一昨年、「スマホを使っている子どもは学力が低下し続ける」
という研究結果が発表されました。
いまや子どもの世界でもLINEで連絡を取り合ったり、Instagramを利用したりするのは日常的になっており、生活に欠かせないツールと言えるほど。
でも、その世界に浸りきっていると、
脳は大変なダメージを受けると言います。
東北大学加齢医学研究所の所長、川島隆太氏は、
5歳から18歳の児童・生徒224名の3年間の脳発達の様子を、MRI装置を使って観察しました。
調査では、
インターネット習慣を、
「使わせない」
「まったくしない」
「ごくたまに」
「週に1日」
「週に2~3日」
「週に4~5日」
「ほとんど毎日」の7群に分け、
そしてインターネット習慣が3年間の脳発達に与える影響を統計的に検証したところ、
インターネット習慣に応じた発達の差が認められたと言います。
その結果、
インターネット習慣がない、あるいは少ない子どもたちは、
3年間で全脳の灰白質体積が増加しているのに対して、
ほぼ毎日インターネットを使用する子どもたちの全脳の灰白質の発達は、増加の平均値がゼロに近く、
全脳の灰白質の発達が3年間でほぼ止まっていることがわかったそうです。
調査の対象となった5歳から18歳と言えば、
成長ざかりです。
その3年間に脳の成長がほとんど止まっているとは。
また、インターネット習慣の頻度が高いと、
3年の間に言語性知能が低下することもわかりました。
スマホを毎日高頻度に使う子どもたちの脳は、
大脳全体の発達がほぼ止まってしまっていたため、
勉強しようがしまいが、
睡眠を充分にとろうがとるまいが、
学力が上がらなかったと言えるようです。
スマホは、学力を低下させていたのではなく、
脳を破壊していたのです。
亡くなったAppleの創業者スティーブ・ジョブスは、
自分の子どもにスマホは使わせなかったとか。
彼は、スマホが脳に与える影響を知っていたのかもしれませんね。
♪これからの予定♪
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