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● 川越大師 喜多院 埼玉県川越市
十二支の動物達が 彫り込まれている羅漢石像
昨2022年暮れ 好奇心から思い立ち 年末 喜多院まで足を運んだが
時すでに遅しで 年末年始 五百羅漢スペースは閉鎖(P情報)となっていた
されば 2023年と思いつつも・・・ またもや 年末になり思い立つ
確認すると 拝観休みは12月25日~1月8日とあった
まだ間に合うと 『十二支羅漢像探し』 に向かった・・・
五百羅漢の 参詣入口
馴染みの赤ジャケット・川越S観光ガイドさんと 談笑して情報ゲット後参詣
当初は ゆったりと羅漢像を楽しみながら 十二支羅漢探し
やはりというか 思った以上に 十二支には遭遇できず
途中からは あきらめ半分の 十二支羅漢像探しとなった
喜多院の五百羅漢は 中央高座に釈迦如来
両脇侍に獅子に乗った文殊菩薩 & 象に乗った普腎菩薩
左の高座に阿弥陀如来 右の高座に地蔵菩薩がある
石仏像すべてで538体 この内 533体が羅漢像
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五百羅漢は 釈迦滅後の仏典結集に参加した 五百人の羅漢をいう
室町時代以降 特に禅宗とともに羅漢信仰が盛んとなった
羅漢は 禅宗と共に・・・
羅漢の蘊蓄は別にして 当喜多院の 五百羅漢が出来た背景が
易しく理解できるサイトがあったので 冒頭にご紹介しておきたい
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羅漢とは、阿羅漢のことで、「悟りを開いた人」「涅槃に達した人」を示し、仏教の究極の心理に達し得た方々のことをいいます。
日本の五百羅漢信仰は、江戸時代中期から盛んになり、流行するにしたがい、表情が豊かになって、庶民的な明るさを漂わせ、大勢の人々から信仰されるようになっていきます。
俗にいう「死者に会える」という信仰と、五百羅漢の庶民性と結びつき、ひたすらに造像することに功徳を願ったものと思われます
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では 参詣した 『十二支を従えた羅漢さまの石像姿』を UPすることに
(見当違いがあれば ご容赦を・・・)
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● 子(ねずみ):羅漢さまの右膝に ねずみが・・・
*五百羅漢の正門近く・・・門扉外サイドの川越S観光ガイドさんから位置情報をいただく
尚 逆光が強く 撮影に苦労した
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● 丑(うし):羅漢さまより先に 牛に目がいった
*立体感ある彫の為 探し易い「十二支羅漢像」であった
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● 寅(とら):羅漢さまの左側に虎が身を寄せているというが・・・
*参詣中は 珍しい羅漢像の印象のみ 後刻情報で「とら」と知ったが・・・
(再訪にて 自分なりに納得したい)
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● 卯(うさぎ):羅漢さまの優しさがうさぎの心地よさぶりにも・・・
*2巡目の五百羅漢巡りで ようやく遭遇に気がついた石像
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2024年の干支は「甲辰(きのえ・たつ)」
「甲辰」は、「春の日差しが、あまねく成長を助く年」に なるという
十二支の動物の中で 唯一実在しない「辰」
2024年を迎えるにあたり
辰の羅漢さまだけは 見逃すわけにいかず
あるプレ情報をもって 喜多院・五百羅漢を訪れていた
● 辰(たつ):事前情報で辰らしき羅漢石像は3体とあった・・・
辰(1)
羅漢さまの頭上に龍が・・・
目立ち過ぎる龍の大きさ~これなら探し易い
*龍が重すぎて 羅漢さまの身体が心配に・・・
*プレ情報通りの 石像であった
辰(2)
羅漢さまに 龍が巻き付いていた
*プレ情報になかった 辰の羅漢石像
辰(3)
プレ情報よりだが 果たして龍かどうか・・・
*プレ情報の辰羅漢だが ひょっとして見当違いかも・・・
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● 巳(へび):蛇らしき羅漢石像も2体あった ・・・間違いないでしょう
巳(1)
とぐろを巻いている蛇を従えて
巳(2)
*この石像を へび羅漢さまと気づいたのは 後刻であった
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● 午(うま):羅漢さまが 馬の手綱を引いている様子という
*後刻の撮影フォトチェックで 気がついた馬(鼻面が写っていない)
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● 未(ひつじ):向って右下から 羅漢さまを見上げる羊が・・・
*この羊羅漢像も 後刻の撮影フォトチェックで 気がついたもの
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● 申(さる) :羅漢さまに寄り添っているのは 子ザルかな
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● 酉(とり) :羅漢さまの足元に トサカの付いた鶏が目立った
*鶏にエサをあげる羅漢さま 庶民的ですね~
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● 戌(いぬ): 羅漢さまの足元に 尻尾を巻いて振り返る犬が
白化現象も ジャストかもね
*Goodな絵図ですよね
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● 亥(いのしし) :ご覧の「牙のイノシシ」には遭遇できず
・・・次回に期待
(このi亥フォトだけは ネットからの借用 ご容赦を)
*次回遭遇できる事を願う 羅漢さま
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・・・ 後記 ・・・ 考記 ・・・
今回が3回目かと思う 五百羅漢さま詣で
喜多院境内で 干支羅漢さま探し
ワンポイント極意を ガイドさんからうかがって いざ! 羅漢さまとご対面へ
その極意とは・・・
『 自分の干支の羅漢さまに お賽銭を置いている人達 』
が多いので そこに注目すべしと
とは 聞いたものの
改めて 一つ一つ丁寧に見ていくと 個性的な羅漢さまばかり
これが なかなか面白い
従って 極意を余り意識しなかった巡りで
「亥の羅漢像」を 見失ったかと反省・・・
( ^ω^) ### FIN ### ( ^ω^)
これは お酌をしているのではなく
燈明の油を つぎ足している光景の羅漢石像
当時の生活感あふれる羅漢石像
その光景の 羅漢土鈴 (約10年前頃にゲット)・・・油差し とある
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今の 我がモットー
《 健康第一! 笑顔一番! 》
この 穏やかなほほえみ & ふくよかな笑顔 に癒された 羅漢さま巡りであった
羅漢さま巡りから
良き2024年・お正月が 迎えられます様に