台湾旅行を計画する時、「何月頃に行くのが良いかな」と考える方は多いと思います。
お仕事や家庭の都合はあれど、どうせ行くならベストシーズンと言われる時期に行きたいもの。
暑いのが苦手なら秋冬、美味しいフルーツ(特にマンゴー)を思いっきり堪能したいなら夏、街歩きを楽しみたいなら春や秋…と言ったところでしょうか。
↑「台北に行くなら絶対行きたい!」という方も多いのでは?
マンゴーかき氷の名店、台北・雙連にある「冰讃」は毎年4月の下旬〜10月の下旬(年によっては11月の初旬)までのオープンです。
夏から秋の初めにかけては台風の影響も考えねばなりませんが、結局はどのシーズンに出かけても楽しいのが台湾です。
しかし、曜日ではどうでしょう?
何曜日に行くのが良い?
週末がいい?それとも平日?
「諸々の事情(仕事や家庭)で週末しか無理!」というパターンも多いとは思いますが、今回は「何曜日に行くのがベストか?」という事をちょっぴり深掘りして考察してみたいと思います。
①平日(週の前半)
実は私がひとり旅をする時にチョイスしがちなのが週の前半の平日です。
理由は単純明快。「空いてるから」です。
反対に夫とのふたり旅の時は夫の仕事の都合もあって週末を絡めて行く事が多いのですが、めちゃくちゃ混んでる(特に台北)!
MRTに乗ればすし詰め状態だし、街中でごはんを食べようとお店を探せばどこも混みまくってて危うくランチ(もしくはディナー)難民になりかけた事も多数です。
という事で、混雑しているのが嫌いな私がひとりで旅に出る時は週の前半の平日を選ぶ事が多いのです。
街は平常モードだし、やっぱり週末よりは旅行者も少ないので人気スポットを訪れても空いてるし、話題のお店へ行ってもすぐに席に案内してもらえます。
↑ゆっくり鑑賞したい美術館などは空いている方がやっぱり嬉しい。
しかし、そんな平日(週の前半)にも落とし穴が…。
それは「週の前半(月・火・水曜日)を定休日に設定しているお店が多い」という落とし穴です。
前回の台南旅行ではやたら火・水曜定休日のお店にぶち当たりましたし…
台北でも月曜日(もしくは火曜日)を定休日にしているお店が多いのです。
という事で、台湾旅行の日程を決める時は絶対に行きたいお店やスポットの定休日を確認する事が大事!
「大げさな!」と思われるかも知れませんが、わざわざ日本から楽しみにして行ったお店やスポットが休みと判明した時のショックは想像以上にデカいのです。
②平日(週の後半)
平日(週の後半)ならばその辺り(定休日問題)もクリア、適度に街も賑わっていて狙い目かも知れません。
ただ…
金曜日の夜はやっぱり混雑!
特にお若い人が多い街や夜市は混み合っている事を覚悟して出かけましょう。
③週末
先ほどから何回もしつこく書いているように、週末の台湾の街(特に台北)は混んでいます。
街へ出れば人だらけ、MRTに乗れば通勤時間帯並みの混雑ぶり、食事をしようにも店に入れず、夜市へ行けば行列の嵐…。
↑ある時の台北旅行の週末の夜、ディナー難民になってしまった私たち。
何とか入れた日本のチェーン店の天丼屋さんでは「あと30分で閉店だけど大丈夫?」と訊かれ、慌ただしく食べて帰ったという残念な思い出も(でも天丼は美味しかった)。
しかし、せっかくの台湾旅行です。
「混んでる」とネガティブに捉えるのではなく、「賑わってる」と考えてみてはどうでしょう?
実際、週末にしかやっていないイベント(手創り市やファーマーズマーケットなど)をあちこちでやっているのが週末の台湾です。
↑週末限定!希望廣場のファーマーズマーケット。
実際、現在更新中の「おじさん台北ひとり旅」の旅動画(次回更新の動画で最終回です)で見る台北の街ではあちこちでイベントが開催されており(クリスマスシーズンっていうのもあるとは思いますが)、2023年4月の「おばさん台北ひとり旅」で同じ場所を歩いた私としてはかなり複雑な気持ちに…(だって、断然楽しそうなんですもん)。
旅行の時期を決めるのは、仕事や家庭の都合を考慮したり、同行者と日を合わせたり…と、時になかなか難関であったりもします。
しかし、春夏秋冬の全てがベストシーズンであるように、いつ出かけても楽しい台湾旅になる事は間違いありません。
「仕事の都合が…」とか「人混みは苦手」とかいろいろあるとは思いますが、結局行けば絶対楽しい!それが台湾なのです。
↑最後にもう一点だけ!
①では「平日(週の前半)に定休日を設定しているお店が多い」と書きましたが、台北の人気店の中には残念ながら週末(土日or日曜日)を定休日としているお店もあります。
写真はそんな人気店の1つである「梁記嘉義鶏肉飯」。
土日が定休日となってますので、お気をつけください。
*週末が定休日の台北の人気店はこちら
↑土日が定休日。
↑日曜日が定休日。