#自分でも感心したこと | 星の輪ネットワーク

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金 銀花の独学パン工房 .
山ぶどうから生まれた自家製天然酵母で焼くパンを楽しみ、緑に囲まれて暮らすワンダーフルな日々の出来事を綴ります。

自分でも感心したこと

昨日の事なんですがね。

 

薪仕事をしたんですわ。

 

何しろ我が家は暖房が薪ストーブでお風呂は五右衛門風呂なんですよ。

 

五右衛門風呂と言っても今の人は知らないかも知れませんね。

 

薪の直火で湯を沸かす風呂のことです。

 

そのため、常時薪の準備が要りようとなります。

 

今回は材木屋でもらって来たバタ材、つまり丸太の切り落としとか使い物にならない部分です。

 

二メートルほどの長さだったのをストーブサイズに切りまして、

 

丁度良い大きさのものは薪置き場に運びます。

 

つれ合いが切った材を積んで運んで下ろして積んで、

 

それが私の仕事でした。

 

さてね、一体何往復したでしょうか。

 

それからつれ合いが集めておいた丸太を玉切りにする間に、

 

手斧で割れそうな丸太の切り落としを集めて

 

焚き付けにする細木をつくりました。

 

コレは板の素性を読むことが大事な仕事です。

素性を読むとはどう言うことでしょうか。

 

つまり木目を見て木の形を想像することです。

 

大抵の場合、木は自然に上に向かうほど細くなっていますから、それで分かりますよ。

 

なぜそれが大事かと申せば、

 

木の目に沿って斧をふるうとスパッと気持ちよく割れるのです。

 

無意識に逆さまにしていると斧を振り下ろしてもただ食い込むだけで割れないのに

 

反対にするとスパッと割れるんですよ。

 

このスパッと割れる時の気持ちよさ。

 

薪割りの醍醐味です。

 

振り下ろした斧が当たっただけで結果が出る。

 

大した力も使っていないのに結果が見える。

 

しごとが楽しくなりますよね。

 

そんなわけで昨日は朝からよく体を動かしました。

 

おかげですっかり疲れ切り、夕食もそこそこに

 

早めに布団に入り、横になってバタンキュー。

 

気が付いたら明け方でした。

 

一回トイレに起きてまた寝たあとに時計を見たらなんと十二時間も寝ていたようです。

 

やっぱり睡眠の力はすごいですね。

 

あんなに疲れていたのに

 

十分寝たら体力が回復しています。

 

やろうと思えば昨日の仕事もう一回出来そうな感じ。

 

あいにく今日は天気が悪くそれはしておりませんが、

 

天気が崩れそうだから張り切ったってのもありました。

 

薪の片付け仕事は楽しくて、

 

八十になってもこんな暮らしを続けていたいと切に思いましたよ。

 

能登の地震で被害に遭った山間部に住むお婆さんの話を読みました。

 

八十三歳のお婆さんですが、

 

村にたった一人、家で暮らしているそうです。

 

お婆さんは言います。

 

昼か夜かも分からんような避難所で暮らすより、

 

私は慣れ親しんだ自然と共に暮らしたい、と言っているそうです。

 

私はその人の気持ちが良くわかります。

 

だからいざと言うときにもこのお婆さんのように一人でなんでもできる老人になっていたいのです。

 

私の親友Gちゃんは体がとても柔らかく、百八十度の開脚も簡単にこなします。

 

彼女曰く。

 

私は人生のモテ期を百歳に照準しているの、

 

開脚できる百歳を目指して日々精進する。

 

 

凄いでしょう。

 

感心するよね。

 

そこで私も考えた、

 

人生ではいつもモテて来た方だけど?

 

ホンマかいな、知らんけど、、、、、

 

 

八十になっても斧で薪割りする婆さんもいいんじゃないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

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