叔母の新生活 ⑥自宅に滞在 | 終活アドバイザーMのお気楽終活雑記帳

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自分のために断捨離&終活を始めました。
まずは、ぼちぼち実家の片づけから。

少し暖かくなったら叔母を一時帰宅させようと計画し、ついに今日実行した。

 

来てくれたのは叔母の親友Oさんとその近くに住んでいる介護職のN子さん。

 

午後一時、施設に叔母を迎えに行く。N子さんが手伝ってくれ・・・というかほとんどすべてやってくれて、問題なく連れ帰ってきた。傾斜した道での車いすの扱い方など学ぶべきところ。「さすがプロ」というと、「これができなければ私、クビになっちゃいます」と笑っていた。

 

お茶を入れようと茶筒を開けたが、出てきたのはアーモンド。

「Mちゃん、これもう湿気てる、すてよう。」

叔母ちゃんは苦笑いしている。

ニコニコこれで天下晴れて捨てられる・・・ゴミ袋へgo!)

話題はテーブルの上の未開封のあれこれへ。

「ガラムマサラ?これ、何つくるつもりだったの?」

「あれ、だよ、あれ・・・。ほら、カレー」

ニコニコうん、受け答えもスパイスの用途もあってる。)

「これは賞味期限まだ先だけど、使わないでしょ?」

「じゃ、頂戴!」

「小麦粉も封切ってあるのは捨てるよ。使ってないのは持って帰る。」

しぶしぶうなずく叔母。

 

Oさんが持ち帰り用のうな重を予約してあり、それをN子さんが自転車で取りに行ってくれたというので、みんなで分けて食べた。叔母は施設で昼食を済ませてきているが、鰻は別腹?

 

ここの物でないとおいしくないという叔母のために、わざわざ買ってきてくれたのだからありがたい。おいしさに嬉しさが加わって格別の味だったのではないかと思う。

 

洋菓子と和菓子を食べ、コーヒーを飲んで、持ち込みたいズボンを2本選んでいるうちに、3時間がたち、施設に戻る時間となる。

 

N子さんは途中で仕事が入って帰ってしまったので、私が帰りの車いすを押す。マンションの玄関の段差でまずガクン、ガタッ。玄関から廊下に出る時も少し段差がある。段差を降りる時は車いすは後ろ向きでね、と教えてもらったのだが、やっぱりスムーズにいかず、座り心地は悪かろう。道に降りたら割とスムーズ。いけるかも・・・。Oさんに先導してもらってゆっくり前進。

 

施設につくと、入り口までお迎えが来ていて、叔母も嫌がることもなく帰って行った。

 

家に帰りたいとか他の施設に変わりたいとか言い出すのではないかと心配していたが、そのようなこともなくほっとする。

 

「また来月ね」というと、ニコニコして手を振っていた。面会より、外出の方が長い時間会えるし、自由に飲食もできるので、来てくれたお友達にも好評だった。来月も自宅滞在を計画しなくちゃ、と思う。