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「お雛様」を飾る時期は
立春・節分の頃~2月中旬がいいと 何処かで聞いた記憶がある
「端午の節句」は承知するも 「桃の節句」は 余り縁のないシニア人生であったかも・・・
考えてみると この時節ならではの 「桃の節句」とリンクする「土鈴」があった
すぐさま浮かんだ [桃の節句 = お雛様 = 雛土鈴] である
斬新なデザイン&カラー 更に 可愛らしいフォルムや音色など・・・
この機会に コレクションから [雛土鈴シリーズ]を はじき出してみることに
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❖ 雛祭りのルーツ
雛祭りのルーツは、中国渡来の「上巳(じょうし)」の節句。
中国では3月3日に、水辺にて身を清め、穢れを払う習慣がありました。
これが日本に渡り、3月3日には穢れ払いの儀式が行われるように。
奈良時代には紙でできた人形(ひとかた)が登場し、
平安時代には人形に厄を移して川に流す「流し雛」も誕生しました。 現在の雛人形と比べると、意味も姿も全く違いますが、
最も古いお雛様の原型は奈良時代には生まれていた事になります。
雛人形の由来を考えよう | 桃の節句に向けてpreferの雛雑学 (rakuten.ne.jp)
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雛土鈴の鑑賞ポイントは 「顔の表情(目の描き方)」にあり=シニア勝手考
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まずは 2022年にゲットした お気に入り[雛土鈴] からスタート
◎ ユニークな顔の表情(丸い目) & 今風デザインがグー!
❖ 制作会社のコメント
古今東西の郷土玩具にインスパイアされた「retro-modern toys」を
オリジナルで制作。
懐かしい空気を感じながらも、今を感じるモノをコンセプトに、
手にした人が笑顔になれるものをお届けします。 ・・・KIMURA&Co.のHPより
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◎ モノトーン土鈴は レアだ 大和心を感じる一品であった
雛人形 日田土鈴 墨絵ひな土鈴和紙仕上げ
素焼きした鈴の上に手漉きでできた和紙を貼り付け、そこに墨を使って顔や装飾品
を描いた和紙張りの墨絵ひな土鈴 ・・・大分県日田市豆田町(東光堂)にてゲット
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◎ 豆雛土鈴 丸鈴土鈴 が可愛らしい
雛人形 大宰府天満宮 天神鈴
土鈴のバックには 「大宰府天満宮」の文字が
&
数年間 日当り良好の出窓に飾っていたので 色落ちが目立つ(右)
ゲット当初(左) ➡ ➡ ➡ 現在(右)
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ここからは 通称「内裏雛」といわれる 雛土鈴フォトを 少々UP・・・
◎ 小顔がキュートな 愛らしいフォルムデザイン
◎ よく見かける 平安貴族の雛土鈴
◎ 昭峰作 平安雛
◎ 若さがにじむ 親王びな・・・
◎ 彩色少なめ ゆえの 高級感が漂う
◎ スタンダードな色使いの 平安雛でしょうか
◎ 双体道祖神みたいな 合体フォルムは珍しい
お内裏様が左・お雛様が右に・・・京雛であろうか
◎ 丸いフォルムの雛土鈴・・・ 可愛いね
丸鈴土鈴 雛人形 丸雛
◎ 紙ひな土鈴
◎ 京都土人形 / 豆土鈴 「お雛様」
◎ なんとゴージャスな 美男雛・美女雛
左・男雛ゆえ やはり京焼かも・・・
(裏面に [京ひな]&銘があった) H 約130mm
◎ 豆土鈴ながら 絵柄がカワユイ
忘れもしない 川越蔵造りの店でゲット 安斎さんの土鈴は数個あり お気に入りだ
◎ 丸土鈴に あっさりと手描きした雛土鈴
シンプルさが 音色にも
◎ 不確かな記憶をたどれば・・・
栃木・益子陶器市でゲットした? 素朴な雛土鈴
よくよく見れば 向って右に男雛
原稿作成後の 追加記載 ・・・70代の記憶 未だ健在でほっとした
◎ 貝型の土鈴に 立雛をレリーフ状に 描いている
小さいながらも フォルムがレアで存在感あり
春を呼ぶ桜の飾り ゆかしいお雛様
「蛤土鈴 立雛」との記載があった
◎ 記憶にない作品 雛土鈴であろう
◎ てっきり 雛土鈴と思っていたが・・・
神楽人の長が舞うので「人長舞」といわれている
伊勢神宮土鈴「人長舞」・・・神宮舞楽の土鈴人形
◎ 六角形の飾りケースに入った 置物ペーパー豆雛かな
(雛土鈴ではありません)
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いかがでしたか 19の雛土鈴
シニア筆者の 雛土鈴カンタンまとめは ツー
一つ目の注目点は
「目の描き方」
人形作家の手がけたお雛様の「目」は
ご覧のように 古来より「流し目」が伝統
ただ 表情を表に描くには 「工夫された流し目」があった
一方 19の内 2つの雛土鈴に 現代風の「丸い目」があった
二つ目の注目点は 男雛と女雛の飾る位置
ありましたね古式が・・・ 四つ
向かって右(当事者からは左)が 男雛の雛土鈴・・・
ある情報では この古式の並べ方は雛人形では10%ぐらいという
また
筆者シニアも 過去のブログで学んできましたよ
例えば 随身像などで 左上位を
&
ビジネスの世界でも 向かって右(左)が国旗 左が社旗と学びましたね
( ^ω^)・・・
❖ 男雛・女雛の左右はどっちがどっち?
関東雛は向かって左がお殿様、京雛は向かって右がお殿様として飾られています。
関東雛は全国的に広まっており、京都や近畿地方の一部を除けばほとんどが関東雛の飾り方になっています。
関東雛のこの飾り方は新しい現代の飾り方で、結婚式の新郎新婦の並びと同じなんです。
一方、京都や一部の近畿地方では向かって右にお殿様を飾ります。
これは古式の雛人形の飾り方で古き日本では左上位、左上座の考え方を再現しているのです。左側を陽、右側を陰とする陰陽道にも深い関係があると言われています。
伝統や格式を重んじる京都などでは日本古来のしきたりを守っているともいえるかもしれません。
・・・https://prefer.jp/how-to/hinamatsuri/1436/
以上 土鈴になったお雛様シリーズでした・・・
( ^ω^) ### FIN ### ( ^ω^)
この双代道祖神土鈴・・・右が男性 でしょう
・・・・・・・・・・・・・・・ 蛇足・・・・・・・・・・・・・・・
❖ 「京雛」と「関東雛」の特徴と違い
京都で作られる雛人形を京雛といい、関東で作られる雛人形を関東雛といいます。
主な違いは以下の点です。
[京雛]
目はやや細め
京頭といわれる独特のおっとりした顔立ち
向かって右側にお殿様が座っている
[関東雛]
頭ははっきりした目鼻立ち
向かって左にお殿様が座っている
https://www.ando-doll.com/hina/glossary/difference
秩父34札所・土鈴の雛段飾り
(贄川宿縁側展にて 2004年撮影)