秋葉原育ち -真空管も、トランジスタも、そしてAKB48も | プロムナード

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古いこと、新しいこと
いつでも、どこでも
思いつくまま、気の向くまま

秋葉原は、そこを好きな人を育てる街だ。小生は、そこで育った。

子供の頃から秋葉原通いが出来たということは、かなりラッキーだったと思う。自宅の近くから須田町行きの都電に乗れば、そのまま秋葉原に着いた。当時の秋葉原は相当に硬派で、小生の様なガキは殆どいなかったし、もちろん今風の萌え系なんぞ微塵もなかったが、種類は違えどヲタクが集う街であったことは今でも伝承されている。

そこでは、常に何か新しい匂いがしていた。好奇心、挑戦心、探究心がくすぐられた。

大学の電子回路理論の講義で、教授が「この回路はトランジスタ、ダイオード、抵抗、コンデンサ等の電子部品で構成すると数千円になるが、いまやこれ等がIC化し、秋葉原では500円程度で売っている」と語っているのを階段教室の後ろの方で聞きながら、仲間内で「知識、古~。今日び、100円だよ」そんなひそひそ会話をした記憶があるが、とにかく最先端だった。もちろん今でも変わりはない。


古い真空管の販売店 東芝などの古いロゴが懐かしい

数年前、ふと気がつけばそこから少し遠のいていた。仕事が忙しいせいもあろう。家が遠いせいもあろう。だが、わざわざ行こうというところではなくなりつつあった。
そんな小生を再び秋葉原へ呼び戻したのがAKB48だった。それ以来、また頻繁に通う様になった。結果、好奇心、挑戦心、探究心が覚醒した。
今日も、休暇を取って秋葉原散策へ出た。電子部品を見ることや、アヤシイ電気製品を見ることに加え、平日であればAKB Cofe and Shopを覗くことも可能だ。ワクワクさせるものが、必ずそこにある。

今やアキバの代名詞でもあるAKB48

もし、AKB48のメンバーに何かいえる機会があったら、「再びエレクトロニクスで遊ぶ心を思い出させてくれて、有難う」と言おうと思う。タブン、なんのことだか理解してもらえないだろうけど。