【今回見た映画】

劇場版トリリオンゲーム(2025日)

#真相をお話しします(2025日)

さよならくちびる(2019日)

キューティーハニー(2004日)

ドレミファ娘の血は騒ぐ(1985日)


マイ・エレメント(2023米)

ジュニア・ボナー/華麗なる挑戦(1972米)

ファーストキス 1ST KISS(2025日)

木の上の軍隊(2025日)

バレリーナ:The World of John Wick(2025米)

恋に至る病(2025日)





劇場版トリリオンゲーム  ★★★★☆

2025日。118分。村尾嘉昭監督。稲垣理一郎・池上遼一(作画)原作。目黒蓮。佐野勇斗。今田美桜。福本莉子。津田健次郎。シシド・カフカ。田辺誠一。石橋凌。吉川晃司。國村隼。


「トリリオンゲーム」社をトップクラスの大企業に育て上げたハルとガクは、日本初のカジノ開発に挑む。



テレビドラマ版がとても好きだった。毎週楽しみに見ていた。


原作マンガも、その頃はスペリオール誌で毎号(隔週誌)読んでいた。


最近は離れてしまったけど、マンガも面白かった。



映画も期待を裏切らない出来だった。


スケールの大きなホラ話(褒めてます)で、気持ちいい。こういう話は好きだ。


俳優も豪華。目黒蓮のハルは格好良いし、佐野勇斗のガク、福本莉子のリンは応援したくなるキャラ。


吉川晃司は歳を取ってますます渋い。


今田美桜は、キリカ役は似合ってないと思うけどきれいだった。


楽しい2時間だった。


ドラマや映画で続編が見たいと思ったけど、検索したら原作はもう完結していた。残念。次作に期待。





#真相をお話しします ★★★☆☆

2025日。117分。豊島圭介監督。結城真一郎原作。大森元貴。菊池風磨。中条あやみ。岡山天音。福本莉子。伊藤健太郎。田中美久。齊藤京子。桜井ユキ。秋元才加。伊藤英明。


元商社マンの警備員・桐山は謎の男・鈴木に誘われて暴露系生配信チャンネル「#真相をお話しします」を始める。

そこでは有名人の裏の顔や世間を騒がせた事件の真実など、さまざまなゴシップの真相を募集。

スピーカー(話し手)に選ばれた者は、ネタの提供と引き換えに視聴者からの投げ銭を獲得できる仕組み。

配信は暴露内容と高額の投げ銭で大いに盛り上がるが、やがて、配信チャンネルの秘密が暴かれる。


新鮮な内容で、面白かった。

「search/サーチ(2018米。アニーシュ・チャガンティ監督)」を見た時を思い出した。

「新しいものに出会った」という感覚。

もう何年かしたら古くなってしまうのかもしれないけど。

そういえば、先日読んだ小説「インストール(綿矢りさ)」ではそういう“懐かしさ”を感じた。

こちらは2001年の作品だから、もう25年も経っている。


“新しいだけ”の作品もあるけど、本作はミステリーとしてもちゃんと楽しめる。先が気になって、入り込めた。

本作はスマッシュヒットを記録したそうだ。頷ける。


菊池風磨はもちろん、大森元貴も良かった。歌はよく知らないけど、魅力的な俳優に見えた。




さよならくちびる ★★★☆☆

2019日。116分。塩田明彦監督・脚本・原案。小松菜奈。門脇麦。成田凌。松本まりか。マキタスポーツ。


路上で演奏していた女性ハル、レオの2人組「ハルレオ」はライブハウスを一杯にするまでに成長する。


2人を支えてきた元ホストのマネージャー、シマ。


3人はそれぞれの道を歩むため、解散を決めた。


それぞれの思いを秘め、「ハルレオ」は全国7都市を巡るさよならツアーに出発する。



別れが見えている付き合いは、見ていて切ない。


食事中に親友の訃報を受けたシマが、


「ここは最後まで食べて終わろう。おそらく3人で取る最後の食事だから」


って言うシーンは見ていて涙がにじんだ。


ラストの余韻が良かった。


期待以上に良い映画だった。





キューティーハニー ★★★☆☆

2004日。93分。庵野秀明監督。永井豪原作。

佐藤江梨子。市川実日子。村上淳。及川光博。片桐はいり。小日向しえ。加瀬亮。松尾スズキ。嶋田久作。松田龍平。京本政樹。吉田日出子。



如月ハニーは、天才科学者・如月博士が作った無敵のパワーを持つアンドロイド。


悪の秘密結社パンサークローと戦う。



公開当時見逃していた。


庵野秀明監督の実写映画ということで、結構話題になっていた。


主演の佐藤江梨子も人気があった。いつの間にかテレビで見なくなってしまった。


歌は倖田來未。この人もあまり見なくなった。


映画はゆるい雰囲気のB級コメディ。お金を掛けたコントみたい。


これは佐藤江梨子の雰囲気が大きいかも。


人を選ぶと思うけど、個人的には楽しい映画だった。





ドレミファ娘の血は騒ぐ ★★☆☆☆

1985日。80分。黒沢清監督。洞口依子。伊丹十三。


高校の先輩・吉岡を追って東京郊外の某大学に入学した秋子は、大学で変わってしまった姿に失望する。


田舎に帰ろうとする秋子を心理学の平山教授が引き止め、独自の「恥じらい理論」を完成させるための「実験」への協力を依頼する。



エッセイかネットの記事か忘れたけど、本作を誉めていたので見てみた。


著者の思い出補正だったのかな、と思った。


それか、主演の洞口依子のファンだったのかも。


時代の空気感みたいなものなんだろうか。


ただ、本作の公開は85年だけど、60~70年代の映画のように見える。


何か狙いがあってのことなのか、wikiを見てみたけど何も書いてなかった。


伊丹十三が出ていた。久しぶりに見た。この人が亡くなった時は残念だった。





マイ・エレメント ★★★☆☆

2023米。101分。ピーター・ソーン監督・原案(共同)。リーア・ルイス。マムドゥ・アチー。ウェンディ・マクレンドン=コーヴィ。キャサリン・オハラ。


水・土・風のエレメント達が暮らすエレメント・シティ。


ここでは、違うエレメントとは関わってはいけないというルールがある。


火のエレメントであるエンバー・ルーメンは、市の検査官で水のエレメントであるウェイド・リップルと出会い、やがて愛し合ってしまう。


CGアニメ。

絵がきれい。火、水ともに見入ってしまう。手描きとはまた違う魅力。

話しも結構良かった。

金曜ロードショーで見た。





ジュニア・ボナー/華麗なる挑戦 ★★★☆☆

1972米。100分。サム・ペキンパー監督。スティーブ・マックイーン。ロバート・プレストン。アイダ・ルピノ。ベン・ジョンソン。


ジュニア・ボナーはロデオ大会に出場するために故郷であるアリゾナ州プレスコットへ帰ってきた。


しかし、久しぶりの故郷はすっかり変わっていた。


ジュニアは父・エースと共にロデオ大会に挑む。



撃ち合いのない、平和で地味な西部劇。


昔の映画なので展開が遅い。映像も単調。


全体的にはちょっと退屈。


しかし、ロデオの場面は魅せる。


個人的には、せっかくだからスローモーションにしないで欲しかった。





ファーストキス 1ST KISS ★★★☆☆

2025日。124分。塚原あゆ子監督。松たか子。松村北斗。吉岡里帆。森七菜。YOU。竹原ピストル。鈴木慶一。リリー・フランキー。


カンナは結婚して15年になる夫の駈を事故で亡くし、新たな生活を始めようとしていた時にタイムスリップで過去に戻る手段を手に入れる。


15年前に戻ったカンナは、生前は不仲だった駈と再び恋に落ちる。


同時に、15年後の事故死から夫を救おうと模索する。



最初は、また暗い邦画か、と思っていたけど進むにつれて引き込まれた。



最後のタイムスリップで、カンナから全てを聞いた駈がもう一度プロポーズするところは感動した。


(細かいところは違うかもしれないけど)


僕はまた君に出会いたい


死んだことだって間違いじゃなかった


もう一度結婚してください



松たか子はこんなに息の長い俳優になると思わなかった。


松村北斗はとてもイケメンだけど、アイドルというより叩き上げの演技派俳優みたいに見える。


こういう風になるとは意外だった。こちらも、長く活躍しそうだ。


良い映画だった。





木の上の軍隊 ★★★☆☆

2025日。125分。平一紘監督・脚本。井上ひさし原案。堤真一。山田裕貴。津波竜斗。玉代㔟圭司。尚玄。岸本尚泰。城間やよい。川田広樹(ガレッジセール)。山西惇。松下洸平(ナレーション)。


太平洋戦争末期の沖縄・伊江島。


壊滅的な打撃を受けた日本軍の「上官」と「新兵」は命からがら森に逃げ込み、大きなガジュマルの木に隠れる。


2人は終戦を知らないまま援軍を待ち続けた。森での生活は2年も続いた。



実話ベース。芝居を映画化したもの。


横井庄一さんや小野田寛郎さんのような話が他にもあったとは知らなかった。


堤真一が演じる厳格な職業軍人と、徴兵された一般人とおぼしき山田裕貴のコンビが良かった。





バレリーナ:The World of John Wick ★★★☆☆

2025米。125分。レン・ワイズマン監督。アナ・デ・アルマス。アンジェリカ・ヒューストン。ガブリエル・バーン。ランス・レディック。ノーマン・リーダス。イアン・マクシェーン。キアヌ・リーブス。


イヴ・マカロは伝説の殺し屋ジョン・ウィックを生み出した組織「ルスカ・ロマ」で暗殺者として育てられた。

ある任務で彼女は亡き父親の手掛かりを見つける。

「ルスカ・ロマ」は教会と相互不干渉協定を結んでいるため、イヴへの情報提供を拒む。

イヴは教団の拠点にたどり着く。掟を破ったイヴの元へ、「ルスカ・ロマ」は事態収束のためにジョン・ウィックを派遣する。


「ジョン・ウィック」シリーズのスピンオフ。


「ジョン・ウィック」シリーズは一応全部見ているけど、そこまで面白い印象もなかったのでスピンオフが出きるほどの人気シリーズという認識はなかった。


本作も悪くないけど、テンポが遅いと思う。


雰囲気はあるけど。この辺は好みの問題か。





恋に至る病 ★★★☆☆

2025日。109分。廣木隆一監督。斜線堂有紀原作。長尾謙杜。山田杏奈。醍醐虎汰朗。中井友望。中川翼。上原あまね。


内気で他人との関わりを避けて生きてきた男子高校生の宮嶺望は、転校先でクラスの人気者の女子高校生・寄河景と親しくなる。


ある日、同級生の根津原が近所で遺体となって発見される。その後も同級生の不審死が相次ぐ中、望は景が事件に関わっているのではないかと疑惑を抱く。



本作のターゲットは高校生だと思うんだけど、何でも見る人なので見てしまった。笑


さすがに、ジェネレーションギャップはすごく感じる。



途中で「方丈記」が出てくる。

行く川の流れは絶えずして…。

今どきの高校生も学ぶんだと懐かしかった。


いじめの描き方はそんなに変わらないか。

根津原の自殺からはミステリー&サスペンス要素が入ってきて、恋愛ものだと思って見ていたので意外だった。

でも、ミステリー&サスペンスになってからの方が面白く、目が離せなくなってしまった。

真相、結末も衝撃的。予想外の、すごい話だった。




【今回見た映画】

アイ・スパイ(2002米)

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2022日)

TAXI NY(タクシー・ニューヨーク)(2004米・仏)

ハンターキラー 潜航せよ(2018米)

ウィキッド(2024米)


スノー・ロワイヤル(2019米)

TAJOMARU(2009日)

ザ・ファミリー(1973米)

ラストマイル(2024日)

ザ・プレデター(2018米)





アイ・スパイ ★★★☆☆

2002米。96分。ベティ・トーマス監督。エディ・マーフィ。オーウェン・ウィルソン。ファムケ・ヤンセン。マルコム・マクダウェル。


無敵のボクシング・チャンピオンであるケリー・ロビンソンはひょんなことから国家保安局のスペシャル・エージェントになり、新人エージェントのアレックス・スコットと組んで大騒動を巻き起こす。



コメディ。


エディ・マーフィの映画は久々に見た。


やっぱりよくしゃべるなあ、と思った。笑





シン・エヴァンゲリオン劇場版 ★★★☆☆

2022日。155分。庵野秀明総監督・脚本・原作・製作総指揮(共同)。

ミサトの率いる反ネルフ組織ヴィレは赤く染まったパリ旧市街にいた。


日本の大地をアスカ、レイと彷徨い歩くシンジはついに再びエヴァに乗る。


ゲンドウと対決したシンジは、「エヴァのいない世界」を創造する。



2007年から始まった4部作の完結編。


第1部「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」(2007年)

第2部「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」(2009年)

第3部「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」(2012年)



さすがに引っ張りすぎ。昔のような面白さは感じなかった。


旬を過ぎたか、単にこちらが飽きただけか。


一応ずっと見てきたので、懐かしさは感じた。


絵はとてもきれいだった。



この間、新作を作るってニュースが出ていた。まだ作るのかと思ったけど、今度は全く新しい話になると書かれていた。


楽しみ。とまでは言えないか。正直、エヴァはお腹いっぱい。


とはいえ、一時期はすごく面白かったコンテンツなので、また面白いものが出てくるといいんだけど。





TAXI NY(タクシー・ニューヨーク)(2004米・仏)

2004米・仏。97分。ティム・ストーリー監督。リュック・ベッソン原案・製作。クイーン・ラティファ。ジミー・ファロン。ジゼル・ブンチェン。ジェニファー・エスポジート。ヘンリー・シモンズ。アン=マーグレット。クリスチャン・ケイン。アナ・クリスティーナ・デ・オリベイラ。


ニューヨーク市警のアンディ・ウォッシュバーンは、運転が下手なポンコツ刑事。


元彼女で上司のマータ・ロビンスも手を焼いている。


そんな中、主要銀行が次々と襲われる強盗事件が発生。車のないアンディはタクシーに乗り込んで犯人を追跡。


ドライバーのベルは、類いまれな運転テクニックの持ち主だった。



「TAXi」シリーズのハリウッド版リメイク。


コメディタッチで、気軽に楽しめる。


オリジナルの「TAXi」はどうだったかと過去のブログを見たら、“アクションが期待より少なくておしゃべりばかり”と書かれていた。


“最後のカーチェイスは良かった”とも書かれていたけど、全体的には不満が残ったようだった。すっかり忘れているけど。笑


本作はそんなこともなく、普通に楽しい映画だった。


ベルのキャラが良かった。


ただ、個性はオリジナルの方が感じられたかもしれない。


いわゆる量産型の映画だと思う。悪口のつもりはなく、その分安心して楽しめる面もあるので。





ハンターキラー 潜航せよ ★★★☆☆

2018米。122分。ドノヴァン・マーシュ監督。ジェラルド・バトラー主演・製作(共同)。ゲイリー・オールドマン。コモン。リンダ・カーデリーニ。トビー・スティーブンス。ミカエル・ニクヴィスト。


ロシア近海で1隻の米海軍原子力潜水艦が消息を絶ち、捜索に向かったジョー・グラス艦長率いる攻撃型原潜「ハンターキラー」は、ロシア潜水艦の艦長を捕虜にする。


その頃、ロシア国内では大統領を狙った陰謀が進行していた。ハンターキラーは、単独でロシア海域へ潜航する危険な任務に挑む。



社会派的な題材のエンタメ。


難しいことは考えずに楽しむ映画。緊迫感があって良かった。最後はスッキリ気持ちよく終わる。





ウィキッド ★★★☆☆

2024米。160分。ジョン・M・チュウ監督。

シンシア・エリヴォ。アリアナ・グランデ。ジョナサン・ベイリー。ピーター・ディンクレイジ。ミシェル・ヨー。ジェフ・ゴールドブラム。


魔法と幻想の国・オズにあるシズ大学の学生として出会った、後の西の悪い魔女ことエルファバ・スロップと、後の善き魔女こと陽気で人気者のガリンダ・アップランドは寄宿舎でルームメイトになる。


見た目も性格もまったく異なる2人は激しく衝突するが、やがて友情を育んでいく。



ファンタジー。


話は結構普遍的で、現実社会へ持ってきても成立しそうだと思った。


人種差別をテーマにして、ストーリーを所々弄って。


と言うよりも、本作のシナリオを作った人は別ジャンルの映画も踏まえたで作っているってことなんだろうな。



「製品」としてきちんと考えられていそうな映画だけど、なぜこんなに長いのかよく分からなかった。


ターゲットは子供だろうに。





スノー・ロワイヤル ★★★☆☆

2019米。118分。ハンス・ペテル・モランド監督・原作「ファイティング・ダディ 怒りの除雪車」。リーアム・ニーソン。トム・ベイトマン。エミー・ロッサム。ドメニク・ランバルドッツィ。ジョン・ドーマン。ローラ・ダーン。


コロラド州キーホーで除雪業を営むネルソン・コックスマン(ネルズ)は、空港の荷物係として働く一人息子のカイルを麻薬の過剰摂取で失う。

実はカイルは無実で、空港で行われた麻薬取引に巻き込まれて殺されたのだった。


ネルズは殺人の実行犯を突き止め、麻薬組織への復讐を開始する。



リーアム・ニーソンらしいアクションとサスペンスの映画。


話もよく出来ていると思った。





TAJOMARU ★★★☆☆

2009日。131分。中野裕之。芥川龍之介原作「藪の中」。小栗旬。柴本幸。綾野剛。やべきょうすけ。池内博之。本田博太郎。松方弘樹。近藤正臣。萩原健一。


芥川龍之介の「藪の中」に登場する盗賊"多襄丸"を主人公に、オリジナル・ストーリーで描く異色時代劇。(Google)


管領・畠山家の次男・直光は後継者への欲もなく許嫁の阿古姫や手下達と楽しく暮らしていた。


しかしある時、手下で盗賊の桜丸が企てた陰謀で直光は畠山家を追われ、阿古姫と山中へ逃げる。


山中で盗賊・多襄丸に襲われた直光は阿古姫に去られてしまう。


多襄丸を倒した直光は、心ならずも多襄丸の名を受け継ぐことになる。



何となくだけど、「どろろ」を思い出すような映画だった。


妖怪は出てこないんだけど、武士や盗賊が山中で戦うシーンなどの雰囲気で。


話は面白かった。ただ、多襄丸(直光)が捕まってからはテンポが遅くなって残念。


裁きの場から斬り合って脱出するところはワクワクした。


映画の雰囲気からしょうがないけど、道兼たちは生き延びてハッピーエンドになって欲しかった。


これも、感情移入していた証拠か。


盗賊とは言え、結構良いキャラであり仲間たちだった。





ザ・ファミリー ★★★☆☆

1973米。115分。リチャード・フライシャー監督。アンソニー・クイン。フレデリック・フォレスト。ロバート・フォスター。エンジェル・トンプキンス。アル・レッティエリ。


3つのファミリーが支配する街。


その内のひとつ、レガルブート・ファミリーのドン・パオロが急死したことをきっかけに、血で血を洗う勢力争いが勃発する。



有名俳優が出演している割にはマイナーな作品のようで、wikiもなかった。


“「ゴッドファーザー」以降、量産されたマフィアもの”だということだ。(Google)


「ゴッドファーザー」には及ばないにしろ、本作も雰囲気があって悪くない。


アンソニー・クインのマフィアは迫力があって良かった。


テレ東「午後のロードショー」で、吹き替えで放送してくれたら一番似合いそう。


刑事ドラマの再放送みたいに、気軽に楽しめそう。


(今回はNHKBSの字幕放送で見ました)


また、「ゴッドファーザー」3部作はなぜあんなに面白かったんだろうと改めて思った。





ラストマイル ★★★☆☆

2024日。128分。塚原あゆ子監督。満島ひかり。岡田将生。ディーン・フジオカ。大倉孝二。中村倫也。火野正平。阿部サダヲ。石原さとみ。井浦新。窪田正孝。市川実日子。竜星涼。飯尾和樹。薬師丸ひろ子。松重豊。綾野剛。星野源。前田旺志郎。麻生久美子。


2023年。流通業界最大のイベントである11月のブラックフライデー前夜、アメリカに本社を持つ世界最大のショッピングサイト・DAILY FAST(デリファス)から配送した宅配便が顧客のもとで次々と爆発する大事件が起こる。


関東センター長に着任したばかりの舟渡エレナは、チームマネージャーの梨本孔とともに危機に立ち向かう。



サスペンス。


便利さの裏で誰かに皺寄せがいっている。


物流ではちょうどこの頃から「2024年問題」が騒がれた。


阿部サダヲの台詞が、当時のニュースで見たクロネコヤマトをはじめとする物流会社の声みたいだった。


私も、安い物流費の恩恵は受けていると思う。でも一方で、損失も被ってると思う。



エレナは歪んだところもあるけど、組織では優秀な社員。


満島ひかりの演技が盛り過ぎず、かといってリアルすぎず、程よい匙加減で強調されていて良かった。





ザ・プレデター ★★★☆☆

2018米。107分。シェーン・ブラック監督。ボイド・ホルブルック。トレヴァンテ・ローズ。ジェイコブ・トレンブレイ。キーガン=マイケル・キー。オリヴィア・マン。トーマス・ジェーン。アルフィー・アレン。スターリング・K・ブラウン。


アメリカ陸軍特殊部隊のスナイパーであるクイン・マッケナは宇宙船の墜落に遭遇、獰猛な宇宙人プレデターと交戦する。


プレデターの存在を隠したいアメリカ政府によりクインは軍刑務所へ送られてしまう。


秘密機関「スターゲイザー」の基地に捕獲されていたプレデターは突如蘇り、奪われた装備品を取り返すためにクインの自宅へ向かう。


刑務所を脱出したクインは、再びプレデターと遭遇する。



SFホラー。


シリーズ第4作。そんなに作られていたとは。


サイトを見ていたら、シリーズファンの評判は今ひとつだったみたいだ。


個人的には、話はそこまで悪くはないと思ったけど、アクションはもう少し頑張って欲しかった気が。


暗がりで撃ち合いばかり。大作だと思っていたけど、そこまでの予算はなかったのか。










【今回見た映画】

少林寺三十六房(1978英領香港)

ゴールデンカムイ(2024日)

おーい、応為(2025日)

教場 Reunion(2026日)

失楽園(1997日)


バイオハザード:デスアイランド(2023日)

銀河鉄道の父(2023日)

箱入り息子の恋(2013日)

のみとり侍(2018日)

モスラ(1961日)





少林寺三十六房 ★★★★☆

1978英領香港。115分。ラウ・カーリョン監督。リュー・チャーフィー。ロー・リエ。ワン・ユー。ラウ・カーウィン。


17世紀。中国・清の時代。


青年・三徳は反清復明運動を弾圧する張将軍達によって家族と仲間の命を奪われ、自身も重傷を負う。


少林寺で修行を認められた三徳は三十五房から頂房(第一房、最難関)まで五年という短い年月で制覇し、下山する。


故郷に帰った三徳は、反清復明の義士・洪熙官と共に戦い、ついに張将軍を倒す。


少林寺に戻った三徳は、新たに三十六房を創設して多くの弟子達を指導するのだった。



カンフーアクションもの。


話は分かりやすくて面白い。定番と言って良く、新鮮味はないかもしれないけど安心して見られる。


三徳が修行に励み、強くなっていくところは見ていて気持ちいい。師が暖かく見守ってくれているのもいい。


確かに名作。今見ても十分に楽しい。


wikiには、


クエンティン・タランティーノは本作を「カンフー映画史上最高の3本に入る」と評している。


と書かれていた。


そういえばこの人は、カンフー映画のファンだと何かで読んだ。


色んなものが好きな人だけど。


なんだか、「キル・ビル」がもう一度見たくなってきた。笑





ゴールデンカムイ   ★★★★☆

2024日。128分。久保茂昭監督。野田サトル原作。山崎賢人。山田杏奈。眞栄田郷敦。矢本悠馬。工藤阿須加。大谷亮平。マキタスポーツ。玉木宏。舘ひろし。高畑充希。


日露戦争での戦いぶりから「不死身の杉本」と呼ばれた杉本佐一は北海道で砂金掘りをしていたところ、金塊の隠し場所を記した入墨を彫った囚人達の話を知る。


杉本は、知り合ったアイヌの少女・アシリパと共に金塊探しに乗り出す。



原作マンガは一時期はまって、その頃出ていたところまで読んだ。


映画も面白かった。


ただ、展開が早いのはいいんだけど原作のダイジェスト版にも見えたので、読んでない人はひょっとしたら辛いかもしれない。


あと、アシリパを始めアイヌの衣装がきれいすぎて違和感があった。普段着に見えない。


あとは良かった。傑作だと思う。


鶴見中尉を玉木宏が演じていたのは、あのイケメンがと驚いた。とても良かった。





おーい、応為   ★★★☆☆

2025日。122分。大森立嗣監督・脚本。長澤まさみ。高橋海人。大谷亮平。寺島しのぶ。永瀬正敏。


浮世絵師・葛飾北斎の娘・お栄は出戻って父親と暮らしている。


家事は出来ないが絵の才能は父親譲りのお栄は、「おーい」と呼びつける父との日常から「応為」という号を付けられ、当時では珍しい女性浮世絵師として絵を描き続ける。


今風の映像・音・演出だと感じた。新しさというか。


せっかく応為を主役にするなら、応為個人の創作も見たかった気もする。


知名度が全然違うから仕方ないか。





教場 Reunion ★★★☆☆

2026日。150分。中江功監督。長岡弘樹原作。木村拓哉。綱啓永。齊藤京子。金子大地。倉悠貴。井桁弘恵。大友花恋。大原優乃。猪狩蒼弥。中山翔貴。浦上晟周。丈太郎。松永有紗。佐藤仁美。和田正人。荒井敦史。高橋ひとみ。赤楚衛二。白石麻衣。染谷将太。川口春奈。味方良介。大島優子。三浦翔平。濱田岳。福原遥。杉野遥亮。目黒蓮。趣里。佐藤勝利。中村蒼。坂口憲二。森山未來。小日向文世。


警察学校=教場で、鬼教官・風間公親と警察官を志望する生徒達が対峙する。



木村拓哉がはまっていると思う。


話も面白くて、引き込まれる。


ただ、途中で飽きる。テレビドラマも毎回そうだった。一本調子すぎる気がする。





失楽園 ★★★☆☆

1997日。119分。森田芳光監督。渡辺淳一監督。役所広司。黒木瞳。寺尾聰。柴俊夫。中村敦夫。岩崎加根子。


出版社に勤務する久木は左遷され仕事への情熱を失っていた。


久木はカルチャーセンターで書道の講師をしている人妻の凛子と出会う。


2人の不倫はやがて周りに知られるようになり、2人は追い詰められていく。



同じ頃にテレビドラマも放送されていて(古谷一行、川島なお美)、話題になっていた。


その頃も不倫に対する世間の目は厳しかったように思うけど、今よりは緩かったかもしれない。石田純一もテレビによく出ていたし。


渡辺淳一の本もよく売れていた。





バイオハザード:デスアイランド(2023日)

2023日。91分。羽住英一郎監督。湯屋敦子。森川智之。東地宏樹。甲斐田裕子。小清水亜美。子安武人。


前作「バイオハザード: ヴェンデッタ」の事件から1年後。


サンフランシスコでは感染経路不明のゾンビ発生事件が多発していた。


クリス・ジル・クレアの3人と、また別のルートではレオンが事件の鍵を握るアルカトラズ島へ向かう。



フルCG。


話は悪くないし、映像もきれい。


ただ、映像がリアルになると却って違和感を感じる。


やっぱり実写で見たいかな。


イケメンや美人がたくさん出せるし、シリーズが進んでもキャラが歳を取らないのはメリットだと思うけど。





銀河鉄道の父 ★★★☆☆

2023日。128分。成島出監督。役所広司。菅田将暉。森七菜。豊田裕大。坂井真紀。田中泯。


明治29年、岩手県花巻市に生まれた宮沢賢治の生涯を、父であり花巻で手広く質屋を営む父の政次郎との関係を中心に描く。



この頃の作家って社会的には「ダメ人間」と見られていたそうだけど、正にそんなキャラだった。


宮沢賢治にはそういうイメージはなかったんだけど。


ダメ人間といえば太宰治、というイメージだったので。


菅田将暉がうまかった。父親役の役所広司も良かった。





箱入り息子の恋 ★★★☆☆

2013日。117分。市井昌秀監督。星野源。夏帆。平泉成。森山良子。大杉漣。黒木瞳。


彼女いない歴35年、人付き合いを避けて職場と家を往復するだけの生活を送る市役所勤務の天雫健太郎。


見かねた親がセッティングしたお見合いで、目にハンデを抱えた今井奈穂子と知り合い、恋に落ちる。


しかし、2人の行く末には思いがけない障害が立ちはだかる。



星野源の映画初主演作。


良い話だった。後半、2度も大ケガするのはさすがにやりすぎだと思うけど。


星野源演じる健太郎のキャラがテレビドラマの「逃げるは恥だが役に立つ」とかぶる。


「逃げ恥」は2016年10月からの放送で、本作から3年ほど後。本作も影響しているのかも。





のみとり侍 ★★★☆☆

2018日。110分。鶴橋康夫監督・脚本。阿部寛。寺島しのぶ。豊川悦司。斎藤工。風間杜夫。大竹しのぶ。前田敦子。松重豊。桂文枝。


江戸時代中期。老中・田沼意次の元、賄賂が横行した時代。

越後長岡藩の生真面目なエリート藩士・小林寛之進は、藩主・牧野備前守忠精の歌会で失言して怒りを買い、裏稼業「猫ののみとり」に就くことを命じられてしまう。


「猫ののみとり」という職業は実際にあったそうだ。

知らなかった。

なかなか破天荒な話だけど、最後はエンタメらしくきっちり(多少強引に?)まとめてハッピーエンド。

スッキリと見終わることができて良かった。




モスラ ★★★☆☆

1961日。101分。本多猪四郎監督。円谷英二特技監督。フランキー堺。小泉博。香川京子。ザ・ピーナッツ。ジェリー伊藤。上原謙。平田昭彦。佐原健二。河津清三郎。志村喬。


日本の貨物船「第二玄洋丸」が台風で沈没し、乗組員はロリシカ国の水爆実験によって放射能に汚染されたインファント島に漂着する。


それをきっかけに、無人島と思われていたインファント島に先住民族がおり、「小美人」と呼ばれる双子の妖精と守護神「モスラ」の存在が明らかになる。



有名シリーズで、名前はもちろん知っているけどこれまで見たことがなかった。


「小美人」の「ザ・ピーナッツ」は懐かしの映像を紹介する番組で何度か見た。そんな程度。



予備知識もあまりなく、「モスラ」は東宝「ゴジラ」に対する大映「ガメラ」のように、別の会社が作ったシリーズだと思っていた。


「モスラ」も東宝の製作だとは今回初めて知った。

モスラ、ゴジラ、ラドンを「東宝三大怪獣」と言うそうだ。

(キングギドラの方が有名だと思うけど、主演作品があるからか)


本作は、大括りでは「怪獣映画」になるけど、「ゴジラ」とは別物。


すでにこの時点で何作も作っている「ゴジラ」の方が名前もあって手堅いけど、この話なら「ゴジラ」でなく別なキャラ(怪獣)を作った方が確かにいい。


昔ながらの特撮映像がとても良くて、丁寧に作られていると思った。