人がするのを聞くのはいいが、
のけぞって断ろうとする。
本当かどうか知らないが、
アメリカ人の怖いもの第一位がスピーチなのだそうだ。
必ず小粋なジョークをまぜて
怖いというのは信じ難いが、
上手なのと怖いのはまた別の話かとも思う。
組織のなかで序列が上がっていくと、
スピーチをする機会が増える。
一番上の方は、ことあるごとにスピーチが回ってくる。
下のものからするとしゃべってもらうのが収まりがよいし、
上の方はさて、
役を下りた人が言うには、
現役の上司に頼みにいけば、
嫌がられながらも、結局それらしく、
あまり頼むのも悪いかなという気がして
頼んでも嫌がられ、頼まなくても角が立つ。
スピーチは怖い。