★ツアーまとめ
2018年8月4日大阪公演を皮切りに、ラストとなる9月17日東京公演までの約1か月半の間に10都市をめぐり10公演を敢行する全国ツアー。
ゲストは、大阪会場で入野自由さん、福岡会場では浪川大輔さん。
2018年9月6日(木)に発生した「北海道胆振東部地震」の影響で、9月8日(土)に開催予定だった札幌公演が延期(のちに振替公演開催)。
★セットリスト
公演ごとにセットリストが変わる。
◎セトリA
情熱アンソロジー
Bye-Bye-☆セレモニー
Hey My Girls
CALL
Discover
サイレン
ねじれた夜
さよなら(♪)
さみしがりやのバラード(♪)
1st String(♪)
グッバイ
レイニーナイター
\わっしょい/
Energy
innocence
Charge
◎セトリB
情熱アンソロジー
Bye-Bye-☆セレモニー
Hey My Girls
CALL
Discover
サイレン
ねじれた夜
さよなら(♪)
リカバリ哀歌(♪)
DRAMATIC SURF COASTER(♪)
ブルーラグーンに恋して
レイニーナイター
\わっしょい/
Energy
innocence
Charge
※東京公演のみ アンコールラスト「The END」
※北海道振替公演のみ アンコールラスト「Anthem」
(♪)マークのついた曲は吉野さんがギターを弾きながら歌う。
セトリAはギターの時にイスが登場して、腰掛けての演奏をしていた。(「さよなら」以外?)
セトリBは立って演奏していたけど、ココに意味があるのかはわからない。
★”BAND A℃”メンバー
キーボード 吹野クワガタさん(通称:ふっきー)=バンドマスター(バンマス)
ベース 山崎英明さん(通称:山ちゃん)
ドラム 森信行さん(通称:もっくん)
ギター1 真壁陽平さん(通称:陽ちゃん)
ギター2 円山天使さん(通称:円<まる>さん)
スケジュールの都合で、ギターが陽ちゃんの時と円さんの時がある。
主に
陽ちゃん参加時→セトリA
円さん参加時→セトリB
フルメンバー=ツインギターとなったお台場公演、札幌振替公演はセトリB。
結果的にセトリAのパターンが10公演中4公演のみとなる。
ちなみに、吉野さんを除くとバンドメンバー最年長はベースの山ちゃん・・・
だったけど、円さんの加入で吉野さんを入れても円さんが最年長となったらしい。
★吉野さんMCのメモ(箇条書き)
吉野さんがMC中に語ったコトや歌唱中に起きた出来事などを断片的に箇条書きにメモしていた。
本来の順番ではなく、公演が行われた順で。
福岡公演は私欠席のため、メモなし。
東京公演は必ず映像化されるという謎の自信があったため、ろくにメモを残していない。
そしてライブDVDが発売された今、個人的なメモというのは本当にあやふやな記憶だという実感があるので、「ウソがあるかもしれない」と思いながら読んでもらえると大変助かります(?)。
★メンバー曲
結成10年を迎えるKiramuneを築き上げて来たメンバーに敬意をこめて、各会場でメンバーの曲を1曲ずつ披露。
大阪 入野自由さん「Crazy Love」(※ゲストでご本人がいたため、2人でコラボ歌唱)
高松 浪川大輔さん「なりたいありたい」
金沢 入野自由さん「それでもなお」
新潟 神谷浩史さん「シリカゲル」
広島 CONNECT「サクラ色」
仙台 岡本信彦さん「君は一人じゃないよ」
名古屋 柿原徹也さん「CALL MY NAME」
東京 CONNECT「サクラ色」
札幌 Trignal「色づく季節」
★北海道振替公演の流れ
・9/6に「北海道胆振東部地震」発生。地震発生当日には、9/8に開催予定だった札幌での公演の延期を発表。
機材はすでに札幌入りしていたため、9/10開催の仙台公演では急遽揃えられなかった一部機材と、ステージを飾って来たバックドロップが不在となる。
・9/10 振替公演検討中のまま払い戻し対応の決定発表。払い戻し期間中(9月中)に振替公演の有無を発表することも同時に発表。
・9/27 9月中の振替公演有無の決定が出来ないとして、一旦公演の中止とすべてのチケットの払い戻しを発表。振替公演についてはいまだ検討中。
・12/16 Uncle Bomb 4チャンネル最終公演にて、北海道振替公演を3/31に開催することを発表。
↑公式ではこの流れ。
後日、吉野さんご本人がラジオでこの件についてのいきさつを語った内容をまとめる。
私自身が耳にした話ではありますが、人(※私)を1人介している情報なので、「大体こんな感じだった」程度にお読みください。
・(延期となってからわりと早い段階で)「この日、この会場なら振替公演出来ますよ」とスタッフが提案してくれたものの、振替公演なんだからペニーレーンじゃなきゃいやだ、オレはペニーレーンでやりたい、と(スタッフに)言った。(つまり別の会場でやりましょうと提案された)
・再度スタッフから「この日なら」と提案があったが、北海道のハイシーズンの日程(たぶん1月頃)であるため、来てくれるみんなの旅費?交通費?が高くなること、北海道は大雪が降るため欠航などで参加出来なくなる人が出ることを懸念して更なる調整を求めた。
・3/31ならBAND A℃フルメンバーでの開催が可能であることを告げられたものの、その日は吉野さん本人にキープの仕事が入っていた。
・先にキープされていたお仕事は久米島PRイベント「ゆんたく」。3/30または3/31のどちらかの日程で開催が検討され、スケジュールをキープされていた。
・先に押さえられている予定が絶対、であるが、その日なら自分以外のメンバー全員調整がついたこと(そしてギリギリ年度内に開催出来ること)で、悩んだ末、主催に絡んでいる岸尾だいすけさんに内々に相談。
・結果、岸尾さんや事務所(青二さん?)のスタッフさんが動き、無事に3/30に銀河劇場にて「ゆんたく」開催となり、3/31の振替公演を発表出来た。
・「ゆんたく」も当初、都内での開催ではなく、関東近県を検討されていたが、3/31に吉野さんが北海道へ行くことを加味して銀河劇場(都内)となったらしい。
そういうわけで、吉野さんは3/30「ゆんたく」開催に動いてくれた岸尾さんやスタッフさんたちに感謝の言葉を口にされていた。
地震の被害が甚大だったこと、なかなか地震がおさまらなかったこと。
振替公演の日程がなかなか決まらなかったこと。(=スケジュール調整が難しいことを想像するのは容易だったこと)
で、みんな(私たち側も運営さん側も)が不安な気持ちをずっと持っていた気がする約3ヶ月弱。
いざ振替公演が決定した時も、当初は特別なアナウンスがなかったために、9月に参加予定だった人たちのチケット優先説はまだ生きているのか不安に思ったりも。
結局数日(?)経過後、公式から正式に「優先的にチケットを用意する」旨のアナウンスあり。
吉野さん本人も最初はそこ(優先)に言及していいのかわからないような話をしていたものの、問い合わせも複数あったと見られ、「優先」宣言がされたのでは?と個人的には勝手に想像している(お気遣いありがとうございます)。
常にこちら側に寄り添った検討と対応をしてくださっていたことを、個人的にココに残しておきたい。
そして振替公演当日、9月開催予定だった時よりも多くの人が駆け付けたことが明らかにされた。(よかった)
しかしながら、当日一部のライブグッズが届かないという事態も発生し、本当にいろいろなコトが起こった北海道公演となった。
★個人的な感想
まずはセトリ。
2種類のセトリがあることが判明したのは金沢公演。
ちょうど大阪・高松がセトリA、金沢・新潟がセトリBとなったので、その後の福岡・広島はどうなるのか、セトリC以上があるのか、一体何種類あるのか、とDSCツアーに続きトリッキーなセトリに注目が集まっていたけど、結果的に2種類だったw
ただ、3曲違うだけとはいえ、それでもだいぶトリッキーだと思う。チャレンジャーなバンドすごい!
結果的にはギターが陽ちゃんか円さんでセトリが変わっていたようだったけど、最後の2公演(東京・北海道振替)はツインギターとなったので、陽ちゃんはセトリABどちらも演奏することになっていてやっぱりすごい、となった。
個人的に好きな「ブルーラグーン」と「さみしがりや」が同時に出現しないセトリだったので、あっちも聴きたいけどこっちも聴きたい!と1人悶々とする(笑)
ブルーラグーンは捨てがたいけど個人的にはセトリAが好きだった。泣ける。
セトリはAとBで3曲ずつ入れ替わっていたけど、その3曲のあとにメンバー曲を歌っていた。
高松公演から、「innocence」の中で、みんなで歌う「\WOW WOW WOW WOW/」を聴いて感極まる吉野さんに、こちらの涙腺も大崩壊。ちょうどミニアルバム「innocence」発売当時、吉野さんが2ヶ月ほどTwitterの更新を止め、「旅に出ていた」(本人談、らしい)記憶も相まって、泣けて泣けて仕方ない曲になる。
実は(?)5thシングル「情熱アンソロジー」のMV撮影に参加をしていた私。そこですでに円さんに出会っていたため、ツアーが始まった直後、あの円さんは一体・・・???とずっと思っていた(笑)そしてようやくコトの次第を理解した金沢公演(円さん初参加)。
日程的にも金沢公演の直前に「情熱アンソロジー」の発売があったので、ちゃんとMVを見ていた人は円さんについて疑問には思わなかっただろうな、と思っている(笑)
ちなみにMV撮影の時には円さんはちゃんとみんなに紹介された。でも、ツアーに参加するのかどうか、やギターが2人になるのか、などについては触れられなかったので、ツアーが始まるまで本当に謎の人であった(笑)という裏話。
セットリスト1曲目の「情熱アンソロジー」は、ライブ中にご本人もお話していた通り、1st Live Tour "Charge"の1曲目「レディースアンドジェントルメン」のイントロ前に演奏された曲から生まれた楽曲だったため、どうしてもツアーが始まってからのリリースにしたかった、らしい。
今回のライブに来て("Charge"も参加しているor映像で見ているのが前提になってしまうけど)、「情熱アンソロジー」のイントロで「あれ?」と思う人がいたらおもしろい、というちょっとしたサプライズの1つでもあるらしい。
サプライズといえば、「Energy」
今回のツアー、この曲でステージから客席へ降りて、客席のど真ん中に設置されたお立ち台で歌う、という演出でドでかいサプライズを仕掛けて来た。
初めて経験した時は本当にびっくりした。
大阪や高松など、ツアー最初の頃は客席の端っこに張られたロープでスタッフ用の通路が確保されていて、ステージから降りた吉野さんがその通路を歩き、スタッフさんの誘導に従って真ん中あたりの列に入り込んで行く、というスタイルだった。
ちなみにスタンディングだったのもあり、お立ち台は最初から設置されてない。
大阪だったか・・・??すでに記憶がやや曖昧だけど、客席のちょうど真ん中あたりで偶然ライブを見ていた私、ライブの途中(たぶん「レイニーナイター」あたり)でスタッフさん2人?3人?が突然やって来て何かをゴソゴソと始めたので、周囲の人たちと同様「何事??」とザワザワする、という経験をしていた。
実はそれはお立ち台の設置で、設置されるとスタッフさん1人だけをそこに残してほかのスタッフさんは帰っていく、という感じだったので、最初は本当に何がなんだかわからなかった。
そして突然ステージを降りて来た吉野さん、そして客席にやって来た吉野さん、というサプライズに周囲を含めて大混乱(笑)
サプライズを経験した人は、そのあとの公演ではスタッフさんや吉野さん本人が来る段階になるとみんな一斉に道を空ける、というとても素晴らしい対応が広まっていって私も感動した。
ただ高松では、たまたま吉野さんが横から入ってくる通路入口付近にいた私、帰りも吉野さんが目の前を通って帰るからラッキー!と思っていたら吉野さんの移動ともに押し寄せてきた人の波に押され、流され、転びそうになったところをスタッフさんに支えてもらっている間に吉野さんがすっかりステージへ帰ってしまっていた、という笑い話がある(笑)
どこの会場だったか、だいぶ狭い会場の時、今日は横に通路みたいなのないけどどうやって客席に降りてくるんだろうね?と友達と話していたら、なんとど真ん中を強行突破して来たことがあり、本当にびっくりした。
たぶんそこから、ずっと真ん中強行突破をしている。
スタッフさんが客席から手を差し伸べ、吉野さんがその手をつかみ、スタッフさんに手を引かれてお立ち台へ移動していく、という様子は、なんだか姫(吉野さん)を迎えに来た王子様のようだな、と思いながらいつも見ていた(笑)
東京公演は、DVDを見ればわかるけど、最初はお立ち台に立ったものの、結構埋もれていたからなのか、近くのバー(手すり)によじ登って?いた(スタッフさんに手を借りて一段上にあがったのも映っている)のがとても印象的だった。
2階の人へも近くなり、1階のさらに遠い人からもちゃんと見えるように、とっさに取った行動に見えて、そういうところがとても素敵だと思った。
「Energy」は、ツアーでこういうサプライズをしたい、という企画の元に生まれた楽曲だったらしい。
この曲が「情熱アンソロジー」ではなく、1か月早く発売された「レイニーナイター」に収録されたのは、
「ツアーが始まる前に事前にみんなにこの曲を聴いておいてもらわないと、いきなりだと危険だから」
というようなことをどこかで語られていた。
でも、曲を聴いて「遠くにいても今すぐ行こう」という辺りは、単純にツアーでみんなの近くに行くよ、だと思っていたし、この曲でリアルに近くに来るって誰も思わないよね、とは思った(笑)
でも雑誌のインタビューなどでも、すごく吉野さんがこのサプライズをにおわせるようなコトを確かに語っていたなぁ、と今となっては思う。
嬉しいサプライズやられた~という感じ。
入場時に会場内で流れている楽曲。
DSCの時は、吉野さんが歌って来たキャラソン(ソロで歌っているもののみ)たちが流れていて。
今回は・・・吉野さんの楽曲だけど・・・誰!?!?(笑)みたいな。
そんな仮歌たちが流れる現場となったのも、サプライズの1つらしい。
おかげでジャンボさんの歌声、覚えちゃったなぁ。。。(笑)
こういう、絶対こちらからは見えない聞けない裏側が知れるのは楽しい。
移動。
土日開催かつ1日ごとに長距離の移動を伴う開催地のため
大阪→高松
金沢→新潟
の移動は、関係者は夜間に移動した模様。
福岡は前日にゲスト・浪川さんとともに現地入り。翌日の広島へは当日入りした模様。
札幌振替公演は前日に別イベントご出演のため当日入り。
はっきりと覚えている「始め」は広島公演かな。
ライブが終わって吉野さんたちが捌けていく時に流れるBGMの「Charge」。
ご本人たちが全員捌けて誰もいないのに、余韻冷めやらぬ私たちはその曲だけでも勝手に盛り上がってクラップクラップ。いつしかそのBGMでみんなで「Charge」を歌うようになる。
Chargeを歌って、歌い終わって、みんなでわぁぁ!٩̋(๑˃́ꇴ˂̀๑)って盛り上がって自分たちで拍手して。
「じゃあ帰ろう!」
ってあっさり帰っていく(笑)
そんな、なんだかよくわからないコト(笑)が自然発生した今回のツアー。
今回のツアーは、各公演終わりに吉野さんがKiramune Star Clubでチケット購入した人向けにコメントを撮影して、それを夜0時から配信してくれていて。そのコメントを撮っている最中にステージからみんなの歌声が響いて来て、吉野さんが嬉しそうにしてる笑顔、忘れられない。
喜んでもらおうと思ってみんなやってたわけじゃないけど、やっぱり嬉しいなと思う。
個人的に今でも思い出し笑いが出来るのが金沢公演。
「あんやとー」という金沢弁を教えてもらって使ってた吉野さん、公演終了後のツイートではなぜかそれが「あんがとー」にすり変わっちゃってて、かわいすぎ!!!と友達と笑い萌え転がった(笑)ほんとに今でも笑えるw
書き始めると本当にいろいろな思い出が出て来て。
すでに懐かしいし、まだまだいっぱい思い出がある気がするけど、そろそろ文字制限がかかりそうなので。
またいつの日か、振り返りたい時に振り返る予定。
本当に楽しかった!
ありがとうございました!感謝!!!