ドライフルーツのプルーンをふっくらと煮てお塩も少し加えると、それだけで十分に甘くて上質なデザートが作れる。
これはプルーンのコンポートということになるが、大量の白砂糖でシロップ煮するのが一般的な作り方。
未来食流は、お日さまの力で自然に甘みが凝縮されたプルーンに、塩でさらに甘みを引き出すやり方。 全く違った発想に、目からうろこが落ちる気がした。
こういうものをストックしておけば、外でお菓子を買ったりしなくてまっすぐ家に帰れるのよと、大谷ゆみこさんに教わった。 もう何年も前に受けたサバイバルスイートのセミナーの時のこと。
ええ、その通りです。 何もなくて出かけると、つい売っているものに目が行きますものね。
そのプルーンのコンポートを使って、手早く出来るお菓子を一品。
プルーンのクラフティ (とは呼べないかも)
使った材料は、雑穀甘酒・アーモンドプードル・地粉(小麦粉)・白ワイン・海の塩・プルーンのコンポート、型用に菜種油。
これはずっと以前普通の洋菓子を作っていた頃のを思い出して、似たものをと思いやってみた。
計算もしないで順に材料を混ぜて行ったから、 食感はクラフティと全く違ってしまったの。
本来はもっとどろりとしてプリンに近い感じだった(確か)けど、私のは固く締まり過ぎていた。
またそのうちに作り直そうって思ったの。 お味は結構いい感じだったから。
調べたら、このフランスの伝統菓子はさくらんぼで作るのが正統らしい。