デーモン“よく分かっているではないか。アルコをぶっ殺した時と同じだ…怒りに任せてただ、あいつらを殺せば良い”
みしゅ（デーモン…お前は何を企んでいる？）
みしゅ『関係無い！俺はこのトップシークレットの力でみんなを守る！』
みしゅ『みこお兄ちゃんと共に！』
レイン『ウォザ！』
ウォザ『分かっておる。「アルガノン」！』
バーンッ！！！
みしゅ『…ペッ』
みしゅは、ズタズタになっていたが対して効いているような素振りは見せなかった。
レイン『アルガノンが効かないのか…？』
ウォザ『分からん。だが、今のあやつの力…ただ者ではない！』
レイン『全員で攻撃だ！』
みしゅ『…』
ブッシャーアッ！！！
レイン『何だと…!?』
みしゅ『「サイレントタイム」』
みしゅは、時間を止めて6角の全員をダークカマで切り裂いた。
ムニュムニュ。
ネードラ『…何だあの野郎は』
レイン『何をした…』
みしゅ『俺のトップシークレットの力…暗黒界皇帝の能力だ。自分以外の時空間を完全に操作・支配を行う』
レイン『トップシークレットだと!?』
ネードラ『マジかよ…』
レインとネードラ以外のメンバー。
ウォザ、ラミ、ライン、ピュースは最初のみしゅの一撃で即死だった。
レイ『トップシークレット…やはり桁違いね』
フェイン『だが、あの二人はまだ生きているぞ？』
レイ『一人は再生能力を持っていて、もう一人は全てのエネルギーを無効にする力を持っている』
レイン『…「黒角(ブラックホーン)」！！』
ドーン。
ゴゴゴッ！！！
レインも黒角を発動した。
レイ『あいつはまだ本気を使ってなかった…かなりのパワーね』
フェイン『あいつらは何者何だ!? この気の量…ネオトークンをも越えるぞ！』
レイ『あいつらはビッグバン・ゴッドギャラクシーの次元の宇宙では世界政府とも呼ばれている異世界…ビヨンフットの住民』
フェイン『ビヨンフットだと!?』
ゆるみ『フェインさん、知ってるんですか？』
フェイン『後で纏めて話す。今はあいつらをどうにかするのが先だ』
みしゅ『…。』
レイン『俺の黒角を前にしてもその余裕の表情…些か癪に障る点はあるが、仕方無い』
レイン『トップシークレットともなれば、こちらも手段は選ばんぞ！』
レイン『「アラクトール」！』
ドドドドドドッ！
カランカラン。
みしゅ『何だこの技…』
バシュッ！
みしゅ『俺のエネルギーが…四角い箱に変わった』
レイ『みしゅ君、そいつの能力はエネルギーの変換よ！』
みしゅ『どうすれば良い？』
レイ『当たったら本来は即死。暗黒界皇帝は強すぎるから即死にまでは至らなかったけど、元に戻るには1度死んで転生するのが早いかも』
みしゅ『いや…それよりも試してみたいことがある』
みしゅ（ディーヴァ…。俺はさっき暗黒界皇帝の2回目の発動を行った。その時に何か掴んだ）
ディーヴァ“…自分自身ノ時空間ヲ完全ニ操作・支配ヲ行ウ…能力名「カレントタイム」”
みしゅ（つまり俺は暗黒界皇帝の力を使いこなしたってことか…？でも、お前は最初にデーモンの呪縛がある限りそれは不可能とか言わなかったか？）
ディーヴァ“アア…ソレハ正シイ。今ノオ前デハマダ暗黒界皇帝ノ力ヲ完全ニ使イコナシテハイナイ”
みしゅ（カレントタイム以外にもあるってことか…？）
ディーヴァ“トップシークレットニハ精霊ノ力ヲ100％引キ出ス力ノ解放ガ存在スル。ソレノ事ダ”
みしゅ（トップシークレットの力の解放…。みこお兄ちゃんの同化がもしかしてそれなのか？）
ディーヴァ“…イヤ、彼ノレインボーエンジェル真ニ関シテハ少シ異ナル”
みしゅ（そうなのか…）
みしゅ（けど…分かった。だったら俺の目標はそいつを使いこなすことだ！）
シューウ…。
レイン『どういうことだ…!?』
ネードラ『レインのアラクトールを食らってたエネルギーが元に戻りやがった…』
みしゅ『暗黒界皇帝は、時空間を操る絶対の支配者。今の技が俺自身の時空間を操作・支配した「カレントタイム」だ』
みしゅ『つまり時間を戻して、さっき俺が受けたダメージを無かった物にした』
次回へ続く！
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