こんにちは、福祉専門社労士の三木です(*^^)v
今日はいきなり、ものものしい記事タイトルですいません!
福祉に限らず、事業を経営していて、税務署や労基署の訪問をうけるというのは
気分の良いものではありませんね。
私も業務で経験ありますが、どうしても昨今、働いておられる方の権利意識の上昇にともない、
ふとした折に、労基署に労働条件の事で駆けこまれて、後日事業所が調査を受ける!
という事は起こりうるのです。
社会福祉法人で有る程度、職員の人数は多いところの話じゃないか!?と
思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実情はそうでもありません。
社長、専務、パートさん3名の事業所でも、途中採用のパートさんに労働局に相談に
行かれちゃったよーと、連絡を受けたりもします。
↓↓以下、私のHPより文章抜粋↓↓
労働基準監督署が行う、臨検監督とは、労働基準監督官が行う行政指導の事です。
定期的に実施するものや、労働者からの申告、労働災害などが起こった時に
実施するものがあります。
労働基準監督官が事業場に立ち入り、労働基準法、労働安全衛生法等に違反が
ないか調査し、違反が認められた場合はその場で是正指導・勧告が行われます。
原則、臨検は事前に予告して行われますが、サービス残業の調査など抜き打ち
で行われる場合もあるので注意が必要です。
臨検監督は、定期的ものもありますが(労働条件の調査月間とか)
多いのは事業所で働く職員からの申告です。
申告にいかれる、職員さんも勇気がいりますし、それなりの
理由があっての事でしょうから致し方ないのかもしれません。
ですが、殆どの事業主さんが思うのは、
「何で一言相談してくれなかったのだろう、、」と悔やんでおられます。
「相談しても同じじゃないか!」とか「そもそも言いにくいし」と職員さんの立場からはそう思うかも。
でも結局、労基署が事業所にやってきて、
「誰が申告したんだー」って雰囲気になるので、結局同じか余計会社の
雰囲気悪くなったりするもんです。
普段からオープンに話し合える事業所の雰囲気作り大事ですね(^。^)
気をつけていても、労基署から指導を受けた場合は、落ち着いて指示に従いましょう。
私(三木)もかなり、対応する時は、平身低頭で行うようにしています(笑)
労働基準監督官も職務で行っているのだし、話がわかる感じの方もいらっしゃいます。
初めて、指導をうけた時の場合は、きちんと期日をまもって、提出すべき資料は
きちんと提出しましょう。
よくないのは、約束の期限を守らない事なのです。
一般的に労働基準監督官は報告書の期限などには厳格に対応されますので、
都合でどうしても定められた期限までに、是正報告書などを提出できないような場合は
理由を添えて、期限の延長を申請してみましょう。(←認められる場合あります。)
ほっとくとロクな事がありません!
誠実に対応するのが一番です。
あとは、臨検を受けたことをマイナスばかりに捉えないで、
事業所の就業環境をみなおす良い機会と捉えられるかどうかです。
ここのところが、一番難しいのですが、一番大事な事なのです!
自分の事業所ですから監督官に言われて対応するのではなく、自分で対処方法を考えて
監督官に改善方法を逆提案するぐらいの勢いで臨むのです。
「よーし、わかった!早速明日、職員あつめて会議して、改善事項をまとめて
いついつまでに提出して、、」
みたいな感じで、積極的に労務改善の意欲があるところを見せるところは見せるのです。
上記の部分は私(三木)のノウハウの部分なので、明日改めて書かせてもらいます。
こころ構え的な部分だけでなく実務的な部分ももう少し触れてみようかと。
本日は一旦この辺で失礼します!
関連記事 : 「続・労基署が事業所に来たら!?」

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