「気付く」ことの大切さ | 御木白日のブログ

御木白日のブログ

学習院大学 仏文科卒業。大正大学大学院文学博士課程修了。
詩人活動をとおして世界の平和に貢献。

 毎月PL教義の勉強会を開き教えの真髄を皆さまにお伝えさせて頂いています。
 皆さま方の質問や体験談などのお話もあります。
 あるときの勉強会でAさんの体験談をおききし、私は心から感動いたしました。
 Aさんはご主人やご子息のことでいろいろ悩んでおられたのですが、いろいろ心遣いをされておられたところ、ご主人もやさしくなり、ご夫婦の仲もよい状態になっていた矢先き、今度はご自分の体の調子が悪くなり目まいがするようになったとのこと。そこで、昔頂いた「みおしえ」をお誓いしておられたのですが、ある日神前でお誓いしているときに、ふと「私は本当につきすぎていた、主人にも子供にもつきすぎていた」と気付かせて頂いた、その途端、気がついたら目まいが直っていたそうです。
 Aさんは有難かったと、たんたんとお話しておられましたが、本当にすばらしい体験です。
 自ら気付かせて頂くことの大切さ、この気付き、自覚することの重要さ、これが、人として本来あるべき姿です。
 神から魂を頂き、常に心を神に通わせるのが人としてのありかたであることを私たちは教えていただいています。
 神は恵あるのみ、人は献身あるのみです。
 きっとAさんは人にはわからない献身を一生懸命されていたのではないでしょうか。その集中力、その誠が神に通じ気付かせて頂いたのではないかと思います。
 心境を得るべく二代さまのもとで真剣に努力し献身してきた時のことを思い出します。悟るとは、あっさりとした一瞬の気付きなのです。
 Aさんの「気付き」はすばらしい体験です。Aさんが一瞬にしてグレードアップされたことを心からうれしく思いました。