドン編(2026英)
宝島(2025日)
藁の楯(2013日)
BLEACHブリーチ(2018日)




フェリーニのアマルコルド ★★★☆☆
1973伊・仏。124分。フェデリコ・フェリーニ監督・脚本(共同)。ニーノ・ロータ音楽。ブルーノ・ザニン。マガリ・ノエル。プペラ・マッジオ。アルマンド・ブランチャ。

1930年代。イタリア北部の港町リミニで暮らす少年・チッタは、学校の友人たちといたずらに明け暮れている。

年上の女性グラディスカに恋をするけど相手にされない。

そんな町にもファシズムの足音が忍び寄り、チッタの周囲では様々なことが起こる。

そうして、忘れられない1年を過ごしたチッタは大人への階段を登りはじめる。


フェリーニ監督の自伝的な映画。

第47回アカデミー賞外国語映画賞を受賞。


ムッソリーニの巨大な肖像の扱いとか、批判や皮肉は感じられるけど、政治的な描写は控えめ。

重苦しい雰囲気の漂う時代だったと思うけど、当時の暮らしが軽やかに、笑いも交えて明るく描かれている。

南の国の太陽って、それだけで人の心を明るくすると思う。

同じ話でも、イギリスとか北の国が舞台だったら空はどんより曇って、それだけで暗い気分になったんじゃないか。


本作はストーリーよりもディテールを楽しむ映画だと思える。

以前に見た「気狂いピエロ」もそんな感じだった。




パラダイス・キス ★★★☆☆
2011日。116分。新城毅彦監督。矢沢あい原作。北川景子。向井理。山本裕典。五十嵐隼士。大政絢。賀来賢人。加藤夏希。

進学校で、学校と塾と家を往復するだけの退屈な日々を過ごす早坂紫は、ある時服飾専門学校生のジョージに学園祭のモデルに誘われる。

最初はあまりやる気のないまま参加した紫だったが、メンバーたちと取り組むうちに、真剣に取り組むようになっていく。


原作は、「NANA」が流行っている頃に一緒に読んだと思う。

映画化は見過ごしていたので、初めて見た。

北川景子がきれい。向井理がイケメン。目の保養になる映画だった。





仕掛人・藤枝梅安 ★★★☆☆
2023/2/3日。134分。河毛俊作監督。池波正太郎原作。豊川悦司。片岡愛之助。菅野美穂。小野了。高畑淳子。小林薫。早乙女太一。柳葉敏郎。天海祐希。一ノ瀬颯。椎名桔平。佐藤浩市。

江戸時代。品川台町で貴賎の別なく治療する評判の名医・藤枝梅安には金で殺しを請け負う仕掛人という裏の顔があった。

ある依頼で仕掛け(殺し)の標的となった料理屋の女房・おみのは、

梅安の忌まわしい過去を思い出させる因縁の相手だった。


原作は未読。作者の本は何冊か読んだ程度。

テレビドラマで有名な「鬼平犯科帳」「剣客商売」のシリーズを1、2冊と、美食エッセイを少し。

wikiによると、本シリーズは作者死去のため未完となっている。

同じ原作で、テレビドラマ「必殺仕掛人」(1972年。必殺シリーズの第1作)が作られている。

(必殺シリーズ第2作「必殺仕置人」(1973年)以降はほぼオリジナルストーリー。)

映画は本作の他、1981年に降旗康男監督・萬屋錦之介主演「仕掛人梅安」として映画化されている。こちらは未視聴。

テレビドラマの必殺シリーズは時々見ていた。

長く続いていたので、どれを見たのかは覚えていないけど。

本作は、役者は違うけどシリーズの雰囲気は感じられた。

話は分かりやすい。キャラも立ってる。

前後編のようなので、いいところで「続く!」となっているのかと思ったら、本作のエピソードはきちんと畳んでいた。

観客への配慮が行き届いた、親切設計だと思う。


話は変わって、豊川悦司って時代劇に合わない気がするんだけど、そんな風に思うのは私だけだろうか。

(AIには思い切り否定されました)




仕掛人・藤枝梅安2 ★★★☆☆
2023/4/7日。119分。河毛俊作監督。池波正太郎原作。豊川悦司。片岡愛之助。菅野美穂。小野了。高畑淳子。小林薫。早乙女太一。柳葉敏郎。天海祐希。一ノ瀬颯。椎名桔平。佐藤浩市。


梅安は、相棒である楊枝削り職人の彦次郎と京都へ向かっていた。

道中で2人は彦次郎の愛する妻と子を死に追いやった仇と巡り合う。

梅安と彦次郎は、それぞれの過去と向き合い、精算しようとする。


前後編かと思ったら、話は独立していた。

どちらを先に見ても、片方だけ見ても問題なく楽しめる。

繰り返しになってしまうけど、親切設計だと思う。




映画 ふしぎ駄菓子屋 銭天堂 ★★★☆☆
2024日。103分。中田秀夫監督。廣嶋玲子原作。天海祐希。大橋和也。伊原六花。平澤宏々路。伊礼姫奈。白山乃愛。番家天嵩。今濱夕輝乃。山本未來。渡邊圭祐。田中里衣。じろう(シソンヌ)。上白石萌音。


新米教師の等々力小太郎は、子供たちから店主・紅子が選ぶ駄菓子を食べれば願いがかなう不思議な駄菓子屋・「銭天堂」の噂を聞く。

やがて、銭天堂の駄菓子を買った人たちの様子がおかしくなる。小太郎が片思いする雑誌編集者・相田陽子も暴走してしまう。

実は、それはもう一軒の駄菓子屋「たたりめ堂」のせいだった。

小太郎は紅子とともに「たたりめ堂」の店主・よどみを追う。


ファンタジー。

原作についてwikiを見たところ

第3回(2022年)「小学生がえらぶ!“こどもの本”総選挙」第1位。 

 2024年6月時点でシリーズ累計発行部数は国内で450万部、全世界で850万部を突破している。

すごい本だった。


映画は天海祐希が良かった。インパクトがあって、キャラが立ってる。

「たたりめ堂」の上白石萌音も。





言えない秘密 ★★★☆☆
2024日。114分。河合勇人監督。京本大我。古川琴音。横田真悠。三浦獠太。坂口涼太郎。皆川猿時。西田尚美。尾美としのり。


トラウマを抱えてピアノが弾けなくなってしまった音大生の樋口湊人は、取り壊し予定の旧講義棟の演奏室でピアノを弾く内藤雪乃と出会う。

2人はお互いに惹かれていく。湊人はもう一度ピアノに向き合えるようになる。

しかし、雪乃は湊人に言えない秘密を抱えていた。ある日突然、雪乃は湊人の前から姿を消してしまう。


台湾映画のリメイク。

台湾映画のリメイク作品を見るのは「あの頃、君を追いかけた」以来。

「あの頃、~」は台湾版が抜群に良かったけど、日本版もなかなかだった。

そういえば、韓国版も製作するって記事を読んだけど、まだ見てなかった。

「あの夏、僕たちが好きだったソナへ」というタイトルになっているそうだ。

サブスクに入るかテレビで放送したら見よう。期待。


本作に戻って。

楽しい映画だった。

ピアノバトルのノリが台湾映画っぽい。

台湾版は見てないけど、邦画の雰囲気とは違うはず。

このエピソードは、台湾版だとたぶん違和感がないだろうと思う。

本作だと少々浮いてる気がする。


後半では突然、タイムトラベルネタをぶっ込んで来ている。

まさに“ぶっ込んだ”感じで、ちょっと唐突すぎる。

総じて、ストーリーはいいのに演出が時々チグハグになっている気がした。


ヒロインは古川琴音。

好きな俳優だけど、この映画には正直似合わないと思った。

演技は良かったけど。

この映画は、下手でもいいからアイドルとかを持ってきた方が合うかも。

でも、下手な人だと最後の一人芝居のところが辛いか。

もう一人の幼馴染み?みたいな子もヒロイン向きではない感じだった。これは余計なお世話か。

あくまで一視聴者の個人的な感想です。


不満ばかり書いてしまったけど、これはいわゆる「はまると悪口が出る」状態で、結構楽しく見ていた。

そして、最後は泣けた。(泣けたんかい)

あと、最後は「やっぱりこの役は古川琴音がいい」と感想が変わった。

手のひら返しだけど。(笑)


ロケ地の大学は、wikiによると静岡県立大学。きれいなキャンパスだった。




君の過ち:ロンドン編 ★★★☆☆
2026英。123分。シャーロット・ファスラー監督。メルセデス・ロン原作。アシャ・バンクス。マシュー・ブルーム。イブ・マックリン。レイ・フィアロン。エンバ・ルイス。

スペイン映画「俺の過ち」「君の過ち」「私たちの過ち」3部作の英語版リメイク第2作。

前作「俺の過ち:ロンドン編」(未視聴)で、義理の兄妹であるニックとノアは結ばれる。

本作で、ノアはオックスフォード大学へ進学。

ニックはロンドンに残って父親の会社で働くことになり、2人は遠距離恋愛となる。


原作はアルゼンチン生まれのスペイン人作家メルセデス・ロン(Mercedes Ron)による小説『Culpables』三部作で、世界的なベストセラー。


ラブロマンス。コメディ要素はあまりない。

義理とはいえ禁断の愛ということで、2人は秘密にしている。

そこへ様々な試練が襲いかかる。

昔読んだあだち充のマンガを思い出した。

言葉や表現は日本のマンガや映画より直接的だ。

イギリス人(スペインかも)と日本人の感覚は大分違っていそう。


他にも、レース対決があったりストーリーは盛り沢山。

テンポも良いし、魅力はあるけど、細かい感覚が全然違うから日本ではそんなにヒットしないだろうと思う。

例えば韓国でリメイクしたら日本でも当たりそうな気がする。


あと、ストーリーには関係ないけど登場人物がイギリスらしくない。

いわゆる金髪碧眼の人は皆無。

原作に則ってスペイン人らしい人をわざわざ集めたのか、それともポリコレとかが影響してるのか。

そういえば、移民で人口構成が大分変わってるらしいから今のイギリスってこういう感じの人が多数派になったのか。

20:23年から、男の子の名前で一番多いのは「Muhammad」って記事を以前に読んだ。

(2022年までは「Noah」とか「Oliver

でもこれだとスペイン系は関係ないか。もう少し色んな記事を漁ってみようと思います。笑




宝島  ★★★★☆
2025日。191分。大友啓史監督・脚本(共同)。真藤順丈原作。妻夫木聡。広瀬すず。窪田正孝。中村蒼。瀧内公美。尚玄。ピエール瀧。塚本晋也。永山瑛太。

1952年。終戦後の沖縄で、米軍基地の物資を盗み住民へ分け与えていた孤児の4人組「沖縄アギヤー」のリーダー・オンが突然姿を消した。

メンバーで親友のグスクは刑事になった。

オンの弟・レイはテロリストに、片想いしていたヤマコは教師になり、オンの行方を探しつつそれぞれの人生を生きていく。


原作は未読。第160回(2018年下半期)直木三十五賞受賞作品。

「るろうに剣心」シリーズ(実写版。佐藤健主演)の監督ということで、期待して見た。

期待を裏切らない、良い映画だった。

ストーリーは面白くて、キャラも立っていた。設定や舞台にも惹きつけられた。

唯一、惜しいのは長すぎるところ。191分もある。

これだけ長いと、ヒットの阻害要因にしかならないと思う。

大きなプロジェクトだろうから、監督というよりはプロデューサーとかスポンサーとかを含めた全体の判断なんだろうけど、個人的には何か対策はなかったのかともったいない気がした。

前後編に分けるとか。少し削るとか。

見ていて、全てのシーンが絶対に削れないとまでは思わなかったし。

最近では国宝が175分もあるのに大ヒットしたけど、あれはあくまで例外だと思う。

ここまで書いて思ったけど、あるいは映画館よりサブスクで見る前提で作っているのかもしれない。

サブスクなら長くても好きな時に休憩出来るし。

実際、私もサブスク(アマゾンプライム)で見た。

個人的に、映画は本当は映画館で見るべきものだと思っていて、それが無理ならせめて途中で中断せずに出来るだけ一気に見ようと思っている。

今どき、そんな考えは古いかもしれないけど。

でも、本作はさすがに休憩を挟んだ。


Wikiを見たら、本作の興行収入は25億円もあった。

やはり、内容は面白いからそれだけの人が映画館に行ったんだろう。


見ているうちに、岩井俊二監督の「スワロウテイル」(1996年。Chara、三上博史他)を思い出してしまった。

「スワロウテイル」は大好きな映画で、本作と内容は似てないんだけど、雰囲気に共通するところがあると思う。


検索してみたら、同じような感想をSNSに書き込んでる人がいるとか。

多くはないみたいだけど、それは「スワロウテイル」が30年も前の映画で、最近は話題になることもないからだろう。




藁の楯  ★★★☆☆
2013日。125分。三池崇史監督。木内一裕原作。大沢たかお。松嶋菜々子。岸谷五朗。伊武雅刀。永山絢斗。余貴美子。藤原竜也。山崎努。

元経団連会長で経済界の重鎮・蜷川隆興の孫娘が清丸国秀という男によって殺された。

蜷川は、逃亡中の清丸を殺した者には10億円の懸賞金を出すと表明。

仲間に殺されそうになった清丸は警察に出頭するが、護送中の警官や病院の看護師らに次々と襲われる。


原作者は「ビー・バップ・ハイスクール」を描いていた人だとか。

マンガの時はひらがな表記だった。(木内一裕→きうちかずひろ)

当時、クラスで貸してもらって読んだ。懐かしい。

仲村トオルと中山美穂で映画にもなっていた。


本作はキャッチーな設定で、想像する余地もあって引きつけられた。

実際に10億の懸賞金が出たら、自分だったら人を殺す気になるだろうかと考えてしまった。

殺そうとする人はゼロじゃないと思う。

この映画みたいなことにはさすがにならないと思うけど。

実行しようとする人はもっと少ない気がする。

実行したとして、成功するのかどうか。一般市民では難しいだろう。

未遂なら10億円は手に入らない。ハードルはかなり高い。

映画でもあったけど、警官や看護師ならあるいは。

でもこういう人たちは実行しようなんて思わないで欲しいけど。


仮に殺せたとして、逃げ切るのは難しそうだ。

逮捕されるとして、何年の懲役になるのか。10億もらったって、牢屋を出られなければしょうがない。

試しに「お金目的で殺人  刑期」と検索してみたら、無期懲役または死刑だと出てきた。

金銭目的の殺人に対する量刑は極めて重いとあった。

実際の犯行ではもっと色んな要素が入るだろうから、判決も変わってくるかもしれない。

例えば、「突発的な殺人  刑期」で検索してみたら量刑相場は5年から15年と出た。

目の前に清丸国秀がいて、思わず…ってことなら計画性はないと判断されるか。

個々のケースで振れ幅は大きそうだ。

ただ、犯行のデメリットはとても大きいとは言える。

まあ、犯行に及ぶ人はこんな風に色々と考える前に動いてしまうんだろうけど。


清丸を演じる藤原竜也のクズっぷりが良かった。

護送する警官が、こんな人間を守るのかと責められるシーンがある。

私も、守る価値があるのかと考えてしまった。




BLEACHブリーチ ★★★☆☆
2018日。108分。佐藤信介監督。久保帯人原作。福士蒼汰。杉咲花。吉沢亮。真野恵里菜。小柳友。田辺誠一。早乙女太一。MIYAVI。長澤まさみ。江口洋介。

霊が見える少年・黒崎一護は人の魂を喰らう巨大な悪霊・「虚(ホロウ)」に襲われる。

死神・朽木ルキアから力を譲り受けた一護は死神代行となって「虚」と戦う。

原作は昔、Kindleで3巻くらいまで無料になっていた時に読んだ。あまり面白くなかった。

なので、映画はそれほど期待せずに見た。

出だしはすごく面白かった。

失礼ながら、あのマンガがこんなに面白くなるのかと思った。

しかし、冒頭部が終わった辺りからつまらなくなった。

アイデアもないし、話が単調すぎる。

そういえば、マンガを読んだときもそう思ったんだった。

原作を超えるのは難しいか。

と、いうのが個人的な感想だけど、大ヒットしたマンガだから面白いと思う人が大勢いる訳だし、私の方が少数派で、相性が悪かったんだと思う。


役者はみんな良かった。

杉咲花は上手だった。

福士蒼汰は大根の印象が強かったけど、上手くなったように見えた。

杉咲花が相手役なのも良かったのかもしれない。

父親役の江口洋介も良かった。

ふと、昔のドラマ「ひとつ屋根の下」を思い出した。

またホームドラマを作ったら見たいけど、もうやらないかな。

吉沢亮、真野恵里菜はきれいだった。

MIYAVIの役は安っぽい。せっかくのイケメンがもったいない。

もう少しメイクとかCGとかでカバーしてあげればいいのに。







【今回見た映画】

僕だけがいない街(2016日)

ぼくが生きてる、ふたつの世界(2024日)
ビブリア古書堂の事件手帖(2018日)
点と線(1958日)
張込み(1958日)

星のフラメンコ(1966日)
海の沈黙(2024日)
ミュージアム(2016日)
チャタレイ夫人の恋人(1981英・仏・独・米)
去年の冬、きみと別れ(2018日)




僕だけがいない街  ★★★☆☆

2016日。120分。平川雄一朗監督。三部けい原作。藤原竜也。有村架純。石田ゆり子。及川光博。


ピザ屋でバイトする売れない漫画家・藤沼悟は「リバイバル(再上映)」と呼ぶタイムリープ能力を持っていた。


悟は能力を使って母親、友人の危機を救おうとする。



原作マンガは最初の部分を少し読んだ。アニメは未視聴。


映画はまだ原作が連載中に製作されたため、後半は大分違うそうだ。


話はとても面白かった。テンポも良く、引き込まれた。


ラストは切なくて泣ける。



悟役の藤原竜也、子供時代の子役俳優(中川翼)ともに良かった。


ミッチー(及川光博)は悪役も似合う。





ぼくが生きてる、ふたつの世界 ★★★☆☆
2024日。105分。呉美保監督。五十嵐大原作「ろうの両親から生まれたぼくが聴こえる世界と聴こえない世界を行き来して考えた30のこと」。

吉沢亮。忍足亜希子。今井彰人。ユースケ・サンタマリア。烏丸せつこ。でんでん。原扶貴子。山本浩司。河合祐三子。長井恵里。

宮城県の小さな港町で、五十嵐大は耳のきこえない両親のもとで暮らしていた。

幼い頃は、母の代わりに買い物や近所の人との会話の「通訳」をすることも日常だった。

しかし、成長するとともに「障害者の子」として特別視されることに戸惑いや引け目を感じ、母が疎ましくなってしまう。

20歳になった大は一人上京し、誰も自分の生い立ちを知らない都会でアルバイト生活を始める。


コーダ(きこえない親を持つ、きこえる子供)の話。

以前に見た「コーダ あいのうた(2021米他)」や「エール!(2015仏)」を思い出した。

こちらの方が地味だけど、リアルでぐっとくる。母親とのやり取りとか、ラストは泣ける。

吉沢亮は「国宝」と同じ人には見えないくらい、振り幅がすごかった。

聾者の役はわざわざ聾者の人が演じているそうだ。




ビブリア古書堂の事件手帖 ★★★☆☆
2018日。121分。
三島有紀子監督。三上延原作。黒木華。野村周平。成田凌。夏帆。東出昌大。

五浦大輔は祖母の遺した古書を持ち込んだことがきっかけで、篠川栞子が店主を勤める「ビブリア古書堂」で働くことになる。

栞子の持つ太宰治「晩年」初盤本が大庭葉蔵と名乗る謎の人物に付け狙われ、彼女の身にも危険が迫っていた。


原作は、最初のシリーズ(全7巻)までは読んだ。

1巻が話題になっていたので読んでみたらとても良かったので、それ以降は本屋で続編を見かける度に買っていた。

出る度に平積みになっていたから、相当売れていたんだと思う。

ドラマ、映画化したんだから当然か。


映画も面白かった。

役者は原作を読んだ時のイメージと違って、違和感があったけど。

それでも、黒木華とか主要キャラの演技が上手くて、気付いたら映画に入り込んでいた。

改めて、役者ってさすがだと思った。当たり前の事かも知れないけど。




点と線  ★★★☆☆

1958日。85分。小林恒夫監督。松本清張原作・脚本(共同)。加藤嘉。南廣。山形勲。高峰三枝子。志村喬。三島雅夫。


福岡市の郊外である香椎の海岸で官僚の佐山と料亭の仲居・お時の遺体が発見された。


警察は心中と判断したが、地元のベテラン刑事・鳥飼は他殺の可能性を疑い、捜査を続ける。



カラー。


原作は以前に読んだ。


推理小説の古典で、いつか読んでおきたい本だった。


トリックはとても良くできていた。


同時に、今読むと小説としては素朴で古臭いと感じた。


本格推理は、小説としての出来映えは二の次だったという話を読んだことがあるけど、こういう素朴なところが指摘されていたのかもしれない。


古さを感じるのはまた別として。想像だけど。



映画は、古さはさすがに感じたけど良くできていると思った。





張込み  ★★★☆☆

1958日。116分。野村芳太郎監督。松本清張原作。大木実。宮口精二。高峰秀子。田村高広。菅井きん。藤原釜足。浦辺粂子。芦田伸介。


東京・深川で強盗殺人事件が起こる。


逃亡した犯人・石川を追って、ベテラン刑事の下岡と若手刑事の柚木は佐賀県へ向かう。


逃亡中の石川が3年前に別れた恋人・さだ子に会いに来るはずだと睨み、2人の刑事はさだ子が銀行員の後妻として暮らす家の向かいの旅館に部屋を取って張込みを開始する。



「点と線」と同じ年の映画だけど、こちらは白黒。


原作は松本清張の短編。未読。


たぶん、本格推理もので小説としては素朴な作品だろうと推測する。


というのも、映画は途中が単調で退屈。


原作に沿ったストーリーなんだろうけど、2時間は長い。


これならオリジナルのエピソードを入れるなり、工夫があってもいいと思う。


尤も、当時はこれで通用したのかもしれない。


60年近く前の映画に目くじらを立てても仕方ないのかも。





星のフラメンコ  ★★★☆☆

1966日。84分。森永健次郎監督。倉本聰脚本。西郷輝彦。川地民夫。松原智恵子。嵯峨善兵。汪玲。


商船学校の学生である西条英司は、幼い頃に自分を置いて去った母親を探すために東京に妹の久美を残して台湾へ旅立つ。



西郷輝彦の大ヒット曲をモチーフにした青春映画。


旅先で知った母の足跡、現地の女性との淡い恋、家族への思いなどが描かれる。



西郷輝彦は公開当時19歳。格好良い。年齢もあってか、可愛らしい感じもある。


いや、年齢のせいだけではないのかもしれない。


私が知っているのは、もうベテランになってからだけど、格好良いだけでなく愛嬌を感じさせる人だった。


この頃は橋幸夫、舟木一夫と共に「御三家」と呼ばれて大人気だったそうだ。





海の沈黙  ★★★★☆

2024日。112分。若松節朗監督。倉本聰原作・脚本。本木雅弘。小泉今日子。清水美沙。萩原聖人。村田雄浩。佐野史郎。田中健。三船美佳。仲村トオル。石坂浩二。中井貴一。


世界的に有名な画家・田村修三の個展で贋作が発覚する。美術館長の村岡は購入責任を追求され、追い詰められる。


同じ頃、北海道で体中に刺青を入れた女性の死体が発見される。


2つの事件から、かつて天才画家と言われながら表舞台から姿を消した津山竜次が浮かび上がる。田村の妻・安奈はかつて津山の恋人だった。


安奈は津山の消息を聞き、北海道の小樽へ向かう。



本作は実話ではないけど、1960年に起きた「永仁の壺事件」という有名な贋作事件から着想を得ているとのこと。


これは面白かった。先が気になって、引き込まれた。


本木雅弘は職人肌のキャラがよく似合う。



倉本聰脚本の映画を続けて見た。


全くの偶然だったんだけど、これまで意識したこともなかったので、実はたくさん書いている人なのか??と興味が出て検索してみた。


キャリアの長さからすると映画の脚本は多くはなくて、本作は36年振りだそうだ。





ミュージアム  ★★★☆☆

2016日。132分。大友啓史監督。巴亮介原作。小栗旬。尾野真千子。野村周平。丸山智己。田畑智子。市川実日子。伊武雅刀。大森南朋。松重豊。妻夫木聡。


警視庁捜査一課の沢村刑事は、雨の日だけに起こる猟奇殺人事件の捜査に当たっていた。


犯行現場に必ず残される謎のメモから、一連の殺人事件はカエルのマスクを被り、殺人アーティストを名乗る通称「カエル男」による犯行だと明らかになる。


カエル男は沢村の妻子を次のターゲットにしていることが判明する。沢村はカエル男を追う。



猟奇殺人犯だけあって、グロい映像もある。叙述トリック的な、誤解させる目的のものも含めて。


気持ちのいい話ではなかった。人を選びそう。


妻子が狙われるところは「セブン」(1995米。デヴィッド・フィンチャー監督。ブラッド・ピット)を思い出した。


カエル男役の妻夫木聡が怪演・快演。別人のようだった。





チャタレイ夫人の恋人 ★★★☆☆
1981英・仏・独・米。104分。ジュスト・ジャカン監督。D・H・ローレンス原作。シルヴィア・クリステル。ニコラス・クレイ。シェーン・ブライアント。

裕福な貴族であるクリフォード・チャタレイ男爵と結婚したコニーだったが、第一次世界大戦が勃発。

チャタレイ男爵はハネムーンもそこそこに戦地へ旅立ち、下半身不随となって帰還する。

男爵はコニーに貴族の愛人を作って子供を産むことを勧めるが、コニーは森番オリバー・メラーズと身分の差を超えて愛し合ってしまう。

コニーはついに離婚して家を出る。


「エマニエル夫人」で成功したジュスト・ジャカン監督と主演のシルヴィア・クリステルが再びコンビを組んだ映画。

有名な作品なので、タイトルは知っていた。

原作は未読。

本作の他にフランスで1955年に映画化されている。そちらは未視聴。

一度くらい見ておこうと思って見た。

今見ると、少々過激な恋愛もの。いや、不倫ものか。

原作の性描写は、イギリスでも日本でも問題になったそうだ。

原作が書かれたのは1928年。

こんな小説が出てきたら、世間はびっくりしただろう。

本作が傑作なのかどうかは分からないけど(今、本作を見ても当時の衝撃は想像し辛い)表現の自由を広げた作品なんだろう。




去年の冬、きみと別れ  ★★★☆☆
2018日。118分。瀧本智行監督。中村文則原作。岩田剛典。山本美月。斎藤工。浅見れいな。土村芳。北村一輝。

フリーライターの耶雲恭介は、盲目の美女が殺害され、天才写真家・木原坂雄大が死刑判決を受けた事件について調べ始める。

やがて、隠された真相が明らかになり耶雲は抜け出せない深みにはまっていく。


原作は未読。

怪しい真相が徐々に姿を表してくる展開に引き込まれた。

岩田剛典、北村一輝が印象に残った。特に、岩ちゃんは期待以上だった。

斎藤工も良かった。正直もっと見たかった。笑