こんばんは。
雨が激しくなってきました。
非常に強い台風2号は今どのあたりでしょうか。
昨日、文科省が福島の子どもたちが年間に被曝する許容値を、20ミリシーベルトから、1ミリシーべルトに下げました。
20ミリシーベルトという値は、ドイツの原発作業員に当てはまる最高値と同じなのです。
それまで年間の値が1ミリシーベルトであったものを、およそ一ヶ月前に突然20ミリシーベルトに引き上げました。
それを受けて、さまざまな声が上がり、政府側の官房参与という肩書きを持った方が、
涙ながらにその値の高過ぎることを批判しました。
終に昨日、国側は1ミリシーベルトに戻すことを余儀なくされたというわけですが、
昨日の夜7時のnhkニュースの中で、アナウンサーが声を大にしたのは
「学校での」という言葉でした。
1ミリシーベルトという数字は、あくまで学校で年間に受ける放射線の値ということで、
学校以外の場所で受ける放射線の値に関しては、また別の話ということなのでしょうか。
いったいこの数値を変えた事にどんな意味があるのでしょう。
20ミリシーベルトだった時には、校庭の土壌を上下入れ替えれば良かったものを、
数値が1ミリになったら、土を取り除くことになりました。
これは一体どういうこと。
おかしいでしょ。
国が出すことになったのは、この土の削り取りにかかる費用なんだそうです。
1ミリシーベルトという数値があるために、
福島の子どもたちは、
前よりもっと厳しいコントロールのもとで学校生活を送る事になるとしたら、
本当に気の毒です。
屋外で行動する時間を制限され、暑くても窓を開けることも出来ない。
そんな学校生活を強いられる子どもたちのことを考えると、
「疎開」する方が良いのではないかと思ってしまいます。
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