EVO2Tと最後のお別れのお話。
2シーズン半、トライアル競技に使用していたEVO2T。(写真手前)
先月、次世代のTRRSと交代することになり、今日は最後のお別れの日。
物置きに居た他のバイク達とお別れの挨拶を交わす。
EVO、新天地でもがんばれー!
エンジン始動を最終確認してから、リアフェンダー裏面に部品のお土産を抱え、軽トラに乗ってフェリー乗り場へ向かうよ。
出発は昨日の予定だったが、台風の影響によるフェリーの欠航のため、出発が1日延期になってしまった。
フェリー乗り場のある苫小牧西港に到着。
乗船手続きを終えると、係員の説明ではバイクに乗って乗船して下さいとのこと。
えぇっ、小樽~敦賀の無人航送ではバイクを押して乗船した経験から、バイクに乗る用意をしていなかった。
底の薄っぺらい普段の靴でキックするには足の土踏まずが痛すぎると思い、恐る恐るケッチンを心配しながらキックを一気に踏み下ろすと何とか始動できた。
キックする前には、サイレンサーと抱き合わせて固定していた付属品をフェンダー上に急遽載せ替えるのにアタフタしていた。
案内してくれた窓口の方、案内の方、とても親切な対応でした。
無人航送なら業者扱いされるのかと覚悟していたのに、とても気づかいのある人達でした。
ハンドルにロープぶら下げているのは、フェリー内でのハンドルロックの代わりに固縛するためのもの。
台風の影響で船が揺れるので、バイクを寝かせるか立てるかとか、事前のヤリトリに忙しかった。
寝かせても燃料が漏れない軽いバイクだから良いですよと言ったものの、結局立った状態で固縛された。
他に乗せるロードバイク達はどうするのかなと思ってしまった。
それ以上に、大洗港でバイクを引き取るお相手。
初めてのバイクを始動させてフェリーから乗って降りれるか、とても不安です。
一応、始動方法とかブーツ履いて行ってとか伝えたけれど・・・
このフェリーは商船三井フェリーの大洗行き。
さんふらわあ ふらの号の入口。
事前に調べると船内は撮影禁止とのことで入口だけ。
出港時間より2時間も早く乗船させてくれたので、早く家に帰れて嬉しい気分。
乗船すると、自分も乗って大洗まで行きたい気分になった。
でも、台風がきていて船酔いしそうなので妄想は止めておこう。つづく