トンガ・サモア・バヌアツ・フィジー11日間⑦
8日目5/14 <トンガ王国①>
早朝サモアを4:50分の飛行機でフィジーに
5:35分に着きトンガの出発時間13:45分迄、
半日あるのでフィジーのナンディの市内観光へ
↓スリ ・シヴァ・スブラマニヤ スワミ寺院
<ヒンドゥー寺院>フィジーは歴史上インド人
が多く40%ヒンドゥー寺院が祀られている。
フィジーには砂糖園で働く為にインド移民が
大勢移り住んできた。そんな中 8人のインド人
職人がこの地に招かれ,巨大な寺院が建立
されたのは 1984 年ピラミッドの形をしたお堂
伝統的なドラヴィダ建築のヒンドゥー寺院。
本堂にはムルガン神というヒンドゥー教の
神様が祭られている。
南半球で最大のヒンドゥー寺院でインド国外
ではめったに見られないドラヴィダ建築様式
を反映した非常にカラフルで華やかな建造物 。
この寺院は季節の雨の神であるムルガン神を
祭っており本堂にはムルガン神の像が納めら
れている。他のお堂では象神のガネーシャや
最高神のシヴァ神が祭られているヒンドュー教
の神々の繊細な彫刻
ヒンドュー教の教えを表現した
色鮮やかなフレスコ画
寺院から移動して
ナンディのマーケットを見学
高級リゾート・目の前がデナラウリゾートの
ホテルで船で直接部屋に行ける。
ナンディのヨットハーバー・
10:30ナンディの観光後
ナンディ国際空港に到着
入国をしてラウンジで時間待ち
フィジー→トンガに
13:45発1時間半のフライト
空路 トンガ王国の首都
ヌクァロファへ
ヤシの木
14:12
機内食
15:50トンガ王国に入国
空港からホテルヘ向かう
トンガ王国
面積:島の合計面積は約720㎢
島 :トンガは171の島々が
4つの諸島を構成
人口: 10万4175人(2024年)
首都:ヌクアロファ
民族:ポリネシア系
言語:トンガ語、英語
宗教:キリスト教
トンガは171の島からなる群島国家で
うち45が居住地。その70 %が本島の
トンガタプ島に居住。
植民地経験のない国。
植民地ではないものの英国の保護国という
位置づけで外交権等は制限されていたが
1970年に独立し独立と同時に日本との国交
も樹立されました。 国王を国家元首とする
立憲君主制の国ホテルまでの車窓
スイカを売っていました。
トンガの首都ヌクアロファはもともと小さな村
でしたが,19世紀にヨーロッパ人宣教師の
キリスト教布教の拠点と目された事でトンガ
の中心地として発展する事になった。
西暦1800年代初頭,ヨーロッパ人が盛んに
トンガ王国へ出入りする様になり,1826年に
キリスト教の宣教師が訪れると当時の王は
洗礼を受け,キリスト教を広める為に
トンガ全体を聖戦という形で平定します。
その際にキリスト教以外の国民を改宗
させた為,現代に至ってはトンガ人の殆どが
キリスト教徒です。街には様々な形の教会が
かなり多く点在しています。
国民の99%がキリスト教徒というキリスト教
の国で,敬虔な信者も数多くいる.キリ スト教
では,日曜日は安息日となっており,トンガの
憲法にも「安息日は神聖を保たなければ
いけない」と決められている。法律で許可
された人をのぞいて,仕事や遊び,スポー ツ
ダンス,釣りなどをしてはいけない。
スクール・義務教育は5~17歳。
初等教育は6年間。5歳入学ですが
留年もあり卒業年齢は様々だそう
↓学校帰りの男子学生・男子は白シャツ
民族衣装をココナッツの繊維でできた
タオヴェラを腰に巻く
トンガの服装は男女ともスカート
が基本です。
↓ホテルトンガインターナショナル
ホテル紹介 トンガでは一番の
豪華4つ星ホテル
★★★★
↓ホテルの受付の女性
腰に巻いているのはタオバラと言う
礼装の時付けるもの。
ホテル内
ホテルのプール前のレストラン
ホテルの内側
木彫りのオブジェ
↓部屋は綺麗でよかった。
朝食付き34000円
9日目5/155:22
朝食のレストランへ・トンガを守る
オーストラリアと他の軍隊の人達
ホテルの部屋から見える景色ですが
私の部屋はうち側
曇っていたので海が綺麗に見えませんで
したが晴れたら綺麗だそうです。
一番メーンの大通り
↓首相官邸・街の中心部にある。
日本と同じように王室と政治は分かれて
いますが,トンガ王国では王室が政治に
大きく関与する。
街中のオシャレカフェです。観光案内所も
併設しており,土産物も売ってレストランでも
↓王宮 サイドから・1867年に完成した
王宮は広い芝生に白い壁と赤い屋根で絵本の
よう・旗がある時は国王が滞在している。
↓第二次世界大戦追悼碑
1941年に始まった太平洋戦争ではトンガ王国
は連合国の一員として参戦し,近隣の
ソロモン諸島を占領した日本と戦いました。
また,第二次世界大戦ではNZ,米軍の拠点と
なり多くの戦死者がでています。その慰霊碑
トンガ王国は第二次世界大戦では
ニュージーランド,アメリカ軍の拠点だった。
↓政府省庁舎
1階が農業・森林・食料漁業省
2階が教育省、3階が土地調査省
↓フリーチャーチ・オブ・トンガ
1885年に当時のトンガ国王ジョージ・
トゥポウ1世によって建設されました。当時,
トンガ王国の植民地化を図ろうとした
ヨーロッパに対し王国としての反対意見を
暗に示すため建設さ,これが功を奏したのか
トンガ王国はポリネシアで植民地化されな
かった唯一の国となっています。
ゴシック系でトンガ特有の尖った屋根を
いくつも乗せている。国王の戴冠式などを
行った由緒ある神聖な教会。

教会内はその屋根の木の梁を
見ることが出来る。
↓この埠頭も中国の支援で造られたもの。
中国は途上国に対してインフラ支援として
その国の身の丈に合わない様な巨額の融資を
行うケースが最近目立ちますが,この政府庁舎
や埠頭もその良い例。この埠頭には既に
中国海軍の船も何度か寄港したのが確認
されており,中国の太平洋進出の
足がかりにもなっている様です。
↓銀行
街の中心地 レインツリー
2つに分かれている
通勤の人達
世界屈指の「肥満大国」トンガ。
食料を海外からの輸入に頼った結果,油や
塩分の多い食生活が定着し肥満率は成人
人口の半数近く。 国際共同調査では
成人男女の肥満率が世界一となり国民の
6割近くが肥満。
↓セント・ジョージ・パレス
2015年オープン,首相官邸,財務省,
外務省など,
政府の主要機関の入る新しい建物
建設される以前は戦没記念碑のある緑の多い
公園で市民の憩いとなっている場所だった。
しかし中国の助成金(一帯一路)を使って
整地し,建設が始まった為,市民からの反発が
かなり大きかったそうです。トンガ王国は
対外債務がGDPの4割超と高い水準なうえ
その過半が中国からとされており
これ以上の中国の干渉を危惧した市民らが
奮起し,反政府運動まで起こりました。
建ってしまえば街のシンボル
オレンジの屋根がひときわ目立つ
とても大きなビル
↓トンガ観光センター
9:30
トンガタプ島の観光
村の方に入って行き・・
ヤシの木が沢山
写真STOP
リアホア
のある3つの頭のあるココナツの木・
珍しい木だそうです。風に先が分かれて
いるのはこの木だけなので,パワースポット
として人気になっています。
椰子の木といえば、真っ直ぐに
1本伸びていて天辺に葉が茂って
いるもの、枝分かれした椰子の木
3つの枝に分かれている・・
「ホウマの潮吹き穴」
「ホウマのブローホール」
と呼ばれている。海岸線の至る所にサンゴ礁
の石灰岩の通気孔があり,打ち付ける波が
その通気孔を通して空に向かって20mを
超えて吹上がる。いくつもの潮吹き穴,
ブローホールがあり,その水柱は高いと30m
にもなるので南太平洋の中でも一番豪快
なんだとか!吹き上がる際に「ボー,ボー」
という音が鳴り酋長の喉笛と呼ばれている。
↓波は横から打ち付けていますが,その水が
石灰棚の下を抜けて上に向かって開いた
穴から真上に向かって吹き上がっている。
↓見える沿岸全体にこの状態です。
スケールには吃驚,距離が長い
何mかわからない位、何度も吹き上げて
ホウマの潮吹き穴(テラス)のようになった岩壁に
幾つもの潮吹き穴(石灰岩の通気孔)があり
波が岩壁に打ち寄せるたびに豪快に水柱が
立つ。最高20mにも達し,この様な海岸が
30km以上に渡って続く。トンガ語では
「ヴァエアのホイッスル」という。ヴァエアとは周辺を治める
貴族の名前です。
ガイドさん