今日も暑い一日でした。
さて、これまで胸鎖乳突筋のトリガーポイントから引き起こされるいろいろな関連痛について、
お話してきましたね。
私も、
自分自身でムチ打ちをやっていたり、顎関節症とか、目の問題とか
結構、この筋肉から来る関連痛と思われる症状が、
あちこちに出てるんですよね。
ですから、
さいきんは、毎日自分でマッサージをしています。
この部分はさすがにセラ・ケインとかボールとかは使いにくいので
自分の手でやるのが一番です。
首の、どの筋肉が胸鎖乳突筋なのか、
ちょっと触ってみましょう。
右の手で左の首の耳の後ろから胸にかけての柔らかい部分を、親指と人差し指で
そっと掴んでみてください。
飛び上がるほど、痛いと言う人もいるかもしれませんね。
そういう人は、たいていこの筋肉からくる、何かしらの関連痛を持っているでしょう。
私が、胸鎖乳突筋を重点的にマッサージし始めたときは、
痛みもありましたが、
なによりガシッと固くて、ちょっと掴みにくかったものです。
でも毎日、少しずつマッサージを繰り返すうちに、
だんだん柔らかくなってきました。
慎重に、
注意深くタッチしていくと、胸鎖乳突筋が枝分かれしている事にも気づくでしょう。
トリガーポイントの本の中で、クレアーさんは、この筋肉へのマッサージはやればやるだけの効果はあるといいます。
ただ、
ボールも、セラ・ケインも、
手を使う場合もそうですが、同じ場所を長時間つづけてマッサージをするのはやめましょう。
それは、決まりです。
頚動脈を強く刺激する事は、脳溢血などを引き起こす可能性があるという意見もありますが、
顎の下側とか、声帯の上や、その周囲など、脈が走っているようなところには、力を加えないよう気をつけてください。
頭痛など、この筋肉からの関連痛であれば、
マッサージする事で結構早く治るらしいですよ。
ただ、頭痛はほかの理由もあるので、一概には言えませんが。
胸鎖乳突筋に関しては、一応今回が最終回です。
次回からは、僧帽筋のトリガーポイントが引き起こす、関連痛にはいります。
僧帽筋もトリガーポイント（筋肉のコリ）いっぱいありそうだよね。
それにこの筋肉のコリには、セラ・ケインが大活躍します。
お楽しみに・・・(^-^)ノ~~
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