TRRSの初回整備 | トライアルとシッポありコーギーのブログ

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時間があるので、TRRSの初回整備をユルユルやったお話。

 

【オイル交換】

もてぎ大会以降、3ヶ月間、少し乗っていると思うのでオイルの状態を見てみることに。
後からリンクガードを交換するので、アンダーガードを外しておいた。
ドレンプラグを外すと、勢い良く青色のオイルが抜け出した。
溜まったオイルを見ると、そこそこ濁りのある状態。

と、思ったらスプリングとパチンコ玉のような鉄球がビョーンっと出てきた。

初めは「プラグの緩み止めに内部から押しスプリングを使うとは、随分、凝った設計だな」

と思っていた。

 

【クラッチ調整】

オイルを抜いたので、本日の目的であるクラッチスプリングサポートをソフトタイプのものに交換する。

 

その前に先ほどのプラグは後日、クラブの人に聞くと、それは違うプラグだということが分かった。

ミッション室の赤矢印の場所にあり、どう見てもドレンプラグにし見えない。

多分、アンダーガードを外したため、一番底にあるこのプラグだと思い込んでしまった。

飛び出てきた鉄球とスプリングは、シフトドラムのニュートラ位置に使っている部品らしい。

ヤマハならクランク室上部に付いているのに、底にあるとは。
 

前回、クラッチプレートを薄いものに交換したとき、ダイヤフラムの芯出しせずに組立。

クラッチ不調の要因にもなると思い、事前にナミタさんの芯出し治具を買っておいた。(指で押しているリング状の治具)

このタイプは、クラッチスプリング外周を治具で均等に押して芯出しするらしい。

 

新しいクラッチオイルをジョウゴを使い、給油口から注ごうとすると、このニルスオイルの容器、口からダラダラ漏れてしまい、何て使いづらい容器なのかと思った。

 

仕方なく、注射器を使って入れる。まぁ、これはこれで油量調整し易いが。

 

これも後から気づいた話。

良く見ると、容器の口、内側の筒を引っ張るとホースになるのね。

最近、年を重ねたせいか、このようなお恥ずかしい失敗が目立ってきた。

 

【リンクガード製作 その2】

次にコメントを頂いた情報から、ニトリのまな板を買ってきた。

本当は9mmの厚い方が耐久性があると分かっていたものの、面を削る道具が無かったので、

そのまま使える2mmにしてみた。

 

薄いのでキッチンばさみで良く切れる。

 

切った板2枚を両面テープで張り合わせて4mm厚さにして、そのままアンダーガードに挟むだけ。でも、簡単な分、寿命が短そうな予感。

 

【フィルターエレメント交換】

外したエレメントはクリーナーに浸してゴミと油分を取る。

けっこう、汚れていたみたい。

この半円タイプのエレメントは初めて。

エアクリボックスが狭いので、エレメントは着けづらいなぁ。

エレメントが口に嵌ったかどうかが、とても分かりづらい。

 

水で洗い流すのにバケツに入れると、どう見ても「水クラゲ」にしか見えない。

目玉のおやじにも見えるか。

 

【簡易スタンド製作】

TRRSは、サイドスタンドを付けたまま乗っていたが、先日の草大会の岩場でスリ傷が付いたので外してしまった。

betaのときは、簡易スタンドをアルミ角材1本で作ったが、強度不足のため壊れていた。

今度は角材2本を使い強度を上げてみた。

 ※簡易スタンドは、選手権大会時に車検終了後、車両保管の際、

  バイクを立たせるために必要なアイテムです。

 

これなら安定感も上がり、敷板も付けたので、毎回敷き石を探さなくて済むかも。

 

午後からクラッチの軽さ加減の確認と草刈りを兼ねて、練習場で試走してみた。

気温は30℃くらいあるけれど、台風の接近により風があって丁度良かった。

クラッチは予想どおりの軽さになったので、後はバイクに早く慣れなければ。

週末は札幌大会。

32℃予想なので熱中症には注意したい。つづく