けっきょく
想像したとおりのやり方でよいということがわかった。
買ってきたのは、
氷砂糖と焼酎150mlだけである。
熱湯で内側を洗った瓶を
さらに少量の焼酎で洗う。
その焼酎を捨てないで、
そのまま梅をいれていく。
小さい瓶だから、
4つも入れれば一段埋まる。
その上に氷砂糖を一段敷き詰める。
これを繰り返して蓋をしておしまい。
500mlの小さい瓶だったので、
ぎゅうぎゅうと梅を押し込んだ。
熟れている梅は原型をとどめず潰れてしまっている。
そんな調子だったから1日経つともう、
梅シロップと呼べるものができあがっていた。
レシピによると
1週間くらいかかるはずだった。
これは梅が熟れすぎていたことによるだろう。
こんなに簡単にできるのならば、
梅シロップには
はじめから熟れた梅を使ったらいいのにと思うが、
そういうレシピは見あたらなかった。
熟れすぎていては都合が悪い
なにかがあるのかもしれないが、
そんなことは構いはしない。
なにしろこちらは飲めればいいのである。