前回の記事でようやく2024年4月のバンコク旅行関連の記事を書き終え、今回からは通常モードに入ります。


今までと同じように、日々大好きな大好きな台湾を始め、いろんな旅先に心を馳せる「TAIWANだふるな日々」。

これからも、何卒よろしくお願いします。


という事で、通常モード一発目にご紹介するのは今月初めに発売になったこのレシピ本!


台湾料理研究家であるペギー・キュウさんの「ペギーさんの台湾朝ごはんとおやつ」です!


↑発売と同時に手に入れてはおりましたが、とにかくバンコク旅行の記憶が鮮明なうちに書いてしまわねば…と読みたい気持ちをぐっとこらえておりました。


ペギー先生のレシピブックは拙ブログの「非」公式レシピブックと言って良いと勝手に思っちゃってる(だから「非」公式)ほど、「#おうちで台湾」に登場する回数が多いのですが、今回のテーマは私も、そして台湾を愛する皆さまも大好きに違いない「台湾朝ごはんとおやつ」です。




コロナ禍を経て私の気持ちに生まれた大きな変化が1つあります。


それは…これめっちゃ言いにくいですが…思い切って言っちゃいますと、日本にいる時や台湾滞在中にアレが食べたいコレが食べたいってあんまり思わなくなった事です。


いや、台湾滞在中はもちろん大好きなあの味やこの味を食べたいし、それを求めて右往左往してるんですよ。


↑高雄では絶対に行く!大人気の朝ごはん店「興隆居」。


しかし、コロナ禍で台湾に行けなくなってしまった3年超の月日は、私の身体を若干変えてしまったようなのです。

台湾にいられる事で胸がいっぱいで、前みたいに目的のお店から目的のお店へ点と点を繋ぐような移動はせず、台湾の街を歩いて台湾を面で感じる事に身体と心が向くようになってしまいました。


とは言え、そんな中でもやっぱり大好きなのが「台湾朝ごはんとおやつ」。


日本にいる時(ってほとんど日本におりますが…)にもふとした拍子に食べたくなる(しかもしょっちゅう)のは、あの最高に美味しい粉もんの朝ごはんや、身体に良さそうなヘルシーなおやつ。




店先で蒸籠からもくもくと蒸気をあげている姿を見るとすぐさま入りたくなるし、滞在中は「一日一豆花」を目標にする事もあります。


コロナ禍を経た現在ではそんな台湾朝ごはんもおやつも、日本のお店で食べることが出来る機会が格段に増えています。

でもやっぱりあれらの味は台湾で食べてこそ、の味なのです。


↑従来の朝ごはんメニューに若い発想を加えた「ニューカマー早餐店」も今の台湾の朝ごはんの味。


…が、しかし。

矛盾するようではありますが、台湾の味が恋しくなった時こそ「#おうちで台湾」の出番だったりするのです。

(日本の)お店で食べて「何か違う…」と思ったなら、自作するに限ります。

そして、そんな時こそこのレシピ本が大活躍するのです!


ペギー先生ご自身がお若い頃に日本やオーストラリアに留学されていたご経験を持ち、台湾の朝ごはんやおやつが恋しくなっても食べられない…という気持ちを充分に味わって来られたのです。

つまり、台湾に行きたくても行けない、でも食べたい!…という私たちと同じ気持ち(いや、きっとそれ以上)だったに違いありません。


しかも、このレシピ本に掲載されているレシピは「日本で手に入るもので、作りやすく」をテーマに考えられたものばかり。

それは、大好きなあの台湾の名店の味やお店で買う大好きなあの粉もんの味をお家で再現する事が限りなく可能になったという事。

中には若干作るのが大変そうなものもありますが、「どうしても食べたい!」という時には思い切ってトライしてみてください(私も頑張る!)。


少しぐらい失敗したって大丈夫(とは言え、かなりわかりやすく簡単に作ってくださってるレシピなので失敗も少ないはず)!


作る時間も食べる時間も、大好きな台湾を思いながら過ごせる素敵な時間となるはずです。



↑冒頭では「読むのを我慢していた」と書きましたが、懺悔します。

一番最初に掲載されていた鹹豆漿だけは我慢出来なくて翌朝に作っちゃいました(材料が揃わなかったのでトッピングや油條はありませんが…)。

普段作る鹹豆漿と同じように見えますが、実はこのレシピ本に掲載されている「ペギーさんのお楽しみ」欄を真似っこして卵入りの「鹹豆漿加蛋(卵豆乳スープ)」に。

まろやかで美味しくなった!