【キスの効用】 | おかあさんとこどものための自然療法ホメオパシー「一粒で笑顔に」

おかあさんとこどものための自然療法ホメオパシー「一粒で笑顔に」

クラシカルホメオパシーのホメオパス・今井美香子のブログ。英国、米国、シンガポールで暮らし、三人の子どもを育てて来た豊富な育児経験から、
家庭で手軽に使える自然療法をご紹介します。健やかな時も病気の時も、笑顔で我が子を見守りたいおかあさんのために!



”役に立つキスをしよう”とか
”○○にいいからキスをしよう”
などと考えてする人はいないと思いますが(多分)、
私たちのDNAレベルでは、それが行われているのだとか。




一粒のレメディでご家族みんなを笑顔に!
クラシカルホメオパシーのホメオパス今井美香子です。





まず、キスの起源にはいくつかの説があります。

動物が噛み砕いた食物を子や仲間に口移しで与える行為から発展したという説、
宗教的儀式説、
匂いを嗅ぐあいさつが進化した行為だとする説など…。




いずれにせよ、キスすることで高揚感や満足感が得られることに違いはありません



科学的に見ると、その満足感は
これ↓

「キスをすると男性は脳内のコルチゾールというストレスホルモンの値が下がり、オキシトシンという愛情ホルモンの値が上がる。
つまりキスによってストレスが和らぎ、恋愛感情か高まる。

しかし、女性の場合、キスでストレスは和らぐが、それだけでは恋愛感情は高まらない。
でも、雰囲気のいい場所に移して同じ実験をすると女性もオキシトシン値があがる」





また、オールバニー大学の心理学者ゴードン・ギャラップ博士の研究によると、
男性の59%、女性の66%がキスの相性の不一致により恋愛関係が破たんしてしまったのだとか。


やっぱり女の方が複雑なのね~




人体内には100兆もの細菌が存在していますが、

キスは「バクテリア交換」に必要な行為であり、
さらには
「自分にとって必要なDNAを持っているかどうか」を判断する行為でもあるそうです。


また、一般的に男性の方が濃厚なキスを好む傾向がありますが、
これも
キスによって本能的に相手の健康状態や免疫情報について積極的に情報収集をしているのだとか。


ひょえ~




免疫学的な観点からすると、

人は免疫というバリアで自分のからだを守っていますが、
菌を交換することで免疫力は上がります。

自分と違う菌の持ち主と菌を交換した方がバリアは強くなります。


そう考えると、キスは予防接種のような役割があるとも言えます。



キスを通じて女性の体内に入った菌は、妊娠を経て出産時には赤ちゃんに伝えられます。

これらの微生物が免疫系も含め人間の原初の健康の元になっているということが分かってきました。

また、成長するにつれ、出会ったり関わったりする人達も似たような菌を保持していることが多いそうです。
(「類は友を呼ぶ」というやつですな)

そうした人たちと一緒にいると健康にもいいのだとか。





ふたたびキスの話題。

カナダのウィルフレッド・ローリエ大学の研究者アーサー・サズボ氏によると、
「出勤前にキスをしてから家を出るカップルの方が、そうでないカップルに比べて欠勤率が低く、交通事故に遭う確率も低い。収入も25%高く、寿命は5年長い」そうです。


こうなると、もはやキスは魔除け(笑)。

みんな、いいキスをしようね!口