さて…詳しいパ―ルの話や貝ボタンの話に大満足しつつ


お店を出て、青い海に見守れながら灯台への道しるべを便りに細い道を歩いて行くと



坂の途中のところ処に、行商のおばさん達が開くお店がある

古びたお土産やさんや、採れたたての海の海産物を売るお店

恐らく、コロナが無ければここもインバウンドの人達で賑わったのだろうなぁ

だって、こんなに美しい海と美味しい海産物があり、真珠もあるし、

伊勢志摩サミットだって、ここで行われたくらいだもんなぁ💦

そう思うと、殆んど人の通らないこの灯台への通路を無視して通り過ぎることが出来なくなった

一件のお店で、おばさんが勧めてくれる、真新しくて青々としている青さのノリを何袋かった

採れたての作りたての乾燥昆布も買った

何だかアジアへ行った時のフェアト―レドに参加しているような気分

と、一件の宝石店の前に店番している可愛いワンちゃんを発見❤️



ワン🐶:いらっしゃいませ~~

真珠如何ですか? お安くしておきますよ

あまりに可愛くてカメラを向けると…

ワン🐶:何だよ!買ってくれるお客さんにじゃなければ、あたしゃ写真は撮らせないよ‼️

とプイッと横を向いてしまったのでした


よく見ると、このワンちゃんパ―ルの首輪をしている


おぉ~~~っ、恐らくはこのパ―ル本物だぁ❤️

オッサレ~~~😍

いいなぁ、私もここのワンちゃんになりたい🎵

さて、そっ気ないこのワンちゃん🐶が、何故ちゃんとカメラ目線を向けてくれたかと言うと…

実はこのお店に、私好みの可愛いピンブローチが沢山あったので、覗いてみたのでした

もちろん、お手頃価格の素敵なピンブローチを数点お買い上げ♪

お店の方によると…

伊勢志摩サミットの時には、まず警備員の数が半端なく

更には、開催中には世界中の人でこの町が溢れ、宝石も飛ぶように売れたとの事でした

ここのお店の美人オ―ナ―さんも、愛想がよくて時間潰しにお喋りに花が咲く

可愛い本物のプチパ―ルの着いたピンブローチが欲しい方は是非、行ってみてくださいね

「真珠の店 龍宮」

もちろん、本物のもっと豪華なアクセサリーやオ―ダ―品も取り扱っているそうですよ

ゲンキンな性格のワンちゃんとオ―ナ―さんに別れを告げて、ようやく灯台に到着❤️



やっぱり白亜の白い灯台には青い空と海が似合うよね


灯台へは22.5mの高さの頂上まで、階段で登る事が出来ました


この美しい風景は映画や小説にも描かれた場所であり

また、藤島武二などの画家をも魅惑したと言われる絶景なのでした



青い海に真っ白な荒い波がたつ、心洗われる風景でした


帰り道は、別の裏の石畳の急な階段を降りて駐車場へ

あれっ👀灯台までこんなに近かったの?

恐らくは5分ほど…

まぁ~~いっか💦

つづく

Peachの小さな箱庭へようこそ…♪




こんにちわ…♪


旅記録途中で随分とご無沙汰しておりますが💦


大変、元気に過ごしてります😂


(世の中は相変わらずコロナ終息の目処は立っておりませんが…


十分に健康管理には気を付けて行動しておりますので旅から戻って体調を崩したりは、しておりませんよ♪)


言い訳をさせて頂きますと…


娘の夏の結婚式に先駆けて、娘のウェディングドレス等の衣装合わせや小物探し


前撮り写真撮影


結婚式用に作るための写真を要求されての家の中をひっくり返しての写真探し…


等々に加えて、私自身の受講するスペイン語の大学授業の再開(オンラインですが💦)致しました


新たに受けるステップアップの試験勉強


そして、当たり前のようにしなくてはならない家事に庭のお手入れ云々




忙し過ぎて全く時間が作れませんでした💦


やはり花嫁の母は何かとやることが多いのね☺️


よって7月末まで暫くはこんなスローなアップになりますことをお許し下さいませ


留守中の沢山のご拝読、「いいね」に感謝致します♪♪


さて、忘れつつありますが伊勢志摩の続きです


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駐車場から「大王埼灯台」へ行く道すがら


何件かのお店がひっそりとありました


新鮮な魚や干物を売るお魚屋さんや乾物屋さん、そしてここならではの昔ながらの真珠店


その角に佇む一件の真珠店にちょいと顔を覗かせてみる


(この画像はHPよりお借りしました)

いやいや、念願の自分へのご褒美のMIKIMOTOのパ―ルのペンダントは、

思わぬプレゼントとしてだんな様に買って貰った❤️わけですが…

ここ最近は密かにピンブローチに凝っている私

こんな、ひなびた(スミマセン💦)町のお店に何かあるのかと思いつつ、さすがわ本場だけの事はあり

豪華なデザインのパ―ルがガラスケースに所狭しと並び

その品揃えの豊富さに、むしろパ―ル博物館を観賞するように見いってしまいました

と、言うのも…このお店

ただの真珠店とは違い、なんと長い長い歴史のあるお店だったのです

50才くらいの背の高いホッソリとした店主が現れて「先ずは我々の真珠を説明しますので楽しんで見ていって下さいよ♪」

と、親切に一つ一つの真珠の説明をしてくれる

「これが、今や英虞湾で養殖されている日本のパ―ル」

「これは、タイやオーストラリア、南米や世界の養殖場などから輸入されたパ―ル」

「これはあこや貝ではなくて黒蝶貝から採れたパ―ル」などなど

ほぉ~~~~っ なぁるほどね♪

パ―ルの核を埋め込む貝の種類で、出来上がってくるパ―ルが全く違う物になるのね

店主はセールスと言うよりは、むしろ真珠について語りたい、久しぶりにやっていたお客さんに説明をしたい…と言うような感じで喋り続けました

加えて…店主のおじいさん達の時代には

一攫千金を狙って、オーストラリアへ船で真珠を採取しに渡ったとの話に遡る

お店に飾ってある白黒の写真を見ながら説明をしてくれました

(以下の写真はHPよりお借りしました)

これは、オーストラリアへ渡った時に案内してくれた先住民族なのだそうです


当時は深く潜る手だてとして、こんな宇宙服のような物を被って海の底へ沈んだのだそうですよ


養殖された真珠貝は船が傾く程に真珠貝が採れ

真珠漁主はたいそう潤ったとの事でした


よくマグロなどの遠洋漁業の話は聞いた事があるけれど、真珠漁の話は初めてで

大変興味深く、ここでなんと一時間近くも聞き入ってしまいました💦

ここの店名「あらふら丸」と言うのは、その当時の船の名前で

「あらふら」と言うのは、その真珠の採れるオーストラリア北部の地名から取ったそうです

で…肝心のピンブローチは、好みの物が見つからず(^_^;)

折角、こんな興味深いお話を一時間もしてくださったので…

程なくして真珠の採取と共に、美しい貝も何かに使えないだろうかと作り始めたと言われる

貴重な貝ボタンを頂きました

箱の中には大小様々に光るボタンがありました

珍しいアワビの貝ボタンです

この貝のボタンのお話も詳しく伺いましたが

何だか話を聞いた後では光と奥行きが違って見えるから不思議です



今の時代は殆んどがプラスチックのボタンになってしまっているけれど


この貝は、どんな海のどんな貝から採れたのだろうか…


と、当時の職人さん達の顔を思い浮かべながら、遠い海外の海に夢を馳せつつ


何に使おうかなぁ~(#^.^#)


Tシャツにつけようか、お気に入りの白いシャツのボタンをこれに付け替えようか♪


なぁんてワクワクしながらお店を後にするのでした


その後も、灯台へ行く道すがら素敵な出会いがありました


(駐車場から歩くと15分程の灯台への道のりは、かなり遠くなりそうです)💦💦


つづく


3月30日(月)


昨日までの雨が嘘のように晴れ渡った朝でした♪


まだ薄暗い内から起きて早速、朝風呂へ


部屋から眺める入江もピンク色に染まる


今朝は、流石に小さな子供達や赤ちゃんは居ないだろう💦💦 と…願いたい

朝風呂は入れ替え制なので、昨日の汚れた温泉とは違う岩ぶろなので安心して朝風呂を堪能しました

今朝の朝食は、また前日のそれとは全てガラリとメニュ―を変えて下さっていて感激です


細やかな配慮に感謝しかない


湯豆腐の代わりには揚げ出し豆腐を付けて下さいました

女将さんが、また現れて朝のご挨拶を頂きましたが

やはり昨日のお風呂の事は伝えられなかった(^_^;)

日本人って優しいよね😅(と言うか小心者です)

食後は、マスター(恐らくは女将さんのだんな様?)が入れて下さったコヒーをラウンジに移動して頂きました

笑顔で見送られながら早めにチェックアウトし、いざ出発

玄関先までは勿論の事、車が見えなくなるまでお見送りを頂き、あ~~~~もう少し客層が良ければ、絶対にまた来たいのになぁ💦と

ちょっと残念な気持ちになりました

が、やっぱりここでのお食事とおもてなしは、お値段の割にはとても良かったと思います

さて、本日は伊勢志摩国立公園をドライブしながら、最終的には息子の住む名古屋へと向かいます

この伊勢志摩巡り…ただの観光ドライブと思いきや、景色を楽しみながらも、また違う発見の多いドライブとなったのでした

つづく