レイン『時空間を操る…!?』
みしゅ『その通り。俺としてはそういう意味では、暗黒界皇帝の方がみこお兄ちゃんのレインボーエンジェル真より使い勝手が良いと踏んでいる』
みしゅ『俺を倒すにはカレントタイムを使う前に一撃で倒す必要がある。だが、それも無駄…俺は妖気がある限り妖魔転生で何度でも復活が可能』
レイン『…っ!?』
レイン（暗黒界皇帝…他でもない、こいつがそれを使用する事によって最大の真価を発揮している…!?）
ネードラ『レイン、どうする？』
レイン『…今度は俺の番だとでもいうのか…』
みしゅ『…？』
レイン『認めんぞ…！トップシークレット！』
ヒュン、ヒュン。
レイン『「アラクトール」！』
みしゅ『お前の技は見切った』
ブーン。
みしゅ『「サイレントタイム」！』
レイン・ネードラ『……』
レイン、ネードラの時間が止まっている。
みしゅのみ、行動が可能。
みしゅ『こいつらの能力は、さっき切りつけた時に完全に見切った』
みしゅ『まずこのレインってやつ…全てのエネルギーを変換するというが、変換したのは俺のダークカマに纏われている妖気だけだった』
みしゅ『つまり妖気を纏わずに単純に武器だけで切りつけた方が話は早い』
みしゅ『ハッ！』
ズバズバッ！
みしゅは、レインをズタズタに切り裂いた。
みしゅ『次にネードラってやつの再生能力について。こいつが何度でも再生するのには勿論理由があった』
みしゅ『俺がダークカマで切り裂いた後に再生した時…こいつの体内に小さな玉のような物が入っていた。その玉から即座にネードラの本体を形成するのを確認した』
みしゅ『つまりその玉はネードラのコアとなっており、そのコアがある限りネードラはいくらでも再生するといったところか…』
みしゅ『まぁ、こんな風に解説をしたところで俺の声は誰にも届きはしないがな』
みしゅ『「暗黒ゴッドスライサー」！』
ズイーン！！！
みしゅは、ネードラを切り裂いた。
そして、サイレントタイムを解除した。
レイン『ぐあっ…！』
フェイン『みしゅがやったのか!?』
レイ『サイレントタイムで時間を止めてる間は、他の奴等には一切干渉する隙が無いと言ったところね』
レイン『己れ…』
みしゅ『まだ生きてんのか。まぁ、ただの武器攻撃だし、言うほど威力無いか』
みしゅ『まずはネードラってやつからやるか！』
ブシャブシャ！
ネードラ『無駄だ！いくら切ったところでな！』
レイ『そうよ、みしゅ君…そいつは再生する！』
みしゅ『大丈夫だ。俺はこいつの弱点を見切った』
ネードラ『何!?』
ズドーオオオーンッ！！！
みしゅ『「破壊闇」！』
ネードラは、粉々になった。
ブーン。
そして、つかさずサイレントタイムで時間を止めるみしゅ。
みしゅ『次だ、コアがあるはずだ』
ムニュムニュ。
ネードラが再生を行おうとしている所を確認した。
みしゅ『なるほど、コアのみ体から切り離して居れば自分の体が粉々になろうと再生は可能という訳だな』
ブーン。
みしゅは、サイレントタイムを解いた。
みしゅ『「邪悪浮遊」！』
バシュッ！
みしゅ『終わりだ…「サタンデーモンゴッド・スライサー」！』
バーンッ！！
ネードラ（馬鹿な……俺の「コアスライム」を…）
ネードラ（畜生……俺たちも、チームエーリアのように、終わりかよ……）
シューウ…。
ネードラは、完全に消滅した。
レイン『はあっ…はあっ…』
みしゅ『まぁ…トップシークレット相手に粘った方何じゃないか？』
みしゅ『特にお前の能力は、一番破るのに苦労しそうだ』
レイン『…我等が死のうが…ビヨンフットは止まらない』
レイン『オージャ様と…その下に付く8人の親衛隊が率いるオージャ軍は最強…』
レイン『この宇宙を取るのは…我々…だ…』
ばたっ。
レインは、力尽きたようだ。
みしゅ（さっき切りつけた時のダメージをずっと引きずってたか）
シューウ。
みしゅは、暗黒界皇帝を解除した。
ゆるみ『みしゅ君…？』
みしゅ『勝ったよ。もう大丈夫』
ゆるみ『う、うん…』
ゆるみ（時々…みしゅ君が怖いと感じるのは気のせいだろうか）
ゆるみ（バトル大会の時…虹の盗賊団の時。そして、トップシークレットを手に入れた今で明らかに変わっているような気がするの）
次回へ続く！
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