【今回見た映画】

The Long Walk ロングウォーク(2025米)

限りなく透明に近いブルー(1979日)

雨月物語(1953日)

ちょっと思い出しただけ(2022日)

銀魂(2017日)


ゲット・アウト(2017米)

王女メディア(1969伊・仏・西独)

ランダウン ロッキング・ザ・アマゾン(2003米)

ウィッシュ(2023米)

キング・ソロモンの秘宝2(1986米)





The Long Walk ロングウォーク ★★★☆☆

2025米。108分。フランシス・ローレンス監督。スティーヴン・キング(リチャード・バックマン)原作。クーパー・ホフマン。デヴィッド・ジョンソン。ジョシュア・オジック。チャーリー・プラマー。ローマン・グリフィン・デイヴィス。マーク・ハミル。


近未来のアメリカ合衆国では、年に一度“ロングウォーク”という競技が開催されていた。


16歳の少年レイ・ギャラティは母親の反対を振り切って参加を決める。


競技が進むに連れ、少年たちは次々に射殺されていく。


過酷な状況の中、ギャラティと生き残った参加者たちはある種の友情を育み、競技への参加を後悔しながらも優勝を目指して歩き続ける。



原作は、絵的には地味な話で、かなりアレンジしないと映像化は失敗すると思えたけど・・


低コストのB級映画だった。


原作ファンとしてはちょっと悲しい出来。


登場人物の台詞から、原作のような深みを出そうとしているのは伝わってくるんだけど、こういった心理描写はやはり小説のほうが向いている。


映画ならではの良さは残念ながら少なかった。


それでも、私は以前に原作を読んで衝撃を受け、今でもお気に入りの1冊にしているくらいの原作ファンなので、本作はとても楽しむことができた。


しかし、映画だけ見たらちょっと退屈かもしれない。


エンタメは人によって好みが違うので、個人の感想で簡単にお勧めしたり逆に見ない方がいいとか言わないようにしているけど、本作はそれでも広くお勧めはできないかも。


人を選ぶと思う。


楽しめるのは、私のように原作のファンだったり、本作に影響を受けたという「バトルロワイヤル」のファンだったり、スティーブン・キングが大好きだったり、見る理由がある人に限られる気がする。





限りなく透明に近いブルー  ★★★☆☆

1979日。103分。村上龍監督・脚本・原作。三田村邦彦。中山麻里。平田満。中村晃子。


東京都福生市。米軍横田基地の街。アパートの一室で、リュウや複数の男女がドラッグ、セックス、暴力に明け暮れている。


原作を最初に読んだのは学生の頃。


タイトルがとても美しい。読んでみて、内容にびっくりした覚えがある。



映画は、小説のイメージと違っていた。ドラッグや濡れ場はそれなりにあるけど、思ったより地味だった。


ちょっと過激な描写のある青春映画、といった印象。


R指定を避けるためにおとなしくしたのかも。


(規定について詳しいことは知らないけど、wikiやいくつかのサイトを見る限り、本作の紹介でR指定との記述はなかったので、全年齢対象で公開できたんだろうと思う。)



「だいじょうぶマイ・フレンド」と同様に、個人的には楽しく見た。


しかし、これが世間でヒットしなかったのは分かる。


邦画で映像がしょぼく感じるのは仕方ないのかもしれない。





雨月物語  ★★★☆☆

1953日。96分。溝口健二監督。上田秋成原作。京マチ子。森雅之。水戸光子。田中絹代。


戦国時代。近江の国に住む貧しい陶工の源十郎は焼物で儲けようと、侍になって立身出世を狙う義弟の藤兵衛と都へ向かう。


やがて源十郎は若狭という美しい姫から注文を受け、屋敷に住み着く。若狭の正体は戦で亡くなった死霊だった。



白黒。


内容は今見ても面白い。


戦国期の貧しい暮らし、往来の危険が映像でリアルに感じられる。


若狭姫や、源十郎の妻子の運命が哀しい。





ちょっと思い出しただけ  ★★★☆☆

2022日。115分。松居大悟監督・脚本。池松壮亮。伊藤沙莉。大関れいか。屋敷裕政(ニューヨーク)。成田凌。市川実和子。鈴木慶一。國村隼。永瀬正敏。尾崎世界観。


2021年のある夜。タクシードライバーとなって客待ちをしていた野原葉は、劇場で1人踊るかつての恋人・照生を見かける。


映画は、1年ずつ遡って2人のエピソードを映し出す。


最後に、もう一度2021年に戻ってそれぞれの道を歩く2人の今が明らかになる。



尾崎世界観が自身のお気に入り映画「ナイト・オン・ザ・プラネット」から着想を得て作曲した「ナイトオンザプラネット」に、本作の松居大悟監督が触発され自身初のオリジナル脚本として執筆された。(wikiより。一部要約)


伊藤沙莉演じる葉のキャラが良かった。


リアリストという設定だそうだけど、確かに台詞がそんな感じで共感できた。





銀魂  ★★★☆☆

2017日。131分。福田雄一監督。小栗旬。菅田将暉。橋本環奈。柳楽優弥。新井浩文。吉沢亮。早見あかり。ムロツヨシ。長澤まさみ。岡田将生。佐藤二朗。菜々緒。安田顕。中村勘九郎。堂本剛。


パラレルワールドの江戸末期。万事屋(よろずや)を営む銀さんこと坂田銀時と仲間たち、志村新八、神楽の周りで起こる騒動。


かつて、宇宙から襲来した“天人”と共に戦った同志・桂小五郎が行方不明になる。


高杉晋作が挙兵し、幕府転覆を企てているとの報せが入る。


万事屋のメンバーに危険が迫り、銀時は再び剣を手にする。



久々に見た。原作は何冊か読んだ。


福田雄一監督作品で、最初か2番目くらいに見たと思う。


作風が新鮮で、とても面白かった。所々入るギャグに笑わせてもらった。


小栗旬が達者。橋本環奈が可愛らしい。





ゲット・アウト  ★★★☆☆

2017米。103分。ジョーダン・ピール監督・脚本。ダニエル・カルーヤ。アリソン・ウィリアムズ。ブラッドリー・ウィット。


黒人青年クリス・ワトソンは恋人の白人女性ローズ・アーミテージの実家へ挨拶に行くことになった。


しかし、実はアーミテージ家には恐ろしい秘密があった。


ローズの祖父ローマンが組織した秘密結社の元、

才能のある逞しい黒人青年の身体に自分たちの脳を移植していたのだ。


彼らは皆、黒人の身体に憧れているのだった。



ホラー。ミステリー。


白人から黒人への妬みという形で、人種差別もテーマになっている。


全米で大ヒットし、第90回アカデミー賞(2017年の映画が対象)で脚本賞を受賞するなど高い評価を得た。


ということなので、見てみた。


個人的にはピンと来ない点も多かったけど、白人が黒人の身体に憧れるという話は本作で初めて見た。


これまで、人種差別と言えば白人が黒人他の有色人種を差別する話ばかりで、こういう捉え方をする人もいるのだと新鮮だった。


映画自体はそこまで面白いとは言えなかったけど、やはり見ておくべき作品だったのかな、と思う。





王女メディア  ★★★☆☆

1969伊・仏・西独。106分。ピエル・パオロ・パゾリーニ監督・脚本。マリア・カラス。ジュゼッペ・ジェンティーレ。マッシモ・ジロッティ。


コルキスの王女メディアは夫・イアソンと共にお互いの故郷を捨ててコリントスで暮らしていた。


しかしある時、コリントスの王・クレオンがイアソンを自分の娘婿に望み、イアソンは承諾する。


メディアはイアソンの裏切りに怒り、イアソンとクレオン父娘へ復讐する。



ギリシァ神話をベースにした映画。


異国情緒に溢れた映像が美しい。


主演のマリア・カラスはオペラ歌手。本作は生涯でただ1作出演した長編映画。





ランダウン ロッキング・ザ・アマゾン ★★★☆☆

2003米。104分。ピーター・バーグ監督。ザ・ロック(ドウェイン・ジョンソン)。ショーン・ウィリアム・スコット。ロザリオ・ドーソン。クリストファー・ウォーケン。


凄腕の賞金稼ぎ・ベックはマフィアに多額の借金をしていた。


そろそろ足を洗って夢であるレストラン経営をしたいと考えていたベックはボスから最後の命令を受ける。


それは、アマゾンのジャングルで秘宝探しをしている、ボスの放蕩息子トラビスを連れ戻してこいというものだった。



アクション。コメディ。


気楽に見られる、肩の凝らない楽しいエンタメ映画。


トラビスといい感じだったバーの店員がゲリラのリーダーだったり、ご都合主義かもしれないけどテンポよく新展開が出てきて飽きさせない。


2時間きっちり楽しませてくれる良い映画だった。





ウィッシュ ★★★☆☆

2023米。95分。クリス・バック、ファウン・ヴィーラスンソーン監督。


国王マグニフィコと王妃アマヤは地中海の島にロサス王国を作り、魔術を学んだマグニフィコは月に一度の儀式で国民の願いをかなえていた。


17歳の少女アーシャが暮らす王国は、マグニフィコの弟子になろうとするが断られる。


アーシャは、マグニフィコが国民の願いを悪用していることに気付く。



アニメ。ウォルト・ディズニー・カンパニー創立100周年記念作品。


子ども向けらしい夢のある話。家族みんなで安心して見られる。


3Dアニメだけど手描きを意識した作品だそうで、良い感じの絵だった。





キング・ソロモンの秘宝2/幻の黄金都市を求めて ★★★☆☆

1986米。99分。ゲイリー・ネルソン監督。リチャード・チェンバレン。シャロン・ストーン。ヘンリー・シルヴァ。ジェームズ・アール・ジョーンズ。


アランとジェシーは結婚を控えて彼女の故郷であるアメリカに向かっていたが、アランの生き別れた弟ロブソン黄金都市を発見したことを知らされ弟を探して黄金都市へ向かう。



「インディ・ジョーンズ」を思い出すような映画。


シャロン・ストーンは今作でもきれい。


気軽に見られる楽しい映画だった。


ふと、前作の感想を見たらほぼ同じことを書いていた。笑