自分をねぎらっていますか?
12月も半ばに入り、街の空気は
どこか慌ただしくなってきました
今年中にやらなければいけないこと
片付けなければいけないこと
考えなければいけないこと
そんな「ねばならない」に
知らず知らず心が
追い立てられていませんか?
私はこの時期になると、あえて一つだけ
自分に問いかけるようにしています
それは、「私は今年
自分をどれくらい大切にできただろうか」
という問いです
成果や数字、できたこと
できなかったことを並べる前に
つらい時にちゃんと休めただろうか?
無理をしている自分に
気づいてあげられただろうか?
誰かの期待より
自分の感覚を優先できただろうか?
この気忙しい中
先日仕事終わりの友人と
ちょっとだけお茶を...
疲れていた彼女にも
『自分に優しくすることは
わがままではない
周りの人にも優しくするための
大事なこと』と話していました
彼女もハッとしたようで
あとでLINEに
『自分に優しくして
周りの人にも優しい人でありたい』
と書いてありました
自分のことを思いやるって
意識しないと見逃してしまうもの
なのかもしれません
心が回復していくプロセスは
とても静かです
劇的な変化よりも
「今日は前より少し楽だった」
「前ほど自分を責めなかった」
そんな小さな違いの積み重ねで
進んでいきます
年末になると、人はつい
「来年こそ変わらなければ」
と大きな目標を立てたくなります
でも、本当に大切なのは
変わることよりも
“整えること”かもしれません
心と体の疲れを認め
今年の自分をねぎらうこと
それができて初めて
次の一歩は自然に見えてきます
まだ年末までは少し時間があります
今日一日くらいは
評価も反省も横に置いて
「ここまでよく頑張った」
と自分に声をかけてあげてください
来年を良い年にする準備は
実はもう、静かに始まっています
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