● 日本語で考えて英語を話してしまうんです・・・
こんにちは、高橋 美湖です。
レッスンを受講されて数回目の生徒さんから多く質問される事の1つに、
「日本語で考えて英語を話してしまうんです・・・」があります。
私のレッスンでは、「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」を使っているのですが、
宿題では、レッスンで行ったところを音読し、日本語の文を見て英語で言えるように復習をしてきていただいています。
「何度も音読しても、日本語の文を英語に直して言う時は、すぐには英文が出てこず、どうしても1つづつ日本語を英語に置き換えてから口から出しているんです」
と先週も生徒さんから言われました。
結論から申し上げますと
それでいいんです。
私たちは、日本で生まれ育った日本人です。
当然、日本語で先に考えてから英語に直すというプロセスを通ります。
これは、言語のプロである同時通訳者でも同じです。
それでは、英語学習者と何が違うのか?
それは、日本語から英語に訳すそのスピードが非常に速いということです。
ですから英語学習者に必要なことは、この日本語から英語になおすスピードを1秒でも早く言えるようにすることです。
そのためには何をするのでしょうか?
とにかくテキストの英文の音読、または、覚えたいフレーズの音読です。
でも、20,30回しただけでは、足りません。
最低50回。
そして次にその日本語の文を見て1秒以内に言えるように何度も何度も練習するんです。
頑張った分だけ話せるようになります。
でも、やみくもに音読だけしていたらダメなんです。
文の構造を理解することが重要です。
レッスンでは、文の意味、構造を説明させていただいています。