[パンづくり] ブログ村キーワード
久しぶりの
春の雨のようです。
それほど寒くないし。
昨日は大寒でしたが、日本中春のような陽気だったみたいですね。
実は今日は娘の誕生日なのです。
なのでプレゼントにどんなパンを焼いてあげようか迷った結果、ブレットヒェンのココス・ゴールドにきめました。
先日のブリオッシュもとってもおいしかったのですが、リッチなパンは割とどこでも買えるので今回はリーンなパンにしたのです。
リーンなパンのおいしさや、栄養の豊かさ、エナジーに関して、もっと皆に気づいて欲しい。
リーンなパン、本質はこちらの方がリッチなのに、どうしてリーンと呼ぶのでしょうね?
ま、それは置いといて。
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
娘へのパン、昨日の昼過ぎに捏ね始めました。
陽のあたる縁側で発酵、夕方にストーブに火が入るとその横で発酵。
夜寝る前に、一回目のガス抜きをするときまで、自分の無意識さに全く気がつきませんでした。
(*v.v)。
ガスを抜こうとビニール袋を開けてみると、あら、ずいぶん膨らんでいるわね、って感心した後で、はたっときがつきました。
昨日は静岡では20度を越えるような春の陽気、ここでも15度はあったでしょう。
そうだった、こんなに暖かいのだったら夕方にこねても、良かったのです。
ずっと寒い日が続いて、昼ごろに捏ねるのが習慣になり始めて、すっかりその調子でやってしまいました。
そんなわけなので、昨夜は毛布は着せずに置きました。
今朝、パン生地の様子を見ると、やっぱり発酵オーバーで、ボウルの8文目くらいのところで平らになっていました。
でもどちらかと言えば過発酵のパンが好きなので、まあこれくらいなら問題なしです。
成型前のガス抜きのときも、充分に発酵した生地の中で酵母が盛んに活動し、ガスをたくさん出しているのが手に伝わってくるようでした。
これは美味しいパンになりそう、思わずほくそえみたくなるような手触りです。
朝寝覚めた時から雨が降っていましたので、今日は陽のあたる縁側もありません。
二階の小さなお部屋に石油ストーブを小さくつけて、そこで1時間半の成型発酵。
かぶせておいた濡れ布巾をはずして見ると、わ〰ぉ、理想的な膨らみ加減。
この寒い時期にこれだけ膨らむことは家ではめったにありません。
自然発酵ですから。
この膨らみはもう、天が味方したとしか言いようがありませんね。
この季節外れの気温が無ければ、ありえなかったことですもの。
焼き時間は230度で11分。
ほとんど完璧です。
これぞブッレットヒェン・ココス・ゴールドと胸を張っていえるパンができました。
もしもパン屋になるとしたら、こういうパンを提供したいですね。
いやあ、偶然とはいえいいパンを作ることが出来て、幸せです。
私の娘、今日32歳になります。
お誕生日、おめでとう。
あなたのおかげでこんなステキなぱんができちゃった。
なかなかの膨らみでしょ。
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