(ゼノン銀河)
天竜界ゼノン。
ツキト『リン王丸様』
リン王丸『ツキトか。Xファミリーを名乗る、別次元の宇宙からの勢力について』
リン王丸『及び、殺し屋 リバーンとその仲間達について。何か分かったのか?』
ツキト『いえ…。詳しいことはまだ…。
すみません』
ツキト『ただ、報告したい事が有ります』
リン王丸『報告?』
ツキト『リン王丸様が作られた無数の世界のうちの1つ…アルトチェーロに関してです』
リン王丸『アルトチェーロ?
あ~、スコール一行の世界ね(笑)』
ツキト『天星のスコール。
確か、ヘラクレス達 デスロンドの戦士。
レンク達 希望の戦士とも共闘をした事が有るんでしたっけ?』
リン王丸『まぁね。
ヘラクレス達とは、魔王軍、魔界軍。
レンク達とは、ラスターエイドとの戦いにスコール達は力を貸してくれていたよ』
リン王丸『確かに、スコール一行の手助けも有り、ヘラクレス一行、レンク一行の勝利にも貢献する事は出来たが、現在のヘラクレス一行、レンク一行の戦いにはスコール一行では着いていけないだろう』
ツキト『成る程…』
リン王丸『スコールも大した使い手では無い。
俺からすれば、カスレベル…。
そうだな、つまようじ1本有れば十分だな(笑)』
ツキト『リン王丸様は、強すぎますから、比べるのは可哀想ですよ(笑)』
リン王丸『ははは、冗談だ。
で、スコールの世界、アルトチェーロがどうかしたのか?』
ツキト『アルトチェーロにも…鰐の神 リュウダイルやXファミリーと同様、別次元の宇宙 ビッグバン・ゴッドギャラクシーから使者が来ていたようです』
リン王丸『アルトチェーロに!?』
リン王丸(アルトチェーロ何て、実を言うと、今ツキトに言われて、やっと思い出したくらいだから気にも止めてなかったな~(笑))
リン王丸『で、そのアルトチェーロにやって来たという勢力は?』
ツキト『アルトチェーロの住民曰く、異世界から来た救世主達が退けたそうです』
リン王丸『異世界から来た救世主?』
ツキト『それに関しては後程…』
ツキト『その前に気になる点が2つ。
まず、アルトチェーロにある、謎の遺跡に関してです』
リン王丸『謎の遺跡?』
ツキト『はい。アルトチェーロの住民曰く、その遺跡には…邪神族が住み処にしているようなのです』
リン王丸『邪神族だと!?』
リン王丸『アルトチェーロに居る、スコール達はヘラクレス達やレンク達に比べれば圧倒的に劣る。
邪神族に狙われたら一溜りも無いぞ(汗)』
ツキト『ご安心下さい。アルトチェーロの邪神族は、アルトチェーロの住民に危害は加えては居ないようです』
ツキト『ただ、アルトチェーロの謎の遺跡は、調査が不可能な状態でした』
リン王丸『どういう事だ?』
ツキト『アルトチェーロの住民は、遺跡に調査隊を送り込んだようですが、返り討ちにあったと』
リン王丸『まぁ、本当に邪神族なら、スコール達では無理だろうな(汗)』
リン王丸『ならば、ツキト。お前達が調査に向かったんだろ?』
ツキト『はい。当然…我々もその情報を聞き、調査に向かおうとしました』
ツキト『しかし、その時、遺跡を覆う不思議な力によって弾かれ。
僕達は遺跡に入ることすら出来ない状態とされました』
リン王丸『邪神族のオーラか…。
しかも、ツキト達を弾くとなると、邪神族でも上位…。エキスパートクラスか?』
リン王丸『ツキト達を警戒した辺り、そいつらはただ者ではないな』
ツキト『はい…。いかがいたしましょう?』
リン王丸(アルトチェーロの邪神族…。
そんなのまで居るとは…。
ロキ、ブラッ君と共に相対した、邪神 ドロシーとも何か関係が有るのだろうか?)
リン王丸(ただ、現状はアルトチェーロに被害は出てないし、遺跡の調査も不可能。
様子を見るしか無いか)
リン王丸(だが…仮にも、エキスパートクラスの邪神が潜んでいるとなれば、警戒は必要だな)
リン王丸『ツキト。アルトチェーロに関しては、引き続き警戒をしていく方向でやる』
リン王丸『異変が有ればすぐに対処する。
良いな?』
ツキト『ハッ!』
リン王丸『アルトチェーロに関して、気になる点が2つと言ったが、もう1つは?』
ツキト『もう1つ…。それは、アルトチェーロにもXファミリーが訪れていたという情報です』
リン王丸『アルトチェーロにも、Xファミリーだと…?』
ツキト『Xファミリーは、アルトチェーロのコア系も拐ったようです』
リン王丸『…!そうか。Xファミリーの目的は、コア系だったな』
リン王丸『思い出したよ。アルトチェーロには、遥か昔からコア系が少数ではあるが、生息していたんだ』
リン王丸『ただ、アルトチェーロのコア系は平和に暮らしており、危険性は無かった。
リン王丸が駆除をする、宇宙の魔物の対象にもならなかったんだ』
ツキト『Xファミリーは、コア系を捕まえた後、すぐにアルトチェーロを去ったようです』
リン王丸『報告ご苦労。気になる点は、以上だな?』
ツキト『アルトチェーロに関しては、以上ですが…最後にもう1つ』
リン王丸『何だ?それもXファミリーに関係があるのか?』
ツキト『アルトチェーロを救った、戦士達についてです』
ツキト『戦士達の素性が明らかになりまして…。
これが、殺し屋 リバーンと、その仲間の情報とも少しだけ一致したのです』
リン王丸『何だと!?』
ツキト『こちらを』
ツキトは、リン王丸にリストを見せた。
リン王丸『黒寺…惑星ラーンの戦士。
殺し屋 リバーンと面識がある可能性が高い』
リン王丸『陽奈…惑星ロワイヤルの戦士。
殺し屋 リバーンの協力者の疑いがある、殺人騎士 陽華と面識がある可能性が高い』
リン王丸『リゲータ…惑星ピースマイルの戦士。
光流…魔界の戦士。
ゼル…リヴァイオンαの戦士。
黒寺、陽奈と同じように、リゲータは変幻自在者 イベータ、光流は闇の復讐者 闇流、ゼルは美の吸血鬼 マキュアと接点を持つ可能性が高い』
リン王丸『成る程な…』
ツキト『そして…。黒寺、陽奈、光流、リゲータ、ゼル。
この5人のエネルギーが、ゼノン銀河から消失した事が確認できました』
リン王丸『何だと…?それは、つまり…』
ツキト『別次元の宇宙…。ビッグバン・ゴッドギャラクシーに転移した。
という事でしょう?』
リン王丸『殺し屋 リバーンとその仲間、リバーンファミリー。
及び…Xファミリーと、その黒寺達も手を結んだと考えたら良いんだな?』
ツキト『そこまでは分かりませんが、黒寺達は、リバーンファミリー…及びXファミリーと大きな関係性があると考え、現在調査を進めております』
リン王丸『分かった。報告ご苦労』
リン王丸『ゼノン幹部には、引き続き…殺し屋 リバーン及び、Xファミリーの情報を集めて貰う』
リン王丸『Xファミリー…。また今後も、コア系を拐いに現れるだろうからな』
ツキト『殺し屋 リバーンは確保するとして、それに加担をしているであろう人物達の措置は、どのように致しますか?』
リン王丸『殺し屋に協力をした時点で、その人物達も犯罪者だ』
リン王丸『殺し屋 リバーンと同様に、逮捕をしろ』
ツキト『畏まりました』
リバーンファミリー、Xファミリーを追う
ゼノン幹部。
。。。
そして、月日が流れる。
(惑星X)
黒寺『「ヘルダイナマイト」…果てろ!』
ボーンッ!!
リバーン『良いぞ』
黒寺『リバーン兄ちゃんの技を参考にして名付けた、俺の必殺技…ヘルダイナマイトだ!』
X『黒寺、リバーン。今日も頑張っているな』
陽奈『黒寺達だけじゃ無いですよ』
陽華『…。』
リゲータ・イベータ『…♪』
光流『フフ』
闇流『フン…』
ゼル『マキュアさん…今日も一段とお美しいですね』
マキュア『ゼルは、そればっかりね』
ゼル(今日も、マキュアさんに振り向いて貰えなかった(泣))
X『リバーンファミリー。
お前達は、Xファミリーにとって大きな戦力となる!』
黒寺『リバーンファミリーの幹部として、リバーンファミリーを…そして、Xファミリーを支えるぜ!』
黒寺『Xさんの望む、宿願まで…あと少しだ!』
リバーン(リバーンファミリーの“5人の幹部”。
彼等の力、俺も期待をしようでは無いか)
黒寺達の加入で、強化されるXファミリー。
そして、Xの望む、宿願の時は…刻一刻と迫る。
。。。
(ゼノン銀河)
ロキ『ブラックコア』
ブラッ君『ロキさん!』
そこに居たのは、邪神 ロキとブラッ君。
ロキ『アトカリプスの世界…DESUに行く約束の日。
色々な奴にも声をかけてみたんだが、結局集まったのはあいつらだけみたいだ』
ブラッ君『はい』
ジューン…バシュッ!
?『やぁ♪』
?『ロキ、ブラッ君。お待たせしたな』
?『このメンバーで集まるのも、天竜界ゼノンって世界で修行をした時以来だね』
?『また、珍しい事も有るもんだな』
?『別次元の宇宙か…。多少の興味はある』
ロキ『ミカド、カーリヤ、クレードレス、月華、サイオウ!』
ミカド『ミカド??(怒)』
ゴゴゴッ!!!
ミカドという人物はロキに殺気を送った。
ロキ『ミカド……さん(汗)』
ミカド『相変わらず、口の聞き方がなってないね、ロキ』
ブラッ君『皆さん、来てくれたんですね』
ミカド『ブラッ君は、いつも礼儀正しいから好感度高いよ(笑)』
ブラッ君『は、はい…ありがとうございます(笑)』
カーリヤ『ロキよ。お前の友人の世界に…行くのだよな?』
ロキ『お前達にも話したかもしれないが、俺の友…死の神 アトカリプスの世界に向かう!』
カーリヤ『ロキの友人…アトカリプスか。
どんな人物なのだろうな』
サイオウ『ロキの話では、他にも…ビッグバン・ゴッドギャラクシーには強い奴が居ると聞く』
クレードレス『君は戦いの事ばかりだね(笑)』
サイオウ『強い奴との戦い…それが、闇の仙人でもある、俺の楽しみだ』
月華『ブラックコアも、アトカリプスの知り合い何だよな?』
ブラッ君『昔…ロキさんの配下として使えていた時代、アトカリプスさんの配下でも有りましたので』
ミカド『今は部下じゃない。
成長したお前の姿、見せてやりな♪』
ブラッ君『はい!』
ロキ、ブラッ君
ミカド、カーリヤ、クレードレス、月華、サイオウ
このメンバーは…“預言の戦士”と呼ばれている。
ロキ『それじゃ…向かうぜ!』
ロキ『待ってろよ、アトカリプス!』
預言の戦士
彼等は、アトカリプス…そして、みこ達とも共闘する事になる。
この続きは…【Xファミリーシリーズ】
【コア系と主の再会!!】にて描かれる事になる。
【5人の幹部】(END)
&
To be continued
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Xファミリーシリーズ…【5人の幹部】、これで完結となります。
このお話は、黒寺、陽奈、光流、リゲータ、ゼルという、リバーンファミリーの5人に関係のあるキャラを作りたいと思い
その5人のキャラ、リバーンファミリー幹部を掘り下げたお話となりました。
【再会の約束】に比べてかなり話数がかかりましたねw
裏切り者のゲストとか、色々な要素を入れて、それだけ長くなってしまいましたねw
一応、こちらのお話も、【再会の約束】のように【コア系と主の再会】の前に起こった出来事として語られました
最後に、預言の戦士の皆さんを出しましたが、これは【コア系と主の再会】に繋がる伏線要素としてですね
この時系列は、ほぼ【コア系と主の再会】時と考えて貰って良いですね
さて、これが終わっても、まだ【Xファミリーシリーズ】には【コア系と主の再会】を除いて、2つのシリーズが有ります
それが【コア系秘話】、【Xファミリー秘話】ですね
【コア系秘話】は、オウやコッ君、ラスト等を詳しく掘り下げる予定の物となり、Xファミリーの伏線も出す予定です
こちらは近いうちに始まると思います。
【Xファミリー秘話】は、レギュラー達を掘り下げた物となりますが、こちらは【コア系と主の再会】の前にやれたらと思いますので、まだ先だと思いますね。
色々と語りたいことも有りますが、今後の展開を楽しみにして貰えたらと思います。
次回は、ちょっとだけ小ネタを挟み
それから、【MIKO-ロスト-】デスマッチ修行編の方も、進行していきます!