第18話【暗黒界 最強の魔人 ブー】 | みこの冒険日記-リターン-

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ユウト(魔人ブー。恐らく、ネヤロと同格のレベルは最低でもあるだろう)






ユウト(でも、スズと協力すれば…)







エモ『ユウト、スズナ。俺とフルートさんは、雑魚共を倒していく。
お前たちはあいつを倒すんだろ?』







ユウト『そうだね。その作戦でいこう』







スズナ『私とユウトなら…そう苦戦する相手でも無いだろう』







ブー『ほう…言ってくれるな。
僕の能力を見て驚くなよ?』







ブー『分裂!』







バシュッ!








スズナ・ユウト『何!?』







ブーは、分裂した。
合計3体の魔人ブーが現れていた。




最初に現れたブーは、小型の魔人であるが
新たに現れたもう2体は、太った体型の魔人、それから背の長い魔人であった。







ブー『僕は分裂し、僕と同じ力や性能を持つクローンを最大2体呼び出す能力が有る』






スズナ『クローン…。しかも、性能は同じとはな』







ユウト『一気に厄介になったね…』







ブー『紹介しておこう。太った方は、魔人ブー・善。
背の長い方は魔人ブー・悪』







ブー『そして僕…魔人ブー・純粋。
さぁ、3体の魔人ブーを相手にアスタリスクの強者がどう対抗するのか見せてくれよ!』







※ここから3体の魔人ブーは、それぞれそう表記します。






ブー・純粋『善と悪は、他の強い奴を狙ってくれる?』







ブー・純粋『この二人は僕がやる』







ブー・悪『私に命令するな』







ブー・純粋『オリジナルは僕だろ?クローンごときが図に乗んなよ』







ブー・悪『チッ…』







ブー・善『おい、後でお菓子くれんのか?』







ブー・純粋『ああ。勿論だとも。
こいつらを皆殺しにしたあかつきには、旨いもんをたらふく食わせてやる』







ブー・善『うほほーい!!』






ヒュン!







ブー・善は、喜んで向かった。







ブー・悪『善は単純な野郎だな…』






ブー・純粋『良いから行け』







ブー・悪『チッ…。まぁ、いいか。
この世界には強い奴の気を感じる!
最強の魔人の力でぶっ殺してやる!』







バシュッ!







ブー・悪も別の方へ向かう。







ブー・純粋『さぁ、君たちの相手は僕だ』






スズナ『折角分裂したのにバラけたのは失敗だったな』







スズナ『お前一人で私とユウトに勝てると思ってるのか?』







ブー・純粋『君たち二人だけじゃなくて、ここに居る奴等、全員を皆殺しにするけど?』







ユウト『この世界には強者が居る!
そう柔では無いよ』








ブー・善『お前ら…強いのか?』






ダークジャイアント『何だこいつは?』







ブー・善は、ダークジャイアント達やティナ達の方へ来た。







チーフ『…スズナとユウトが、こいつに似ている奴と対峙している』






ティナ『まっ…考えるまでもなくこいつは敵だろッ?』







ブー・悪『お前ら…強そうだな?
私と遊んでもらおうか!』






ブー・悪が狙いを定めたのは、Xファミリーのレギュラーの方。







オウ『何だこいつは…!』







サテライト『皆様…他ノ魔人ヤ魔獣ヨリモ高イエネルギーヲ感ジマス』







闇流『フン…相手にとって不足は無いではないか』







ミレイ『ふーん。じゃ、あんた達は雑魚共をやりなさい。私があいつを殺す!』







バシュッ!







オウ『おい、ミレイ!』







闇流『チッ…闘争本能の高い娘が、先走りおって』








ミレイ『「人形演舞」!』






ガキキキキ!







ミレイは、人形を複数出して攻撃した。







ブッシャーアッ!







人形は、ブーを斬り刻んだ。








ブー・悪『あ~ん?』







ブー・悪『そんな攻撃…効かねーよ』







バシュッ!








ミレイ『…!再生能力…』







しかし、ブーは斬り刻まれた箇所をすぐ再生させていた。







オウ『生半可な攻撃は効かんということだな。
ならばこれならどうだ!「コア・ギガブースト」!』






バーンッ!!!







オウの繰り出すコア系の合体技に当たる、コア・ギガブーストが炸裂。



オウは、種族としてはブラックコアであるが、単体でもコア・ギガブーストを使用できる。







ブー・悪『ハハハ!無駄無駄。
私の再生は…塵1つでも残っていれば余裕で再生が出来る!』







シューウ…







オウ『何と……』







闇流『中々苦戦させられそうな敵じゃの』







ミレイ『オウ!手出してんじゃないわよ』







オウ『いや…ミレイよ。こいつはお前でも苦戦するだろ?』







ミレイ『こんな奴、私一人で十分よ!
あんた達は雑魚魔人共をやりなさい』







バシュッ!







ガキキキキ!







ブー・悪『人形遊びかぁ?そんなのではこの私は倒せんぞ』






ミレイ『…そこ!』






ドーンッ!!







ブー・悪『あ~ん?』







ミレイは、ブーにパンチを入れた。






ブー・悪『何だ?ただのパンチだと?
私を舐めているのか?』







オウ『いや…』







闇流『確か…ミレイには、呪いの人形とやらの力が有るんだったか?』







オウ『聞いた話によれば、ミレイの必殺技に当たる呪いの人形は、相手に触れる事が条件の筈だ』







ミレイ『その通り…「呪いの人形 ノロ」。
発動条件を満たしたわ!』






ミレイは、藁人形のノロを取り出した。
更にノロからは禍々しい気が放たれている。







ミレイ『あんたの再生能力は中々に厄介ね。
けど…私の呪いは耐えられるかしら?』






ミレイ『ノロが発動すれば私の勝ちは確定…呪い殺してあげるわ!』







グサッ!!







ミレイは、ノロを針で突き刺した。







ミレイ『心臓を一刺し…呆気ないけど、私の勝ちね』







ブー・悪『…クハハッ!』







ミレイ『心臓を刺したのに何で!?』







ブー・悪『魔人の生命力を舐めるなよ。
心臓を刺されたくらいじゃ死なねぇ』






ブー・悪『成る程なぁ…呪いね~。
その藁人形が今、私の体と連動している…という解釈で良いのかな?』







ミレイ『私の呪いが効かないなんて……』







ブー・悪『おいおい、まさかもう終わりか?』







ミレイ『…!!』







オウ『ミレイ!挑発だ、乗るな』







ミレイ『死ね、死ね、死ね!呪い殺してやる!』







グサッ!グサッ!グサッ!






ミレイは、ノロを突き刺しまくった。







ブー・悪『痛くも痒くも有りませーん!』







ヒュン!







ミレイ『…!!』







ブーは、ミレイの目の前に現れ。







オウ『ミレイ、今は逃げろ!お前の呪いもそいつには効かん。
そいつが何をしてくるか分からんぞ』






ブー・悪『もう遅い。私に間合いを取られた時点でな』






ブー・悪『お菓子になれ…!』







ビビビ!!!








ミレイ『…!!』







ミレイは、ブーが繰り出したビームを受けた。







ブー・悪『キャンディーになっちゃえ~!「お菓子ビーム」!』







ボーン!!








オウ『な!?』







闇流『ミレイの奴が…!』







ブー・悪『ハハハ!私たち魔人ブー最強の能力は、分裂でも再生でもない』






ブー・悪『相手をお菓子に変える光線だ。
こいつはキャンディーにして食ってやる!』







ミレイは、キャンディーにされていた。












次回へ続く!
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