芥川賞をもらった田中慎弥さん、
何処かのインタビューにお母さんが応えてました。
「照れ屋ですから、」
あと「かなり偏屈です」
ヾ(@^(∞)^@)ノ
凄いなと思うのは、
働いた事がないってのはもちろんですが、ずっと読み続けたのが谷崎潤一郎だったり、三島由紀夫だったり。
(その二人私、大好きなんですけど。)
文学書を、徹底的に読み込んで、読んで、読んで読み返すと、かなり影響も受けますし、
表現力もかなり身に付きますよね。
そして何より、毎日書いたって事。
これは本当に凄いです。
なかなかまねの出来ない事ですよね。
日々の出来事を、ブログに毎日書く事も思うほど簡単な事じゃないのに、
ストーリーを毎日毎日書き続けるって、
自分の世界に浸りきっていなければ難しいよね。
働いたり、学校に行ったり、普通の社会生活をしながら、
ある時間数だけ自分の世界に入り込むって、
できそうだけど、かなり大変でしょうね。
将来の事とか不安になったり、職場の人間関係に巻き込まれたり、
いろいろありますでしょう。
日常生活。
お母さんも良く我慢しましたね。
小言も言わず・・って感じダッたのかな。
その甲斐あって、今回賞をもらった訳ですから、
そりゃ、「当然です」と云いたい気持ちも判ります。
芥川龍之介は私の大好きな作家なんですが、芥川賞を貰った作家の本は面白くないのが多いです。
若い時に、芥川賞作家の本をいくつか読んで、がっかりして以来、
ほとんど興味のない賞になっていました。
でも田中さんが出て来たので、
どんな文章を書くのか、ちょっと興味を持ちました。
久しぶりに刺激を受けてみたいな。
読んでみようか・・・( ̄▽+ ̄*)
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