今日も雲一つ無い空に明るい太陽が昇りました。
暖かな一日になりそうです。
この間からルームシューズ３作目の製作に取りかかっています。
しっかりした形と底の暖かさを求めて芯を貼る作業が楽しいです。
昨日は近所の友が子供と一緒に遊びに来ていました。
お茶を飲んだりお喋りしたり、
縁側で日向ぼっこしながらずっと針を動かしていた私です。
それを見ていた友は、こんなつぶやきを。
「あら、私針を持つって事すっかり忘れていたわ。旦那の服の繕い物も有るのに破れたまま着せているし，」
私から刺激を受けて、もう少し針を持つ時間を作るって嬉しそうにしてました。
一緒にルームシューズを作りましょって誘ったら、
その前にやらなきゃいけないものがたくさんあるって、笑ってた。
それに彼女、
春には二人目の子が生まれるのです。
赤ちゃんの産着を縫ってあげるのも良いよね。
生まれて来る赤ちゃんを包む最初の着物から手作りって、最高じゃない。
赤ちゃん大喜び。
人生の最初から愛情って何という永遠の疑問の、その答えの一つを肌で知るのです。
ルームシューズ作りを初めて、
素材に依って変わる風合い、履き心地がこんなにも違うって事を実感しました。
縫い方に依っても違います。
なんか
食べ物の話に似てるね。
食物がその生育環境に依って大きく栄養や味の差を出す事は当然知っているからこそ、
気付く人が一人でも増える様にこのブログを書いている訳ですが、
あらためて、
食べ物だけではなく、
身につける物がどんな素材で、どんな糸でどの様に縫ってあるか、
によって、
着心地や機能性や、見た目や風合いが違うのだと知りました。
接着芯の使用を止めると云う手段を選んだ時から、
ルームシューズ作りが俄然面白いです。
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