私事で恐縮ですが。
私(三木)は以前、特別養護老人ホームで働いておりました。
私たちの世代(30代)はいわゆる就職氷河期というやつでして
私の周りの学生たちはそりゃあもう、新卒で就職先を見つける為にあたふたと
していたと思います。
私はというとのん気なもので
卒業間際まで、児童養護施設でバイトしてて、もうそこの職員になる気満々でしたから(汗
でも、当時(今でも)、児童福祉の世界は資格がないと就職が非常に難しい世界だったのです。
私は、大学は社会福祉学部ではなかったので、無資格で結局就職できなかったんですね。
結構、あせりましたが、なんとか運よく追加募集の会社にすべりこむ事ができました。
要するに、私は学生時代は就職氷河期なるものをそれほど実感してこなかったのです。
会社を辞めて、25歳ぐらいで福祉の世界に飛び込もうとしたとき。
はじめて氷河期を経験いたしました
当時、福祉の職場は人気職種だったんです。
どこの施設でも、ケアワーカーで入職しようとすると倍率がものすごくて。
兵庫県内の都市部の施設では、老人福祉、障害者福祉などジャンルを問わず、
倍率が10倍!なんてところもあったと記憶しています。
当時(10年ちょい前)、同じ時期に就職活動してた方は共感していただけるでしょうか?
今ではかんがえられない状況でした
何件も面接に出向いては不合格になり、デイサービスの嘱託職員で採用されるまで、
半年以上かかりました。
今はどうなんでしょう?
世間一般には不景気の影響もあり、就職戦線はいまだ厳しい状況だと思うのですが。
福祉の業界では人材難が続いているとの話をよく聞きます。
(もちろん場所、職種等により感覚の違いはあるでしょうが)
今も昔も福祉の世界で求められる人材像には大きな違いはないように思います。
私たちの頃にも介護保険制度はありましたし、
むしろ収入の面では、世間一般の給与水準が下がってきている昨今、
比較的安定した収入を得られるという見方もできるのでは?と思うのですが。
(私たちの頃は他業種に比べて、若干低いかな~と感じてましたが)
今の若い方たちにも福祉の職場がもっと魅力的に感じてもらえるよう、微力ながら
尽力していきたいと思います。
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