今日はニューヨークの日 | 星の輪ネットワーク

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山ぶどうから生まれた自家製天然酵母で焼くパンを楽しみ、緑に囲まれて暮らすワンダーフルな日々の出来事を綴ります。

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今日はニューヨークの日?

 

なんで?

 

9、11かと思ったけど違うみたいです。

 

今日は八日だし。。。。。

 

 

ニューヨークと言えば懐かしい、約一年間マンハッタンで暮らしたことがありますの。

 

八十六年だからもう三十五年以上も前のこと。

 

その頃は酒もタバコもバンバンの不良女子でした。

 

ニューヨークへ行ったのはたまたまその頃付き合っていた人の兄さんが住んでいたからなんです。

 

長期滞在の一年前にもひと月ほど遊びに行って

 

ニューヨーク面白い、住みたいわと思い、

 

翌年再び訪れたわけです。

 

最初は兄さんのアパートで間借り、それから自分のアパートを探しました。

 

アパートが見つかるまでひと月ほどYWCAの宿泊施設に入りアメリカの

 

独身女性の末路を垣間見たりしましたね。

 

 

そこの宿泊施設はキリスト教系の経営で週払いができますし

 

敷金なども入りません。

 

すぐに入れる便利さでひと月ほど暮らし、そこでヘルパーをしている若い男性に英語を習いました。

 

そこに入った頃はもう日本食レストランで働いていたので

 

本当に寝るだけの場所でした。

 

アメリカには孤独な独身女性がたくさん居ましたね。

 

働いていたレストランは四十八丁目。

 

住まいは二十四丁目くらいだったかな。

 

毎晩酔っ払ってタクシーで帰っていましたが、そのタクシーがハラハラドキドキで刺激的だったわね。

 

酔っ払っているモノだから料金もチップも払った事忘れていて翌朝財布の中身を計算して

 

ああちゃんと払ったなって確認する日々だった。

 

ニューヨークは通りが五番の目になっているのでタクシーの運ちゃんも

 

まっすぐ下がって右に曲がる工程を自分の好きな道でいくモノだから

 

コッチはハラハラするんです。

 

え、昨日の道と違うけどちゃんと着くのかなぁ、とそんな不安が毎日でした。

 

それから引っ越したのが職場のすぐ隣のラジオシティアパートメント。

 

当時築百年以上の古いアパートで医師の廊下だったんだけど各部屋のドアの前はもう石がすり減って凹んでましたね。

 

一体何人の人がこの部屋の前に立ったのでしょう。

 

今もあるはずのアパートは四十八丁目。

 

タイムズスクエアのすぐそばです。

 

レストランの仕事は楽しかった。

 

給料は一日一ドル、でもチップが入るので結構良い稼ぎになりましたね。

 

日本の芸能人もニューヨークに来ると食べに来る店だったので

 

いろんな人を見かけました。

 

着物を着て仕事をしたのもこの時が最初で最後でした。

 

着物の着付けもあっという間に着られるようになって、着物で仕事って案外楽だと知りましたよ。

 

草履がいいです。

 

靴みたいに足が拘束されていないから。

 

ニューヨーク滞在の日本人はいろんな人がいました。

 

四十八丁目の立ちんぼとも友達になり、

 

街のあちこちでブレークダンスに興じる黒人はいつもでかいラジカセを持っていました。

 

ミュージカルもいっぱいみたし、ダウンタウンのジャズ喫茶も行ったし、

 

美術館も、オペラにも行ってニューを堪能しましたね。

 

懐かしいニューヨーク、あのアパートもあのマンションもあのホテルも

 

きっとまだある気がします。

 

 

 

もう二度と行く事はないかもしれませんが、

 

思い出の中でニューヨークの街並みは今でも変わりなく存在しています。

 

青春時代の一コマをニューヨークで過ごした事、

 

楽しい記憶となって私の人生を彩っていますわ☆