第12話【ビヨンフットの暗躍】 | みこの冒険日記-リターン-

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更新頻度は、低めになります。

6角の強襲を退けたみしゅ達は、中央都市のフェインの王城で待機した。







フェイン『6角を送り込んできた異世界…ビヨンフットについて話そう』








フェイン『その前にアルレックス様から伝言だ。1ヶ月後…この五界に異世界が大規模進行を仕掛けてくることが判明した』








みしゅ『大規模進行…?』








ゆるみ『大規模ということは、大勢で攻め込んで来るということ…また戦争のような感じになるのでしょうか?』








フェイン『ああ、予測では第二次五界大戦の5億5000万に匹敵かそれ以上の規模と言われている』









レイ『大体分かったわ。つまりその戦争を持ち掛けてくる異世界というのが…』









みしゅ『ビヨンフットというわけか』









フェイン『御名答。でも、半分は外れだ』









ゆるみ『どういうことですか?』








フェイン『この大規模進行の首謀者は、ビッグバン・ゴッドの一人最果ての神ヨミという奴だと聞いた』








みしゅ(オージャって奴じゃないんだな)









フェイン『ヨミは、五界の古代人テンナイツに関わりがあるらしい。つまり、五界に異能の力が広まったのはヨミの影響とも言われている』








フェイン『ヨミは、その頃から他の異世界への侵略を進めていたそうだ。そして、ヨミの仲間である異世界の勢力…それがビヨンフットだ』








フェイン『だが、ビヨンフットだけでは無かった。ビヨンフットは宇宙における世界政府…あらゆる軍事力を持っているようで他の異世界と協定を結んでいるという話だ』









レイ『つまり大規模進行はビヨンフット+その他の異世界ってことなのね』









フェイン『それも半分は当たりで半分は外れといった所だな。ビヨンフット以外の異世界がどんだけあるのかまでは把握出来ていないが、その中で最も強力と思われる異世界をアルレックス様達は突き止めていた』








フェイン『その世界の名はエクセリオン。他の異世界に兵を送り込むことを当たり前としてこなしているそうで傭兵集の世界とすら言われているようでな』








フェイン『ハッキリ言ってエクセリオンの軍事力はビヨンフットよりも上らしい』









みしゅ『何だって…!?』









月奈『ちょっとストップ!』









フェイン『何だ?』









月奈『その何とかって異世界も強いかもしれないんだけどさー、みこちゃんとみしゅ君はトップシークレットを持ってるんだよ?正直負ける気がしないんですけど、それについて意見を(笑)』








フェイン『俺が言いたいのはトップシークレットを持ってるからといって油断するなって事だ。現にビヨンフットの6角はトップシークレットを使ってようやく勝てるレベルの連中…危険度で言えば虹の盗賊団と互角かそれ以上と見ているんだ』









フェイン『6角の戦ったお前が一番分かってるだろ』








月奈『来るの遅かった人がやけに偉そうだね(笑)』









フェイン『うっ…それは済まないと思っているが(汗)』









月奈『まぁ、良いよ。続けて』









フェイン『とにかく…。決戦の時までに修行するなり何なりで戦いの準備を整えること』








みしゅ『戦場はどうするの?』









みしゅ『少数ならこちらが気を付けてれば多少問題ないけど、大規模進行となれば絶対に被害がでかくなる。虹の盗賊団の時みたいに戦場を予め話し合ってやるって訳でも無いんでしょ?』









フェイン『それについては考えがある』











。。。











場面切り替わり。









(ビヨンフット)









オージャ『やれやれ…メルガの予知が当たったか』









?『メルガ様の予知…レイン達の敗北でしたっけ?』









赤髪の青年がオージャに言った。









オージャ『ジョニーウォーカーか。クラン、レインが死に、これで、親衛隊も8人か…』








ジョニーウォーカー『トップシークレットの力は親衛隊の力を持ってしても、不可能という訳ですね…』








オージャ『大規模進行も必要以上には手は貸さん。親衛隊も温存する』







オージャ『俺には目的がある。ゲーコ達に手を貸す戦力も全部って訳にはいかない。元々ヨミにもそこまでの義理は無いしな』








ジョニーウォーカー『ごもっともです。オージャ様…あなたは、この宇宙の頂点に君臨するという目的が有るのですから』








オージャ『…フン。この俺が王だ!
それ以外の奴は全員奴隷で構わんのだ!』










スタ。









秘密の神シャルクが話し掛けた。









シャルク『オージャ、大規模進行の準備をそろそろ進めておけ。デルトストアと同じくらいの戦力を期待しているぞ』








オージャ『…6角が生きていれば、奴等をそのまま使う予定だったが。致し方あるまい』









オージャ『サービスで、オージャ軍の親衛隊が率いる部隊の1つをくれてやろうか』









シャルク『強いなら何でもいい。楽しみにしているぞ』









ヒュンッ。
そう言ってシャルクは去った。









ジョニーウォーカー『随分偉そうですね…私は以前も申してますが、あいつらは信用していませんよ』









オージャ『まぁ、落ち着け。シャルクはラ・イーターを持っている。あまり機嫌を損ねさせたらこちらが落とされる』









ジョニーウォーカー『オージャ様と親衛隊なら…遅れを取るとは思いませんが』










オージャ『それをやるにはリスクがでかすぎるからな。

例の組織との協定の件もある…』










オージャ『それに…元々、ヨミとはそういう話で進めていたからな』










場面切り替わり。
シャルクは、情報の神ゲーコと話をしていた。










シャルク『オージャの戦力がギャラクティックアースの制圧に失敗したそうだ。暗黒界皇帝の使い手とも接触出来たそうだが、エリナも姿を見せなかったな』









ゲーコ『そうですか…まぁ、メルガの予知通りと言ったところですね』









シャルク『…?偉く余裕だな。この前まで自分が殺されるかもしれないって焦ってなかったか?』









ゲーコ『少し状況が変わりましてね。デルトストアがLEGEND SOULに相当する戦力を使うとのことでして、メルガの予知も若干ズレ始めていますね』









シャルク『トップシークレットに匹敵だと!?』









ゲーコ『どうやら、オージャと手を結んでいる例の組織も同じような類いを有するとの情報を得ました』









ゲーコ『冗談抜きでそれらを組み合わせれば大規模進行は愚か…次なるステップ、創造主の抹殺にも移項出来ますね』










ゲーコ『フッフッフ…』

















次回へ続く!
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みしゅ外伝は一旦ここで区切ります。




大規模進行のことは【MIKO × MISHU】で書くので、こちらでは回想シーンでサラッと流す程度だと思ってください




-ソウル-やすぴかさんのやつについても同様です。






そして、今更の報告になりますがリアルが少し忙しいので小説の更新も2話から1話に下げてます。




少しずつですが進めようとは思ってるのでどうか見守って頂けたらと思います(..)