桜を見て思うこと  - 日本的美学 | プロムナード

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2月11日、上野にて

今年も桜がたくさん咲き、そして散っていった。毎年見る光景ではあるが、かつて小生の上司は「毎年桜が咲くのを見るにつけ、これからあと何回桜を見れるのかなと思うんだよね」といった言葉の意味、最近なんとなく感じるようになった。

花には植物の数だけの種類があるといえば大袈裟だが、日本人にとって桜は特別といわれる。ぱっと咲き、さっと散る。日本的美学か。今年、2月11日に早咲きの河津桜とメジロを見てから3月26日にソメイヨシノが開花、末に満開となり、1週間後には散っていった。

桜と梅。

最近気づいたのだが桜は茂りが撮影され、梅は一厘の花が撮影される。そうか。桜は一日の差もなく一斉に咲く壮麗感が潔ぎよく、散り際も未練を断つように潔いのだ。


質素で純潔で清楚。そういえば香りすらなく、散った後の木には痕跡を残さない。

また、来年も逢いたいね。