一方。
十帝の二人、ゴルノプスとディスランスと対峙するのは、むこ、めこ、みーにゃ、榊夜。
むこ・めこ『「レインボーエンジェル・ダイヤと同化」！』
バチバチ！！
榊夜（あの力…もしかして、ガルムの言っていた）
みーにゃ（むこさんとめこさん…二人は、ガルムさんの世界の人たちでしょうか？）
むこ『更に「神の吸収」！』
めこ『俺は「神の忍術」！』
ゴゴゴッ！！！
みーにゃ『榊夜さん！私たちも負けられません』
榊夜『ああ！「最終十三術式・秘式」！』
みーにゃ『「暴走観測」！』
ゴゴゴッ！！！
ゴルノプス『ほう…4人とも決勝までに残っただけは有るようだな』
めこ『フン！』
ディスランス『「魔法の剣 ルーンソード」！』
キンッ！！
めこは、神の忍術で無数の忍具を仕掛けるが、ディスランスが弾いた。
むこ『「ドレインバズーカ」！』
ゴルノプス『オラァ！』
ドーンッ！！
むこ『くっ…』
むこのエネルギーも、ゴルノプスは腕力で相殺する。
みーにゃ『むこさん！加勢します。「パラドックスキック」！』
ゴルノプス『「テールクラッシュ」！』
ドーンッ！！
みーにゃ『ぐっ…！』
みーにゃの攻撃も、ゴルノプスは吹っ飛ばす。
むこ『みーにゃさん!? 大丈夫かい？』
みーにゃ『すみません…。平気です』
ゴルノプス『みーにゃ。てめぇの力は分かってる。今度はあんな無様にやられねぇよ？』
ディスランス『私も同じです。榊夜さん。
それからめこさんも……私の全力の魔剣で斬り捨ててくれます！』
スッ。
ディスランスは、光った石を取り出した。
ガチャ。
そして、その石をルーンソードに嵌めた。
ディスランス『「魔法石 ルーン」！』
バチバチ！！
ディスランス『「ルーンソード・スラッシュ」！』
ドーンッ！！
ズバーアッ！！
めこ・榊夜『ぐっ…！』
ディスランスの強力な斬擊が繰り出される。
ディスランス『魔法石…これはルーンソードの威力を高める効果が有ります』
ゴルノプス『「ダイナソーインパクト」！』
ドーンッ！！
むこ・みーにゃ『ぐわっ…！』
めこ『むこ！』
榊夜『みーにゃ！』
むこ『凄いパワーだ…』
みーにゃ『ゴルノプスさんも…ディスランスさんも、本気で私たちを潰しに掛かってきているようですね』
ディスランス『その通り』
スッ。
更に周りには。
魔人『包囲しました』
魔獣『グル！』
むこ『魔人と魔獣か…』
めこ『こいつらも厄介だな…』
榊夜『分担した方が良いだろう』
めこ『なら効率の良い方法が有る。「多重鏡分身」！』
ボン！
めこは、1000人の鏡分身を出現させた。
めこ『雑魚をやれ！』
めこ（分身）『分かった』
バシュッ！
ドドドドドッ！！！
みーにゃ『私も1体だけですが、分身を出せます…』
みーにゃ『「暗殺分身」！』
シューウ…
みーにゃ（分身）『…。』
榊夜『暗殺分身か！確か、X様から教わったんだったな？』
みーにゃ『はい！しかも、暗殺分身は分身でも性能が高いです。
少し攻撃されたくらいじゃ消えませんから』
めこ『そうなのか！』
みーにゃ（分身）『私は魔人と魔獣をやります！』
みーにゃ（分身）『「パラドックスボール」！』
ドーンッ！！
魔人と魔獣は、めことみーにゃの分身が担当。
めこ『これでゴルノプスとディスランスに集中出来る…』
ディスランス『集中したから何だと言うのです？
あなた方では、十帝である我々には勝てませんよ』
むこ（十帝…。みこ君が話していた奴等だ。
手強い相手では有るのは確かだろうね）
めこ（だが…逃げるわけにはいかない！）
みーにゃ『私とむこさんでゴルノプスさん。
めこさんと榊夜さんでディスランスさんをやりましょう』
榊夜『それが良いだろう』
むこ『分かったよ。よろしくね、みーにゃさん』
みーにゃ『はい！』
めこ『榊夜。あんたの力…確か、エクセリオンにおける十三術式と聞いている。
期待は出来そうだな？』
榊夜『君たちもエクセリオンの十三術式について知ってたんだね？』
めこ『まぁな。ちょっとだけあんたらとは知り合った事が有る』
榊夜『俺は訳あって、エクセリオンでは暮らしてないんだけどね』
むこ『みーにゃさんと榊夜さんは、何処かの組織に所属してるんだっけね？』
みーにゃ『殺し屋ファミリーですね。
Xファミリーと言います』
めこ『殺し屋か…。宇宙にはそんなのも存在するんだな』
榊夜『むことめこ。あんたらもかなりの実力者だろう？
決勝戦で戦うためにも、こいつらを倒すぞ！』
めこ『ああ！』
ディスランス『ククク！勝つのは我々です』
ゴルノプス『そして…この惑星アスタリスクも終わりだ！』
むこ『そうはさせない！』
バチバチ！！
そして…
ウルーネ『…！どうやら、審判達の方に手強い敵が現れたみてぇだな!?』
ガラード『審判はノスタルジアだ…だから大丈夫だとは思うが』
3体の暗黒界最強の魔人 ブー。
チーフ『「翠色の弾丸」！』
バンッ！
ブー・善『次、お前をお菓子にするぞ？』
チーフ『俺の弾丸も効かんとはな…』
ティナ『チーフッ！やっぱりそいつは苦戦するッ』
ブー・善『チョコレートになっちゃえ～！
「お菓子ビーム」！』
チーフ『…！』
バシュッ！
ブー・善『外したか～』
チーフ（あの光線に当たれば俺でも終わりだ…）
ティナ『「亜空の咆哮」ッ！』
ビーィー！！
バーンッ！！！
チーフ『ティナ！』
ティナ『ギティラナッ、「ダークダイブ」だッ』
ギティラナ『ギャオー！』
ジューン…
ドーンッ！！
ブー・善『ぐえ…』
ギティラナの突進がブーに炸裂。
ブー・善『お前ならデカイから当てやすいな。
チョコレートになっちゃえ～！』
ビビビ！！！
ボーン！！
ティナ『ギティラナッ!?』
ブー・善『「お菓子ビーム」成功だ！』
ギティラナもお菓子に。
ブー・善『それじゃ～…食べっちゃお♪食べっちゃお♪』
ティナ『ギティラナに手出すんじゃねぇッ』
チーフ『ティナ、待て！』
ティナ『チーフッ』
チーフ『奴のお菓子ビーム…あれを攻略せねばならない』
チーフ『お菓子にされたダークジャイアントやギティラナも元に戻せるならば、それを突き止めなければ…』
オーガサイボーグ『はい…。どうやら、ダークジャイアントも、ティナさんのギティラナも殺されている訳では無さそうですから』
マッハ『どうやらそのようだな』
ブー・善『弱い奴から順番にお菓子にしてやろうか～』
バシュッ！
マッハ『…！！』
オーガサイボーグ『俺たちか!?』
ブーは、オーガサイボーグとマッハを狙った。
オリオン『「オリオン刻印」！』
ドーンッ！！
ブー・善『ぐっ…』
ティナ『…！オリオンッ！』
ブーを蹴りで攻撃したのはオリオンだった。
オリオン『ティナ。お前らでも苦戦しているようで、アニマさんから加勢に行けと言われてきた』
ティナ（やれやれ…アニマさんに余計な心配をさせちまったかなッ？）
チーフ（アニマは…。前線には流石に出てこないか）
チーフ（だが、オリオン。こいつもティナと同列のアニマの直属の側近…）
ブー・善『ムキー！俺の邪魔ばっかりしやがって！』
ブー・善『怒っちゃったもーん！！』
次回へ続く！
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