鳥居ミコです
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鳥居ミコが
初めましての方は
こちらをご覧ください
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一年前の今日。
深いところにある想いを
綴っていた私に
再会した。
今も
読むだけで
こみあげるものがある。
過去最大に
繰り返し苦しんだ記憶が
そっと溶けていく時って
こんな風に
優しい波動なんだなぁ…と
しみじみ思った。
それは
こんな文章。
*****
わたしにとって
ずっとひっかかっていたこと。
それは
亡き母が。
わたしに
「あなたは醜い子だ」
と言っていたこと。
中学生の頃が
ひどかった。
鏡の中に映る自分を
わたしは
醜いとは
思わなかった。
でも
母は何度も
そう言った。
苦しかった。
わたしが
自分を嫌い
写真を嫌った背景に
それがある。
心の世界に入ってから
その壁に
ぶつかるたびに
わたしは美しい
わたしは可愛い
わたしは自分が好き
たくさんつぶやいた。
昨日
叔父さんに会って
その話をしたら
叔父さんが
泣き出した。
「ミコの母さんはな。
いらないからって
中学や高校のアルバムを
みんなおばあちゃん（母の母）に
預けてたから
叔父さんはそれを今持ってるんだよ。
それを見るとわかるけど
彼女は自分の写真や顔が
嫌いだったんだな。
自分の顔だけ、全部ボールペンで
塗り潰してあるんだ。
だからミコに、アルバムの話は
しなかったんだ。」
と話してくれた。
思春期のわたしは
母に似てると
よく言われた。
そのわたしを見て
母は
昔 嫌っていた自分を
思い出していたんだと
気づいた。
母は
わたしではなく
昔の自分に
あの言葉を
言いたかったのか。
わたしは
それに気づいて
ひとしきり泣いた。
母と娘の間に生まれるものは
時として
時空を超えた
物語になる。
晩年の母は
そんなことを
感じさせない母だった。
眉毛やアイラインの
描き方を
わたしがメイクする横で
真似したり。
突然
ジャケットを買って
欲しいと言ってきたり。
そのジャケットを着て
「遺影に使う写真を
撮りに行くから」
と写真館に
わたしや兄を
連れて行ったり。
その時の写真を見ると
晩年の母は
もう
自分を嫌いだったことなんか
忘れて見える。
それでいいんだ。
色々あって。
それを超えて
幸せに生きてゆく。
わたしはまたひとつ
重たい記憶が
溶けてゆくのを感じて
嬉しかった。
母の遺影に。
感謝を込めて^ ^
*****
私は
子供の頃からずっと
母に嫌われていると
思っていた。
（母親なら
こんなこと
言えないはずだし
言わないはず）
って思うことを
母が
繰り返し言ったことが
尾を引いて。
その代表格が
「あなたは醜い子」
だった。
（親とはこういうもの）
（母親とはこうあるはず）
といった思い込みで
母を見ていた間は
その言葉の
背景にあるものなんて
わからなかった。
大草原の小さな家に
出てくるみたいな
理想の母親像とは
違う姿に。
思いもよらない言葉に。
深く落胆し
傷ついた心が
ずっとうずいていた。
ところが。
心の世界に入って
自分を見つめ
母との関係を見つめ
色々なことに
気づいたり
許したり
できるようになり
ようやく
叔父に
「いつもの自分がやらないほうをやってみる」
を手渡せた時。
一番知りたかったかもしれない
「理由」を
知ることになった。
（なんであんなこと言ったの？）
ずっとそう思っていたし
生前の母に
何度もそう問いかけては
拒絶され
怒られ。
私にとっては
狂おしいほどに
知りたい「理由」だった。
一年前の
あの日までは
心の葛藤や
母や父とのことを
書いてある本を
出版したことを
叔父に話したものか
ずっと迷っていた。
でも
自分の生き方に
嘘をつかないと
決めた私は
ちょっぴり勇気を出して
会って話すことにした。
そしたら
思いがけない形で
知りたかった「理由」が
現れ
長年の心のしこりが
溶けていくことに
なったのだ
今思えば
とてつもなく大きな
ギフト
だった
親は
自分自身を嫌っていたり
嫌いな昔の自分を思い出したり
すると
自分を子供に投影し
時には
厳しいことやひどいことを
言ったりする。
言う方も
しんどいかもしれないけど
言われた方は
たまったものじゃない。
長年
心の奥で
しこりになることもある。
でも
心のことを学び
「投影」によって
そういうことが
起きると知ったおかげで
過去のいろんな
謎が解けて
ものすごく楽になった
母は
毎日ご飯を作り
毎日学校で何があったのかを
聞いてくれて
様々なことをして
育ててくれて
日々愛情を傾けてくれていた。
でも
そんなことのすべてを
忘れ去ったかのように
（ひどいことを言われた）
という記憶にフォーカスして
私は
４０年も
悩み続けていたのだ。
今となれば
なんて視野が狭かったんだろうと
思うけど
昔は
そんなことに
気づけないくらい
ぐるぐる悩んでいた。
その分
一年前に
全細胞がゆるむほどの
癒しを感じられたんだよね
人生は自分を知る旅。
自分を見つめるほどに
気づきが生まれ
許しや
癒しが
たくさん起きる。
だから
自分への好奇心は尽きない
自分のことを
大切にして
自分のことを
好きになるほどに
自分を知る旅での
出会いは
豊かに楽しくなってゆく
だからあなたも
あきらめないで。
これを
読んでくださったということは
これまでにない
何かが生まれるはずだから。
今日は
そんなメッセージを
お届けしました。
あなたの人生が
ますます輝きますように
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今日もこのブログを読んでくださって
ありがとうございました
鳥居 ミコ