和歌山の那智勝浦へ仕事に行く事が決まった時に、
つれ合いが興味を持ったのは近くに太地町があるとい云う事です。
太地町と云えば鯨の町。
その他にもイルカを小さな湾に追い込んで漁をする事でも有名でしょう。
つれ合いはなんと云っても動物保護の気持ちが強く、以前から、捕鯨や、イルカ漁に反対の気持ちを持っていました。
だから太地町が勝浦のすぐ近くだと知った時にぜひ行ってみたいと思ったのです。
太地町は勝浦から本当にすぐの所でした。
まず私たちは太地町の鯨博物館へ行ってみました。
そのすぐ前のお店では名物料理が食べられます。
鯨の串カツとか、クジラ丼のお品書きが見えますよね。
勝浦町のJAスーパーではイルカの肉も売っているのを見ました。
100gくらい入って350円でした。
イルカを食べているんですね。
やっぱり。
鯨博物館にはイルカがいました。
外から建物に近づくと、イルカの泣き声が聞こえてきました。
この向こうにイルカが捕まっているのです。
狭いプールの中に入れられて、イルカは泣いていました。
鳴いているイルカの声を聞いた時、
普通の魚が入れられている生け簀で、こんな泣き声を聞く事があるだろうかと思いました。
聞いていると心が切なくなります。
イルカは人間に非常に近いほ乳類なんですよ。
この町ではイルカの漁に反対するシー・シェパードの人たちも来ているはずです。
つれ合いは時々シーシェパードの活動もネットで見ているので、
太地町で彼らに会えたら良いなと思っていました。
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