皇居三の丸尚蔵館 開館記念展「皇室のみやび」に行って来ました
約8か月にわたって開催されて
第1期はクリスマスイブまでですが
早速行って来ました。
大手門から入場です。
この展示会は
今年11月に開館30年を迎える三の丸尚蔵館が、
装いを新たに「皇居三の丸尚蔵館」として
開館することを記念して開催するものです。
予約していますが
皆さん、ゆっくりご覧になるようで
しばらく行列で待ちました。
「皇室のみやび」をテーマに、
皇室に受け継がれてきた貴重な品々ばかりが
多種多彩な収蔵品を4期に分けて展示されます。
長い歴史と伝統の中で培われてきた皇室と
文化の関わり、その美に触れてきましたよ![]()
目の保養、心に栄養、国宝は違う
建物は、面白い造りになっていました。
展示室に続く廊下は、ドームに。
第1期は「三の丸尚蔵館の国宝」
と題して、学術、そして文化史的にも
極めて重要な作品であるのはもちろんのこと、
長い日本の歴史のなかで培われてきた
美の結晶ともいえる数々がが見られます。
照明を落とし気味の展示室には
国宝がずらり…
まず、春日権現験記絵(14世紀)
奈良・春日大社の創建と
霊験の数々を描いた絵巻
かなり保存状態が良くて
鮮明な線と色合いでびっくりしました。
蒙古襲来絵詞(13世紀)
元寇の2度目の襲来を描いたもの
そして、多くの方がこれらが
お目当てではないかと思うのですが
伊東若冲の動植綵絵
今回4点が展示されていますが
皆様、じっくり鑑賞されて
なかなか前に進めません
気持ちがはやっている私・・
斜めから撮影![]()
伊藤若冲は江戸時代中期に活躍した
京都の絵師で
超人的に対象を捉える描写力は圧巻。
美し過ぎてどこを見たらいいのか
分からないくらい・・
どこも完ぺきで、
すべてをドアップで見つめたいくらいです。
菊花流水図(きくか りゅうすいず)
南天雄鶏図(なんてん ゆうけいず)
老松城鳳図(ろうしょう くじゃくず)
秋塘群雀図 (しゅうとう ぐんじゃくず)
残念ながら、写真では
緻密さが出ないのです![]()
花びら一枚一枚の美しさや
鳥の羽根のしなやかさ、
雀一羽一羽の表情まで…
写真では、それらを伝えられないのが残念。
それぞれの細部をアップで
撮影すればよかったと思いました。
若冲の作品は、テレビなどで見ると
私は、毒々しい色合いに見えていたのですが
実際は、そんなことはなくて
ただただ美しいです!
第1期の後期にまた違う4点が
展示されるので
その時は、細部をアップで
撮影したいと思います。
そのほかの素敵なところ
隣のお部屋では
天皇即位5年・御成婚30周年記念の
展示も行われていました。
こちらは写真撮影ができなかったのですが
式典の時にお召しになられた装束や
各界からのお祝いの品々も展示されていて・・
その中で御成婚の際に全駐日大使から
お祝いに贈られたという
「宝石の樹」というのに惹かれました![]()
金ぴかの樹にラピスラズリなどの
宝石がたわわになっている樹![]()
同じ金ぴかの世界地図の上に生えている
イメージで作られていました、豪華![]()
それからよくテレビでも見る
ボンボニエール。
中に金平糖が入っているものですが
その金平糖が庶民のものとは違う![]()
小粒でお上品でしたっ![]()
こちら尚蔵館のトイレなのですが
窓に障子が付けられているのです![]()
こんなの初めて![]()
しかも触ってみたら本物の和紙でしたっ![]()
さすが皇居三の丸尚蔵館![]()
建物前には、プレハブのような
ちょっと残念な売店があるのですが
そこには、可愛い和三盆のお干菓子が![]()
これでお薄茶を飲みたいと思って
買おうかな~とかなり迷ったのですが
なんと言ってもお砂糖だし・・
今回は諦めました![]()
でも、可愛いでしょう![]()
本当に楽しかったです![]()
この展示会は予約制なので
外国の方はいらっしゃいませんでしたが
そのほかの観光のために
大手門には外国の方も大勢。
皇居の石垣や櫓などの建造物、
整えられた松など
日本の誇り、自慢ですよね![]()
私も大好きな場所です![]()
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました![]()
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