【今回見た映画】

夏目アラタの結婚(2024日)

思い、思われ、ふり、ふられ(2020日)

カリフォルニア・ドールズ(1981米)

かぐや姫の物語(2013日)

パニック・フライト(2005米)


グランメゾン・パリ(2024日)

黒蜥蜴(1968日)

七福星(しちふくせい・1985英領香港)

はい、泳げません(2022日)

明日は明日の風が吹く(1958日)




夏目アラタの結婚 ★★★★☆

2024日。120分。堤幸彦監督。乃木坂太郎原作。柳楽優弥。黒島結菜。中川大志。丸山礼。立川志らく。福士誠治。今野浩喜。平岡祐太。藤間爽子。佐藤二朗。市村正親。


児童相談員の夏目アラタは、「品川ピエロ」の異名を持つ死刑囚・品川真珠に面会する。


被害者の遺児から頼まれ、まだ発見されていない首を探すためだった。


アラタは情報を引き出すために真珠に結婚を申し込む。


毎日1回20分だけ許される面会の中で、真珠のコロコロと変わる言動にアラタは翻弄されながら真実に近づいていく。



原作マンガは少し読んだ。


真珠が拘置所の中にいて、20分の面会をするだけでアラタをはじめ弁護士や周りを翻弄するというのが面白い。


アラタと真珠の知恵比べは見応えがあった。


知恵を絞っているところはアラタ側だけしか出てこないので、真珠の真意はなかなか分からないんだけど。


柳楽優弥が良かった。この人はルックスも声も良いし、演技も上手だと思う。


黒島結菜はこんな役をやるんだとちょっと驚いた。





思い、思われ、ふり、ふられ ★★★☆☆

2020日。124分。三木孝浩監督・脚本(共同)。咲坂伊緒原作。浜辺美波。北村匠海。福本莉子。赤楚衛二。上村海成。三船海斗。古川雄輝。戸田菜穂。


明るくて社交的な朱里と、内向的でな由奈は、同じマンションに住み同じ高校に通う親友同士だった。


朱里には血のつながらない弟・理央がいる。


由奈は理央に片思いしていた。


理央は、お互いの親が再婚する前から密かに朱里を想い続けていた。



ラブコメ。


良い話だった。


ただ、台詞が今一つ。そのせいで、時々冷めてしまうところがあった。


話も役者も良いのに、ちょっともったいない。





カリフォルニア・ドールズ ★★★☆☆

1981米。113分。ロバート・アルドリッチ監督。ピーター・フォーク。ローレン・ランドン。バート・ヤング。


ハリー・シアーズは、女子プロレスのモリーとアイリスによるタッグチーム、「カリフォルニア・ドールズ」のマネージャー。


3人で各地を転戦し、有名になるチャンスを狙っている。


主演は「刑事コロンボ」のピーター・フォーク。


他の作品ではあまり見たことがない。その辺、日本の渥美清と似てるかも。


映画はプロレスの魅力と3人の野心、ロードムービーの要素も少し。


映画ではあまり見ない題材で、新鮮だった。





かぐや姫の物語 ★★★★☆

2013日。137分。高畑勲監督・脚本(共同)。久石譲音楽。朝倉あき。高良健吾。地井武男。宮本信子。


昔、山里に竹を取って暮らす翁と媼がいた。


早春のある日、翁は光り輝くタケノコの中から小さな姫を見つけ、「天からの授かりもの」として大切に育てる。


やがて、美しく成長した姫の評判を知った身分の高い貴族たちが求婚する。



アニメ。独特な絵が良かった。


これまで読んだ昔話とはイメージの違うかぐや姫だった。とてもお転婆で、人間味があって。


求婚者へ課題を出す等の、かぐや姫側の苦悩って昔話ではこんなに書かれてなかった気がする。


そんなかぐや姫に感情移入した後だけに、月の迎えで衣を着せられ、地上の記憶を失くした後の姿が悲しい。


人の手ではどうにもならない運命を思って、涙が出た。





パニック・フライト ★★★☆☆

2005米。85分。ウェス・クレイヴン監督。レイチェル・マクアダムス。キリアン・マーフィ。


ホテルのベテランフロント従業員のリサは、深夜の飛行機に搭乗。


空港でチェックイン時に知り合ったリップナーという男性と隣同士になる。


リップナーは、自分は暗殺グループの一員でありリサの父親の命と引き換えに政府高官が泊まる部屋を変更するようにリサを脅迫する。



ほぼワンシチュエーションサスペンスと言う感じで、飛行機の中で話が進む。


ハッキリした証拠はないけど、不安と緊迫感がある。


レイチェル・マクアダムスがきれいだった。





グランメゾン・パリ ★★★☆☆

2024日。117分。塚原あゆ子監督。木村拓哉。鈴木京香。オク・テギョン(2PM)。正門良規(Aぇ! group)。玉森裕太(Kis-My-Ft2)。寛一郎。吉谷彩子。中村アン。窪田正孝。冨永愛。及川光博。沢村一樹。


天才シェフ・尾花夏樹は早見倫子、相沢瓶人、京野陸太郎ら仲間たちと共にフランス・パリでアジア人初となるミシュラン三つ星を目指して奮闘していた。


しかし、異国で満足のいく食材を手に入れることは難しく、苦戦していた。


そんな中、尾花は店舗の立ち退き要請を受けたことからかつての師と「次のミシュランで三つ星を獲れなければ、店を辞めフランスから出ていく」という約束をしてしまう。



連続ドラマ(グランメゾン★東京)は毎回見ていた。


映画では舞台がパリに移り、豪華になって話も面白かった。


ただ、さすがに繰り返し感…とまではいかないけど、スペシャルドラマも含めてもうお腹いっぱい。


個人的にはスペシャルドラマまでで、もういいかなと思った。


もちろん、本作がもし単品で、初めて見たとしたらすごい映画だと見入ってしまったと思う。


主演の木村拓哉をはじめ、連続ドラマからお馴染みのキャラは皆良かった。今度は新しい別の作品で活躍するところを見たい。





黒蜥蜴 ★★★☆☆

1968日。87分。深作欣二監督。江戸川乱歩原作。美輪明宏。木村功。川津祐介。松岡きっこ。丹波哲郎。三島由紀夫。


江戸川乱歩の原作を三島由紀夫が戯曲化、それをもとに深作欣二が映画化。


世界的宝石商・岩瀬は、女賊・黒蜥蜴が予告した娘早苗の誘拐と、時価一億円のダイヤ「エジプトの星」の強奪に怯え、名探偵明智小五郎に警護を依頼する。


一度は早苗の誘拐を防いだ明智だったが、その後誘拐されてしまう。


黒蜥蜴は早苗の美しさに魅せられ、人間剥製のコレクションに加えようとする。


明智はいつしか黒蜥蜴に魅せられていた。やがて、警官隊とともに黒蜥蜴を追い詰めるが…。



美輪明宏が当然のように女性の役(緑川夫人=黒蜥蜴)を演じている。耽美な映画。


美輪明宏は出ずっぱりで、アップも多い。


当時のことはよく知らないけど、そんな需要がある人だったのか。


個人的には特別面白くもなかったが、本作は何度も舞台、映像化されているそうだ。


一定のファンが付く作品なのかも。





七福星 ★★★☆☆

1985英領香港。90分。サモ・ハン・キンポー監督・主演。リチャード・ン。エリック・ツァン。フォン・ツイファン。チャールス・チン。ジャッキー・チェン。ユン・ピョウ。


「五福星」「香港発活劇エクスプレス 大福星」に続く、サモ・ハン・キンポー監督の「福星」シリーズ第3作。


キッドたち5人組はタイのパタヤ・ビーチでバカンスを楽しんでいた。


一方、刑事のマッスルとリッキーは暗殺グループの標的と思われる女優のワンを5人組に匿ってもらうことにする。


警察、5人組と暗殺グループの戦いが始まった。



コメディ。ドタバタアクション。


前2作と同様に楽しい映画。


本作では珍しく、ジャッキー・チェンが戦いに負けて終わる。


wikiを見ると、当時のジャッキーは物凄い人気でハードスケジュールだったため、充分な出演時間が取れず途中退出になった模様。





はい、泳げません  ★★★☆☆

2022日。113分。渡辺謙作監督・脚本。高橋秀実原作。長谷川博己。綾瀬はるか。伊佐山ひろ子。広岡由里子。占部房子。小林薫。阿部純子。麻生久美子。


大学教授の小鳥遊(たかなし)は息子を水難事故で失って以来、水恐怖症だった。


そんな小鳥遊はひょんなことから水泳教室へ通うことになり、水の中の方が生きやすいという風変わりで熱心な水泳コーチの薄原静香や教室の仲間との交流を通じて徐々にトラウマに向き合い、立ち直っていく。



原作は未読。


公開当時、興業的に振るわないというニュースをテレビで見た。早々と上映終了になったとか。


言うほど悪いとは思わなかった。ただ、地味かも。


よっぽどのファンでなければ、テレビやサブスク待ちになってしまう気がする。


デートで見るような映画でもないし。


綾瀬はるかの水着が売りだったのかもしれないけど。





明日は明日の風が吹く  ★★★☆☆

1958日。114分。井上梅次監督。石原裕次郎。北原三枝。浅丘ルリ子。金子信雄。青山恭二。浜村美智子。大坂志郎。


松文字組の松山大三組長を殺害して服役していた巴組の親分・平戸寅次郎が18年振りに出所してくると、世の中はすっかり変わっていた。


大三親分の遺児達はそれぞれの道を歩み、次男の健次はサラリーマンになっていた。


しかし、健次はふとしたことから難波組の幹部達と大乱闘を起こして首になり、ヤクザの世界に入る。



裕次郎のヤクザもの。


さわやかな、と付けたくなるような、青春ものみたいな雰囲気があった。前半は。


後半でようやくヤクザものらしくなってきたけど、それでも東映の健さんあたりと比べるとどこか軽やかでカラッとしてる。


これも個性だと思う。



裕次郎が若くてやせている。スタイルの良さが際立つ。


北原三枝とのやり取りが、姉とやんちゃな弟みたいだ。






【今回見た映画】

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022米)

さくらん(2007日)

マラヴィータ(2013米・仏)

サイクロンZ(1988英領香港)

カンニング・モンキー/天中拳(1980英領香港)


1917 命をかけた伝令(2019英・米)

裸の拍車(1953米)

左様なら今晩は(2022日)

ファントム・スレッド(2017米)

春の雪(2005日)





アバター:ウェイ・オブ・ウォーター ★★★☆☆

2022米。192分。ジェームズ・キャメロン監督・脚本(共同)・製作(共同)・原案(共同)。サム・ワーシントン。ゾーイ・サルダナ。シガニー・ウィーバー。スティーヴン・ラング。クリフ・カーティス。ケイト・ウィンスレット。イーディ・ファルコ。ジェマイン・クレメント。


ジェイクとネイティリは、地球から遠く離れた惑星パンドラで家庭と幸せに暮らしていた。


しかし、RDA社がパンドラの植民地化を狙って再び戻ってくる。


追放された2人は海の部族・メトカイナ族の元へ身を寄せるが、そこにも侵略の手が迫っていた。



超大作。年末のテレビで見た。


キャラクターには、中身はともかく造形には魅力を感じられなかった。


それ以外は、映像や雰囲気など良かった。


話も面白かったけど、さすがに長い。疲れた。短くするか、前後編に分けたらいいのに。





さくらん ★★★☆☆

2007日。111分。蜷川実花監督。安野モヨコ原作。椎名林檎音楽。土屋アンナ。椎名桔平。成宮寛貴。木村佳乃。菅野美穂。小泉今日子。安藤政信。永瀬正敏。


吉原の玉菊屋に引き取られた8歳の少女はきよ葉と名付けられ育てられる。


当初は繰り返し脱走を試みたが、花魁の粧ひや玉菊屋の清次と話す内に花魁になることを決意する。


やがて、売れっ子になったきよ葉はお客の青年・惣次郎と恋に落ちる。



蜷川実花監督だと一目で分かる映像。


話はとても女性らしいと感じた。


椎名林檎の歌が映画によく合っていた。





マラヴィータ ★★★☆☆

2013米・仏。112分。リュック・ベッソン監督・脚本(共同)。ロバート・デ・ニーロ。ディアナ・アグロン。ミシェル・ファイファー。トミー・リー・ジョーンズ。


フランス・ノルマンディーの田舎町に引っ越してきたアメリカ人のブレイク一家は元マフィア。


FBIの証人保護プログラムを適用され、偽名を使って世界各地を転々としている。


地域に溶け込めずにいつも騒ぎを起こしてしまう一家は、ノルマンディーでも早速騒ぎに巻き込まれる。


隠れるつもりが全然なく、派手に暴れる元マフィアの一家。


エンタメ映画だし、これでいいと思う。面白かった。





サイクロンZ ★★★☆☆

1988英領香港。97分。サモ・ハン・キンポー監督・出演。ジャッキー・チェン。ユン・ピョウ。


弁護士・ジャッキーは化学工場の社長・ファーから汚水損害で争っている養魚場の買収工作を依頼される。


ジャッキーはブローカーのウォンと養魚場の女社長・イップの懐柔に向かう。


しかしウォンはイップに、ジャッキーはイップのいとこ・メイリンに一目惚れしてしまう。



コメディ。


カンフー付のロマコメ。気軽に見られて楽しい映画。


ジャッキー・チェン、サモ・ハン・キンポー、ユン・ピョウの3人が出演した映画はこれ以降ないそうだ。


3人とも良かった。





カンニング・モンキー/天中拳 ★★★☆☆

1980英領香港。95分。チェン・チーホワ監督。ジャッキー・チェン。


風来坊の青年・コウは、遊廓「杏春楼」の雑用係に雇われる。


ところがそこは盗賊団「五毒党」の隠れアジトだった。秘密を知ったコウは追われる身となってしまう。


コウはマオ大人の弟子になろうとするが断られる。


しかし、マオ大人の「カンニングペーパー」でコウは窮地を救われる。



ジャッキー・チェンが「第2のブルース・リー」として売り出されたイメージに苦しみ、脱却しようと作り上げた映画。背景を知ると一層楽しめる気がする。


ジャッキー・チェンはやっぱりシリアスよりコメディが似合うと思うけど、当時はまだブルース・リーの人気が残っていただろうし、「第2の~」として売り出したいのも分かる。





1917 命をかけた伝令 ★★★☆☆

2019英・米。119分。英・米。サム・メンデス監督。ジョージ・マッケイ。ディーン=チャールズ・チャップマン。マーク・ストロング。アンドリュー・スコット。リチャード・マッデン。コリン・ファース。ベネディクト・カンバーバッチ。


第一次世界大戦中。


若きイギリス陸軍の兵士、スコフィールドとブレイクは第2大隊1,600名をドイツ軍の罠からを救うため、重大な命令を伝える任務を負う。



戦場から1兵士の任務を切り取った佳作。


派手な映画ではないけど、臨場感がすごくて引き込まれる。


カメラワークの効果か。本作はワンカット撮影が売りだったそうだ。


また、戦火の中を駆け抜けるシーンは美しく、第2大隊にたどり着いてから味方兵士をかき分けて塹壕の中を走るシーンはシュールだった。





裸の拍車 ★★★☆☆

1953米。91分。アンソニー・マン監督。ジェームズ・スチュアート。ジャネット・リー。ロバート・ライアン。


1968年、コロラド州。


賞金稼ぎのハワード・ケンプは、途中で出会った金鉱探しの老人ジェシー・テイトと元騎兵隊中尉のロイ・アンダーソンを仲間に引き入れ、賞金首のベン・ヴァンダーグロートを捕まえる。


ハワードはベンを1人で護送しようとしたが、2人が賞金の分け前を主張してきたのでやむなく承知する。


ベンは3人が仲間割れするように狡猾に立ち回り、首尾よく脱出するのだが…。



西部劇。カラー。

古い映画だけど、今見ても結構面白い。





左様なら今晩は ★★★☆☆

2022日。98分。高橋名月監督。久保史緒里(乃木坂46)。萩原利久。小野莉奈。永瀬莉子。中島ひろ子。宇野祥平。


若いサラリーマンの半澤陽平は、恋人に振られた直後から部屋に若い女性の幽霊が現れるようになってしまった。


しかし幽霊は人間臭くて意外と親しみやすく、「愛助」と愛称をつけて一緒に暮らす内に親しくなっていく。



期待以上だった。


久保史緒里、萩原利久ともに魅力的で、演技も良かった。


終わりを予感させるデートが切ない。


最後の生まれ変わりを匂わすところは、ありがちかもしれないけど良かった。


そもそも、生まれ変わりなら年齢が合わないとか突っ込みが入りそうだけど。


尾道の景色がきれいだった。


なんとなく、大林宣彦監督の映画を思い出して懐かしい気持ちになった。





ファントム・スレッド ★★★☆☆

2017米。130分。ポール・トーマス・アンダーソン監督・脚本・製作(共同)。ダニエル・デイ=ルイス。レスリー・マンヴィル。ヴィッキー・クリープス。


1950年代のロンドン。


ファッションデザイナーとして成功したレイノルズ・ウッドコックは、ウェイトレスであるアルマ・エルソンと出会い、モデルに採用する。


2人は愛し合い、一緒に暮らすようになるがやがて諍いが増えていく。



雰囲気がヨーロッパの映画みたいだった。


歪んでいても、これもひとつの愛の形か。





春の雪 ★★★☆☆

2005日。150分。行定勲監督。三島由紀夫原作「豊饒の海 第一巻・春の雪」。妻夫木聡。竹内結子。高岡蒼佑。及川光博。榎木孝明。真野響子。石丸謙二郎。宮崎美子。大楠道代。岸田今日子。田口トモロヲ。山本圭。高畑淳子。中原丈雄。石橋蓮司。若尾文子。


大正時代。


伯爵家の一人娘・綾倉聡子と幼馴染の侯爵家の一人息子・松枝清顕はお互いを想いながら気持ちが通じ合わず、やがて聡子は宮家の子息・洞院宮治典王との縁談を承諾する。


ようやく聡子への愛を自覚した清顕は聡子へと迫り、2人は密会を重ねるのだった。



大作。


三島みたいな話だと思ったら、三島だった。原作は未読だけど、これまで読んだ作品から似た感じがした。


今の時代、三島由紀夫原作だから見ようって人がどれだけいるのか分からないけど、少なくとも製作者は三島という保証があるからこれだけの大作を作れたんだと思う。


wikiを見たら興業収入は12億7000万円だった。ヒットと言えるけど、製作費がかかってそうだしもう少し行って欲しかったんじゃないか。


映画は重厚で雰囲気があったけど、話に新鮮味はなかった。


古典だししょうがないか(小説は1969年に出版されている)。


竹内結子がきれいだった。







【今回見た映画】

ナディア・コマネチ 白い妖精の真実(2016仏)

ヒットマン(2007米・仏)

素晴らしきかな、人生(2016米)

明日は咲こう花咲こう(1965日)

ニューイヤーズ・イブ(2011米)


ごくせん THE MOVIE(2009日)

ゼロの未来(2013英・ルーマニア)

ブラザーサンタ(2007米)

嗚呼!!花の応援団(1976日)

一枚のハガキ(2011日)





ナディア・コマネチ 白い妖精の真実  ★★★☆☆

2016仏。59分。ポーラ・ラパポート監督。ナディア・コマネチ。アンダ・オネサ。ベーラ・カーロイ。


ルーマニアの元体操選手、ナディア・コマネチの半生を描いたドキュメンタリー。


1976年、モントリオールオリンピックの体操競技で14歳のナディア・コマネチは史上初の10点満点を記録、3つの金メダルを獲得する。


一躍、国民的アイドルとなったナディアだったが、当時のルーマニアは東西冷戦下で独裁者チャウシェスクの支配下にあった。


ナディアは政治的プロパガンダに利用され、自由を奪われていく。



コマネチと言えばビートたけしのギャグが浮かぶ世代なので、本人のことはほとんど知らなかった。


それでも、結構な年だ。笑


たけしのギャグだって、若い世代はもう分からないだろう。



ドキュメンタリー。当時の映像と、関係者のインタビューで構成されている。


歴史に翻弄された半生という印象だった。


ニク・チャウシェスク(独裁者ニコラエ・チャウシェスクの息子)との話は、共産主義体制崩壊の記事で少し触れられていたのを読んだことがあった。


映画を見て思い出した。本作では否定されていた。(ニクの行状自体は本作では描かれていない)


その他、政権に利用される生活について、本人には選択の余地がなかった、というナレーションが心に残った。


今はアメリカで幸せに暮らしているそうでよかった。


モントリオールオリンピックで10点を出した演技は、今見ても魅力的だった。





ヒットマン ★★★☆☆

2007米・仏。93分。ティモシー・オリファント。ダグレイ・スコット。オルガ・キュリレンコ。ロバート・ネッパー。ウルリク・トムセン。ヘンリー・イアン・キュージック。ジェームズ・フォークナー。


冷徹な暗殺者である「エージェント47」は、ロシア大統領ミハイル・ベリコフの暗殺を命じられる。


確実に仕留めた筈のベリコフは何故か生きていて、謎の娼婦ニカに現場を目撃されていた。


インターポールとFSB(ロシア連邦保安庁)に追われる「47」は、任務に疑問を抱く。


情報を得るためにニカに接触した「47」だったが、一緒に過ごすうちにお互い惹かれていく。



話は分かりやすくて「47」のキャラも立っていた。


アクションも悪くなかった。


オルガ・キュリレンコがきれい。





素晴らしきかな、人生 ★★★☆☆

2016米。97分。デヴィッド・フランケル監督。ウィル・スミス。エドワード・ノートン。キーラ・ナイトレイ。マイケル・ペーニャ。ナオミ・ハリス。ケイト・ウィンスレット。ヘレン・ミレン。


ニューヨークの広告代理店で成功を収めたハワードは最愛の娘を喪って失意に沈み、会社の同僚たちも不安を隠せないでいた。

そんなある日、彼の前に自分のことを「死」「時間」「愛」だと語る3人の男女が現れる。

3人との交流を通してハワードは変わっていく。


フランク・キャプラ監督「素晴らしき哉、人生!」(1946米)のリメイク、ではないらしい。

同じタイトルが付いてるだけあって、どこか似たところを感じる暖かい話。

フランク・キャプラ監督の方は名作だったけど、本作もなかなか良かった。

新しいだけあって、より凝った話になっていた。





明日は咲こう花咲こう ★★★☆☆

1965日。89分。江崎実生監督。吉永小百合。三田明。中尾彬。


小日山ひろ子は姫虎村という人里離れた村に保健婦として赴任した。


そこは想像を絶する貧困と住民の無知が蔓延していた。


ひろ子は上水道も引かれていない農村の不衛生な生活ぶりを改めようとするが、村はカルト宗教と村長が結託して支配しており、住民たちは聞く耳を持たなかった。

そんなある時、村の子どもたちに赤痢が発生する。



無理解な村民たちを相手に、吉永小百合扮する若い保健婦が奮闘する。


純粋で使命感に燃え、いかにも主人公的なキャラ。しかし、挫折続きでなかなか辛い展開。


赤痢騒ぎで状況が一変し、一時は絶体絶命のピンチに陥るが最後はスッキリ。


一件落着して村を去る主人公。昔の映画らしいラストだと思った。


同じフォーマットで、テーマを変えた映画やドラマはたくさんありそうだ。





ニューイヤーズ・イブ  ★★★☆☆

2011米。118分。ゲイリー・マーシャル監督。アシュトン・カッチャー。ロバート・デ・ニーロ。キャサリン・ハイグル。リア・ミシェル。アビゲイル・ブレスリン。ヒラリー・スワンク。ミシェル・ファイファー。ザック・エフロン。ジェシカ・ビール。ハル・ベリー。サラ・ジェシカ・パーカー。ジョン・ボン・ジョヴィ。ジョシュ・デュアメル。


オムニバス。大晦日のニューヨークを舞台に、死期が迫った老人と気遣う看護師、1年前に恋人と今日再会する約束をした男、偶然再会した恋人などの話が描かれる。



出演者が豪華。


ほのぼのとする話を詰め合わせた感じ。





ごくせん THE MOVIE  ★★★☆☆

2009日。118分。佐藤東弥監督。仲間由紀恵。亀梨和也。生瀬勝久。高木雄也(Hey!Say!JUMP)。三浦春馬。桐山照史。玉森裕太。三浦翔平。賀来賢人。森崎ウィン。平山あや。内山信二。小栗旬。石垣佑磨。成宮寛貴。速水もこみち。小池徹平。小出恵介。沢村一樹。袴田吉彦。竹内力。金子賢。東幹久。宇津井健。


ヤンクミこと山口久美子が勤務する赤胴学院に、黒銀学院時代の教え子である小田切竜が教育実習生として赴任してきた。


久美子が受け持つ3-Dの生徒達が不良グループにカツアゲされそうになったところを、リーダー格の高杉怜太が助けるが、不良グループ達が暴走族「ブラックスカル」のメンバーだったことから高杉達は目を付けられてしまう。


一方、赤胴学院の卒業生で元教え子の風間廉は覚醒剤の受け渡しに関わってしまい警察に追われてしまう。


廉の潔白を信じて3-Dの生徒と共に風間を探す久美子だったが、事件の裏には強大な黒幕が潜んでいた。



テレビドラマを2時間にギュッと詰め込んだ感じの映画。


ドラマと同様に分かりやすくて気軽に楽しめる。


仲間由紀恵がきれい。イケメン多数。





ゼロの未来  ★★★☆☆

2013英・ルーマニア。106分。テリー・ギリアム監督・製作総指揮(共同)。クリストフ・ヴァルツ。メラニー・ティエリー。デヴィッド・シューリス。ルーカス・ヘッジズ。


近未来。世界はマンコム社のコンピュータで支配されている。


プログラマーのコーエンは「ゼロの定理」を解析する仕事をしている。



SF。


テリー・ギリアム監督ということで見てみた。


映像がきれい。ストーリーは寓話的。





ブラザーサンタ  ★★★☆☆

2007米。116分。デヴィッド・ドブキン監督。ヴィンス・ヴォーン。ポール・ジアマッティ。ミランダ・リチャードソン。


ダメ人間のフレッドはチャリティー詐欺で留置所へ入れられてしまった。


そんなフレッドの弟・ニコラスは本物のサンタクロース。


「北極のおもちゃ工場でサンタクロースの手伝いをする」ことを条件に、保釈金を支払ってもらう。

しかし、フレッドはおもちゃ工場でもトラブルを起こしてしまう・・



サンタクロースの兄という設定が面白い。


ダメ人間で、クリスマスも嫌い。


弟のサンタクロースは、よくできた人(そりゃそうか)。


見た目も、フレッドは若くて兄に見えないんだけど、そこはストーリーとともに何となく受け入れて見られる。笑


徐々に、フレッドが捻くれた理由も明らかになる。


「悪い子」リストに入れられた彼は、欲しかったスーパーマンのマントが貰えなかったのだった。


ニコラスに今年の判定を任され、「子供に悪い子なんていない!」と主張するところは良かった。


心暖まる話。





嗚呼!!花の応援団  ★★☆☆☆

1976日。99分。曽根中生監督。どおくまん原作。今井均。香田修。深見博。


喧嘩は最強で女好きな親衛隊長・青田赤道を中心に南河内大学応援団の騒動を描く。



原作マンガは未読。結構有名なマンガで、知ってはいた。


Amazonで映画を見かけたので、見てみたんだけど・・これほどつまらない映画もなかなかない。当時はそれなりに受けたのかもしれない。





一枚のハガキ  ★★★☆☆

新藤兼人監督・脚本・原作。豊川悦司。大竹しのぶ。六平直政。大杉漣。柄本明。倍賞美津子。津川雅彦。津川雅彦。川上麻衣子。


太平洋戦争末期。


中年兵として招集された松山啓太は、フィリピン派遣が決まり戦死を覚悟した森川定造から1枚のハガキを託され、もし啓太が生き残ったら妻・友子を訪ねてハガキを読んだことを伝えて欲しいと頼まれる。



辛い話。忘れてはいけない時代。


戦争はだめ、で思考停止していてもいけない。



啓太が定造の妻・友子を訪ねてからの展開はよかった。


創作はやっぱりハッピーエンドで終わったほうがいい。