バイク用バッテリー充電器 -SAE端子車両ケーブル装着で憂いなし | プロムナード

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ここ暫く寒い日が続いているので、バイクからなんとなく遠ざかっているうちに、バッテリーがヘタってしまった。セルが回らないわけではないが、エンジンがかかる前に停止してしまう。

バッテリー交換してまだ1年半くらいなのだが、この冬は2~3週間に一度くらいの乗り方だし、乗っても短時間しか乗らないので、乗り方によっては走行中の充放電バランスから言えば充電するって程じゃないわけだ。

これまで、バッテリーにアクセスするためにはカウルを外す必要があるし、そのカウルを外すためにはシートも外さなければならないことから、なんとなく敬遠していたのだが、シートを外さなくてもカウルをずらすことでバッテリーが見えるし、なんとかアクセスできそうなので今後のことを考えてバッテリー充電器をポチってみた。

 


 

昔に比べると、歳のせいか昔ほどバイク弄りから遠ざかっていたのだが、この程度のことくらいはやらないと、と言う感じでもある。

ポチった充電器がこれ。SUPER NATTO、BC-GM12-Vというバッテリー充電器だ。充電するバッテリーはセロー225に搭載してある、ATX-7Sと言う12V/6Ahのバッテリー。

 


要は100ACの商用電源から12VDCを生成するコンバータであるが、取り出せる電流値が750mA程度なのでかなり小型軽量だ。

変換された12Vの電圧品質などはあまり問題にならないので自作も可能だし、或いは12V/1AくらいのACアダプターがあればそれで代用可能なのだが、こちらは充電中の状態がLEDで表示されたり、逆接続防止保護回路などが備わっているなどのことから、充電器というものをポチった次第。

この充電器のバッテリーへの接続方法は二つが用意されている。

1.クリップで挟む方法
2.車両ケーブルを装着し、コネクタ接続する方法

当初、シートを外してカウルを外さなくてもカウルをずらすだけでクリップで挟めると思ったのだが、かなり狭い所にバッテリーが押し込まれていることから、クリップで挟むのが結構難儀しそうなことや、そう言う接続方法だと充電中に外れて危険かもしれないので、やはりここは面倒だがシートを外してカウルも外す方法を試みることにした。その代わり、バッテリーに車両ケーブルを装着させてSAE端子を外に出しておけば、バッテリーの端子に直接アクセスすることなく簡単に充電を行うことが可能になる。

ということでシートを外すことにトライしたのだが、これが何とめちゃくちゃ簡単だったのだ。


シートを外すためには、シートの裏側、つまり後輪の上方に見える2本のボルトを外してシートを斜め上方に持ち上げれば、簡単に外すことが出来る。シートがなければカウルは真横に引っ張れるので、こちらも簡単に外せる。まさに案ずるよりも産むが易しだったわけだ。

 


カウルを外し、バッテリー端子に車両ケーブルを接続する。こういう時に気を付けることはプラス側から接続することだ。マイナス側を先に接続してしまうと、バイクのフレームなどの全体がマイナス側となるので、バッテリのプラス側を接続するときに万が一バイクのどこかに触れると短絡してしまうからだ。

車両ケーブルを接続させた後はカウルを嵌め、SAE端子をシートの下にしまい込んでシートを嵌めてボルトを締めればそれで完成。

 


その後、写真に示す様に、シート止めボルトを外す際にソケットレンチなどを使わなくても済む様に8㎜の蝶ボルトに取り換えた。これで工具無しでシートの着脱が可能なので作業が簡単になる。

 


こうしておけばバッテリーへの直接のアクセスすることなく、シートを外して車両ケーブルに充電器を繋ぐだけで充電が可能となり、大変便利だ。

これで、これまでの様に長い間乗らないでいるときにバッテリーの状態を気にする必要がなくなるので、ストレスも減る

もっと早いうちからやっておけばよかった。

なお、家の中から電源を引っ張り出せるように、10mの延長コードを作成。充電に当たってはすべての接続を行ってから電源オンにする必要があるが、バッテリー充電器には電源スイッチがないので、延長コードの手元側にスライド式のスイッチを入れておいた。これで完璧だ。