第17話【ビヨンフット vs Xファミリー】 | みこの冒険日記-リターン-

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裏切り者のサマーを抹殺しようと追ってきた親衛隊のメンバー。




サマー『X…。俺はこいつらに追ってこられるのを恐れたんじゃねぇんだ』





サマー『オージャや親衛隊のみんなの力を知っていたから、Xやお前のファミリーの人たちを心配して言ったんだよ…』





X『…だから。それは余計な心配だと』





トリガー『…X。今度は以前のようにはいかない!』





トリガー『俺も本気を使わせて貰う!』





スッ。





ゴゴゴッ!!!





トリガー『「タロットカード“審判”」発動!』






トリガー以外の親衛隊『!?』





水仙『驚きました…。これが私たち親衛隊の隊長を務めるトリガーさんの本気ですか』





ボリーザ『ここまでとは…いやはや恐れ入りますよ』





タロットカードの力はトップシークレットに匹敵する事が立証されている!





ヒュン!





トリガー『「スラスターブレード」!』





ドォォォンッ!!!





トリガーは、強力なブレードを叩き込んだ。






サマー『X…!』





サマー(嘘だろ…。トリガーさんってあんなに強かったのかよ…)






ググッ!





トリガー『…!』





X『「キラーハンド」』





トリガーのブレードをXは素手で受け止めていた。





トリガー『馬鹿な…!
タロットカードを使っている俺のブレードを素手で受け止めるだと…!?』




X『素手とは言っても俺のは常人のそれとは異なる。
暗殺をする為の素手…要するに、人を殺傷する凶器と同等ということで剣であろうと止めることは出来る』




トリガー『例えそういう理由があっても…お前にトップシークレットやタロットカードを使ったような形跡は見られない。
何故、それ程の力を素の状態で習得しているんだ…!?』





X『さぁな。これは俺の生まれ持った体質だそうだ。
俺はある奴等へ憎しみの感情を抱いた…その為に俺はそいつらを殺す事だけを考え、過酷な訓練を強いてきた。
そして結果、この力を手にした』




バンッ!




Xは仕込んでいたと思われる銃を発砲した。





X『「Xガン」!』





トリガー『がっ…!』






スタッカート『…トリガーさんの加勢に行かないと不味そうだ』





魔殺し『悪いが…そうはさせない』






グサッ!





スタッカート『ぐっ…!』






サマー『魔殺し!』





魔殺しはスタッカートに矢を放った。






サテライト『「サテライトニング」!』





バリバリ!





ボリーザ『ぐっ…』





サテライト『私ハ②番隊幹部サテライト』





自立型のドローン、サテライトはボリーザに電撃を浴びせた。





ブレイン『クックック…』





クラン『俺の体が動かない…?』





脳が水槽に入っているメカ、ブレインは何らかの能力を用いてクランの動きを封じていた。





ブレイン『④番隊幹部…ブレインと申します』






バング『吸血鬼か…あらゆるモンスターハントをしてきたわしには恐れるに足らんのう』




ククル『何だ…?この爺さん…』





モンスターハンターのバングもククルを相手に押していた。





バング『わしは⑤番隊幹部のバング。
宇宙におけるモンスターハンターじゃ!』






水仙『何故、あなたがここに…?』





ミレイ『こっちも同じ台詞なんだけど?』





ミレイ『私は⑧番隊幹部のミレイよ。よろしく』





ミレイは、ノスタルジアの特殊部隊ピグマリオンの元メンバー。
ノスタルジアのメンバーでもある水仙は驚いていた。




水仙(ミレイ…。ピグマリオンから脱退させられた筈の人物が何故Xファミリーという組織に…?)






ネヤロ『こいつ…かなりの邪気を感じる』




ネヤロを足止めしていたのは鬼族の少女。





ラレム『ラレムです。レギュラーの⑫番隊幹部』





X『お前たち…来てくれたのか』





魔殺し『…全く、誰のせいで来たと思っている』





X『俺一人で十分ってことは、お前なら分かってたと思ったが?』





魔殺し『仮にサマーが死んじまうと不味いだろ?』





X『俺はみすみすそんなヘマはしないがな』







サマー『…親衛隊と渡り合ってる。これが、Xファミリーの幹部…レギュラーの実力なのか!』






X『分かったか?サマー。
俺たち組織は例えどのような経歴、事情が有る奴でも受け入れる』





X『俺が認めるに値する人材ならな。
そしてサマー…お前もその一人、⑪番隊幹部の肩書きがある』





サマー『俺が…⑪番隊幹部』





X『初めに言った筈だ。
俺は…最強の殺し屋として、全ての悪に裁きを下すと』






X『勿論それは…お前が望むなら、オージャでも例外では無い』






ゴゴゴッ!!!






オージャ『ほう…面白い』





デルトストア『…あいつがXか』






トリガー『オージャ様…!それにデルトストアも!』





オージャ『デルトストアとは協定は結べた』





オージャ『戦っているお前たちの気を感じたのでな』





X『…オージャ、デルトストアか』





オージャ『…その余裕…気に要らんぞ!』






X『ビッグバン・ゴッドの一角オージャ、デルトストア。
お前たちを俺ならば殺すことが出来る』





X『だが…俺が本当に心の底から殺したい奴は別に居る!』





ズズズッ!!!






オージャ・デルトストア『なっ…!?』






Xは禍々しい殺気を放っていた。





そして





スーッ…。






X『「シャドウ」』






オージャ・デルトストア『…いつの間に…!?』





オージャ、デルトストアの背後を取っていたX。
無論、オージャ、デルトストア共に反応できていなかった。





X『「キラーハンド」』





ドーンッ!!





デルトストア『オージャ!』





Xはオージャを吹き飛ばした。






デルトストア『スピードもパワーも奴が上というのか…!?』





オージャ『…はぁ…はぁ…!しかも、俺なら分かる。
まだ奴は全然本気を出していない…!』





デルトストア(つまり…例え、オージャと私がトップシークレットを発動して束になっても勝敗は分からないということを意味する)




デルトストア(何者なんだ…。こんな奴が、この宇宙には存在していたとは…信じられん…!)






X『…これで分かった筈だ』





X『俺たちにこれ以上近付かない事をお勧めする。
その方が、お互いの為だ…』









次回へ続く!
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