~風雷神シリーズ ③~ 関東の風神雷神を過去フォトから  492 | 70代からのウィズブログ! 

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何を書くかは、その日見つけた好奇心&やる気次第。

Slowになった体力・知力・想像力を少しでも長くキープできればな~、が思いです。

はてさて、どこまで・・・どこまで・・・ 続けられるやら。

   

 

日光山輪王寺 大猷院

 

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引続き

 

栃木県の 有名処を UP

 

 

 

 

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🔲 輪王寺大猷院(たいゆういん)・二天門 栃木県日光市山内2300 輪王寺内

・・・[2012/5参詣フォトベース]・・・

 

 

3代将軍・徳川家光公の廟所で  [大猷院]とは 家光公の法号

 

境内には 世界遺産に登録された 22件の国宝・重要文化財あり

 

 

入口門の[仁王門]   &   「日光廟大猷院」の院号標

 

 

サッカー ・・・・・・・ ● ・・・・・・・ サッカー

 

 

2012年5月の 参詣当日は

 

 

残念ながら 終日 傘が必要な雨天

 

 

加えて 写真の如く 二天門も 修復工事中であった

 

 

オーナメント

 

 

なるほど この当時 好奇心の薄かった筆者シニアは

 

 

傘を差しながらの フォト撮りも ままならなかったようで

 

 

後掲の[風神雷神像フォト]では 見るに堪えない写りに ビックリ

 

(恥と無駄を承知で 掲載する無礼を ご容赦願いたく)

 

 

・・・・・・・ ● ・・・・・・・

 

 

大猷院の参詣ポイントは 数多くあるが

 

 

今回のテーマに叶うのが 「立派な門&仏像」の 注視であろう

 

 

目的とする[風神雷神像]も 注視の気持ちがなければ

 

 

筆者シニアの如き 反省となろう・・・

 

 

 

 

コスモス ( ^ω^)・・・・・・ お願い ・・・・・・( ^ω^) コスモス

 

 

では まずは大猷院の 入口正門で

 

一の門 [仁王門] (重要文化財)から

 

 

仁王門 & 金剛力士像(像高3.2mと) ビッグだ!

 

  

 

 

 

ベル 馬 ベル 馬 ベル

 

 

仁王門から 石段を上った先にある 2番目の門が [二天門]

 

世界遺産日光の境内で 1番大きな門だという (重要文化財)

 

2012/5参詣当日は 工事用足場あり

 

 

八脚楼門入母屋造りの門で

 

正面に掲げられた扁額は 「大猷院」 (=冒頭フォト)

 

後水尾上皇による宸筆で これは陽明門と同じ という

 

(借用フォト)

 

 

二天門には

 

左手に 持国天(緑の肌の像)  右手に 増長天(赤い肌の像)の 二天を祀る

 

 

 

 

半世紀ぶりに二天門を修理した際、2体についても調査。

 

本殿で筆を手にした 本物の広目天とみられる像が 発見され、

 

広目天とされてきた 二天門の像は 刀を手にしていることから、

 

増長天と 結論付けた。

 

 

 

修復後の ~持国天(左)&増長天(右)~ (正面フォトを借用)

 

 

 

 

*** こういうことも あるんですね ***

下矢印       下矢印

 

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※[参考トピック]  四天王像の名称、240年間 誤って認識 日光山輪王寺 

日本経済新聞 (nikkei.com)- 2019年7月20日

世界遺産の日光山輪王寺(栃木県日光市)の大猷院境内の「二天門」にある

 

四天王像の一つ「増長天」が少なくとも約240年間、「広目天」と誤った名称で

 

呼ばれていたことが20日までに、輪王寺への取材で分かった。

 

輪王寺は同日までに看板を修正した。

 

2019年3月のチラシでは こんな感じ (持国天 & 広目天 となっている)

 

 

 

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さて 今回テーマの 風神像 と 雷神像

 

 

二天像の裏側に鎮座していたはずだが・・・ と思いつつ

 

 

10年前のフォトをじっくり探索

 

 

ようやくこれだなと   見つかりましたね

 

 

 

 

最初は 何を写したフォトなんだろうか・・・? と

 

 

恐らくは 片手撮りだったのか

 

 

手振れが甚だしく 姿・形がぼんやり・・・の3枚

 

 

無駄と恥を承知の上で 掲載した 風神雷神フォトが下記

 

 

 

二天像の裏側に鎮座していた 風神(左サイド) & 雷神(右サイド)

 

 

筆者シニアも 借用フォトがなければ 見つけ出せなかった 手振れフォトだ

 

 

正面から撮った [風神像] 足場のせいか ピントはずれフォトに

 

 

 

 

 

 

ピンボケは さておき

 

ここで ネット借用フォトで 二天門の風雷神像を 確認してみよう

 

大猷院では 左に[風神像] 右に[雷神像]の配置 浅草寺雷門とは逆 (why?)

 

 

 

風神像(像高117cm)          雷神像(像高114cm)

 

 

二天門の裏側には風神像と雷神像が安置されているが、

 

もともとは日光東照社(現・日光東照宮)の 陽明門に安置されていたもの。

 

明治初年の神仏分離で、日光東照社(神仏習合)が日光東照宮(神社)となった

 

際に、仏式の建築群だった大猷院(神仏分離以降、日光山輪王寺の所有)の

 

二天門に遷されたもの。

 

当初の像は、輪王寺宝物殿で保存され、現在二天門に置かれているのは複製。

 

修復後 二天門に鎮座する風雷神像は 複製像 (2019年3月~公開)

従って 趣が違うね  本物は「輪王寺宝物殿」で保存展示

 

 

 

 

 

 

* 現在・過去・未来 を示している 雷神の三本の指

 

* 東西南北 を示していると云う 風神の四本の指

 

* 足の指は 両方とも2本で 天と地 を示している  という

 

  

風神は 塗装剥がれが かなり進んでいたようだ

 

 

 

 

・・・( ^ω^)・・・・・・ ● ・・・( ^ω^)・・・・・・

 

 

 

 

 

 

奥座敷を守護する 3番目の門・[夜叉門] (重要文化財)

 

 

霊廟中心部への入口を 四夜叉が  守護する

 

夜叉門は霊廟中心部への入口となる大猷院第三の門(三間一戸の八脚門)で、

 

承応2年(1653)の造営。

 

安置される四夜叉は、

 

阿跋摩羅(あばつまら)、毘陀羅(びだら)、烏摩勒伽(うまろきゃ)、犍陀羅(けんだら)で、

 

仏法および仏教徒を守護する主に天部の神々、護法善神(ごほうぜんじん)。

 

ふんわり風船ハート

 

夜叉門の表と裏に 東西南北を表す色の 4体の夜叉像が祀られている

 

表側から見た 夜叉門

 

 

正面に  阿跋摩羅(右)  毘陀羅(左)

 

   

(赤色)「南を守護」・毘陀羅 びだら    (緑色)「北を守護」・阿跋摩羅 あばつまら

 

コイン

 

背面に  烏摩勒伽(左)  健陀羅(右)

 

   

(青色)「東を守護」・烏摩勤伽 うまろきゃ  (白色)「西を守護」・鍵陀羅 けんだら

 

 

裏側から見た 夜叉門

 

 

 

 

 

 

 

 

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以上が 大猷院の 立派な門&仏像群である

 

 

平面の「境内図」を 以下に掲げるが

 

 

参詣すると 実感するであろう 石段の多さ

 

 

まさに

 

 

「東照宮」同様に 奥座敷への侵入を防ぐ

 

 

《 鉄壁の守り 》  を感じた

 

 

 

[家光・輪王寺城] といっても 過言ではない

 

 

 

 

 

セキセイインコ青  富士山  セキセイインコ黄

 

 

そこで

 

 

最後に 付録として 夜叉門通過後の

 

 

『拝殿~相の間~本殿』 への入口門= [唐門]

 

 

『奥の院』 への入口門= [皇嘉門]

 

 

シンプル掲載

 

 

ふたご座

 

 

 

[唐門] (重要文化財)

 

 

 

 

唐破風の下に 2羽の丹頂鶴と 白龍の 彫刻が

 

白龍が彫られるのは 家光公が辰年だったから

 

 

 

唐門をくぐると 国宝との出合い

 

 

拝殿~相の間~本殿 (国宝)

 

 

 

 

赤薔薇クローバー花束クローバーピンク薔薇

 

 

 

 [皇嘉門]  (重要文化財)  別名 [竜宮門]

 

皇嘉門の名は 陽明門と同様に 平安京の門 の名から採っている

 

 

 

 

~~~ [好奇 後記 考記] ~~~

 

 

 

 

今回も 横道に逸れて 長くなってきたので

 

 

 

引続き掲載予定だった

 

 

 

「水澤観世音」(群馬県)原稿は 次回UPとした

 

 

 

ひまわり

 

 

 

というのも 日光山輪王寺大猷院の

 

 

 

懐かしいフォトを 見ていくうちに

 

 

 

やはり 「立派な門&仏像」なくして 当院の紹介は

 

 

 

出来ないと考えたから・・・

 

 

 

 

 

( ^ω^) ###  FIN  ### ( ^ω^)