山里は朝から白い物がちらついて冷たい一日の始まりです。
時間とともにどんどん降ってきて、わーいこれは積もりそう。
粉雪ですもの。(￣▽+￣*)
この冬は暮れの半ばまでは暖かい日が続いていたのに、正月前から急に冷え込み始め、
結局去年よりだいぶ寒い一月となっています。
なんといっても気温の低さ、
今日は昼間でも氷点下だぜ。
寒い日が来るたびに
坐骨神経痛が治っていてよかった、と思います。
やっぱり寒いと堪えますからね。
坐骨神経痛を自分で治す、と決めて実際に意識してマッサージを始めたのは去年の三月頃でした。
トリガーポイントの理論に基づき、自分マッサージでひざの痛みから解放されたばかりだったつれ合いの奨めで、真剣にトリガーポイントを揉み始めました。
私の症状はお尻の筋肉が締め付けられるような痛みや、痺れ。
立っていると辛くなり、一番ひどいときは100メーターくらいしか歩けませんでした。
歩くとお尻が固くなってきて痛みが強くなり、我慢していると内臓までおかしくなってきて、
吐き気がしてくるのです。
心と体は一つですから、
体に支障が出ると必ず精神的なストレスも起き、それが内臓へ繋がっていく、
病気のメカニズムみたいなものを垣間見たような気がします。
特にその頃私は、タイの南の島の小さなビーチにいたのですが、ほぼ6週間そこから一歩も出る事がかなわない状態にありました。
もちろん坐骨神経痛のためです。
私の暮らしていた小さなビーチにはレストランがありませんでした。
夜になると隣のビーチまで晩御飯を食べに行くのが普通ですがそれが出来ません。
なのでつれ合いにご飯を届けてもらう日々でした。
ホリディに来ているのではなく、病気の治療に来ているのだと思いたまえ、と言われますが、
面白くない、とふくれっ面をしたくなるときもありました。
ま、精神にストレスがかかると言えばこんな事でもストレスになっちゃうんですかね。
人間は贅沢な物ですね。
確かに、つれ合いの云うとおり、病気の治療に来ているかと思えばワンダーフルな場所です。
家事も洗濯も、何の仕事もしなくてよいのです。
毎日寝たいだけ寝て、泳いで、歌ってゴロゴロしてマッサージして暮らしていけるのですから。
それでもストレスは生まれるのですね。
そのせいで痛くて歩けなくなると、ああまた弁当かと思って、それが胃に伝わり拒否の気持ちが吐き気となって、感じちゃうんですよ。
こまったなー。
そんな日々だったものですから、これは本気で治さねば…となった次第なのです。
マッサージは痺れが出てもやめませんでした。
痺れているところをゴリゴリした事もあります。
治そうと決めてからは怖れを知らずという感じでしたね。
タイマッサージを受けて、もっと痺れが強くなったこともありました。
直後は心配もしましたが、翌朝になるとどこにも後遺症は残っていなかったので、
荒治療も悪くないと思いました。
怖がる気持ちは分かりますが、今では多少の荒治療は必要かと考えています。
その場合、荒治療をした後がポイントです。
術後の自分の体をよく観察して、悪くなっているようならばすぐ止める、
自分で自分の体の感覚を探る、診る、聴く。
それが必要です。
腰のルムボルムは毎日つれ合いがマッサージしてくれましたし、暇があればセラケイン、ボールなどで自分マッサージをしました。
坐骨神経痛でお尻が痛いからと言って、
お尻だけやってもだめですよ。
腰、それと何といっても脚の筋肉をほぐす事が大事だと思います。
私の場合お尻はもちろんですが、脚のトリガーポイントもいっぱいあります。
つれ合いはトリガーポイントの治療で、
一ヶ月あまりで痛みから解放されていました。
クレアーさんの本を読むと、彼もかなりの重症そうであるにもかかわらず、3ヶ月くらいで痛みから解放されているのです。
私の場合7ヶ月かかりました。
一度ブログにも書いた事がありますが、
私なりのやり方で、出来る限りの事しか出来ないという条件の下でしたから、
7ヶ月という結果になったわけです。
これがもっと本気でやればもっと早く良くなっていたかもしれないですよね。
それは分かりませんが・・・
坐骨神経痛で悩まれている方の多いのには驚いています。
少しでも、私の経験した事がそういった方々のお役に立てればと思います。
あとお尻の筋肉にはソフトボールがいいですよ。
テニスボールでは柔らかすぎるし、野球ボールでは大きさが足りず、といった場合は、
ぜひソフトボールも使ってみてください。
部所、部所で用途が分かれますのでゴルフボールからソフトボールまでそろえています。
それに加えてセラケインがあればもう完璧。
医者に行かずにすむかも…。γ(▽´ )ﾂヾ( ｀▽)ゞ
しかし、
くれぐれもやりすぎには注意しましょう。
少しずつ、間をおいて何回も・・・
それが良いみたいですよ。
冷えにも気をつけてください。
冷えると必ず筋肉が縮みます、力の無い筋肉は縮んだままになっちゃうからね。
坐骨神経痛を持っている皆さん。
そうでない皆さんも、
痛みの無い健康でハッピーな生活を送りましょうよ。
ね。
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