という事で「食にまつわるもの編②」でございます。

今回は前置き無しでさくさく行きますよ〜!


*前回の「台湾行ったら何買おう!?」はこちら


①食品


「食品」と一言で言ってもいろいろあります。

お湯を注ぐだけで完成!のカップ麺から、カパッと蓋を開け、ご飯や麺に乗せたりそのまま食べたりする缶詰、鍋スープの素などちょっとした調理が必要なものなどなど。

しかし、どれも手軽に台湾の味を楽しめる事に変わりはありません。


↑これ子供の頃よく食べた!

クノールのインスタントスープ(かき混ぜながら温め、最後に溶き卵を入れて完成!のタイプ)です。

台湾で買えるのはもちろん台湾バージョン。

「#おうちで台湾」した時に「ちょっと汁物が欲しいな…」と思った時に重宝!


特にカップ麺や袋麺はスーパーやコンビニなどで大量買いしてくる方も多いのではないでしょうか?


↑これちょっとピリ辛で美味しいんだよなぁ。

何と迪化街には専門店もありました。

…しかし、実は今これコストコ(もちろん日本の)で買えるんです。しかも箱で。


これら食品で最近台湾でも人気らしいのが「鍋スープの素」。

そうです、日本でも寒くなって来たらスーパーにズラッと並ぶアレです。

台湾では特に名店が監修したものが人気らしく、どこかの火鍋レストランの酸菜白肉鍋のスープや麻辣鍋のスープが種類豊富に並んでました。

私も4月に台北に行った時に買おうとしたんですが、迷っちゃって結局買えませんでした…。

迷っても2〜3種類買ってくりゃ良かったよ…私のバカ!


ところで、これら食品を持ち帰る時に少し気をつけないといけない事があります。

それは台湾から日本へ「肉製品の持ち込みが禁止である事」です。


*「加熱してあり、真空パックになっているものはOK」と言われていましたが、現在は厳格化されているので検査証明書がないものはNGだそうです(ちなみに日本から台湾への持ち込みも同様)。



という事でせっかく買った魯肉の缶詰や、具にお肉が入ったカップ麺なんかは残念ながら持って帰れない可能性があります。

台湾でよく使われている肉でんぶ・肉鬆も持ち帰る事は出来ないそうです…(先ほど触れた鍋スープも肉エキスが使われているものはダメ)。

とは言え、持ち帰れないものでも今は台湾食品を扱っているお店(ネットショップ含む)で買えたりするので、「どうしても日本で食べたい!」と思われた場合はそういうお店で探してみてください。


しかし、台湾からは持って帰れない肉製品。

「えっ!じゃあ何を持って帰れば良いのよ?」と思われた方はパッケージに書かれた「素」の文字をチェック!


「素=ベジ食品」であり、肉や肉製品は一切使われておりません。



台湾では宗教上や健康のためという理由でベジタリアンの方がとても多い…という事は台湾リピーターさんはよくご存知だと思います。

街中でも「素」とデカデカと書かれたベジタリアン専門レストランや食堂、お弁当屋さんやカフェなんかがたくさんあります。


↑信じられる?お肉はひとかけらも入ってないんだぜ…。

いや、肉どうこうと言うよりとにかく激うまです。ボリュームもある!


そんな「素」の文字が書かれた食品を味方にしてお土産として持ち帰れば何の問題もありません。

「でもお肉が好きなんだよぉ」というお気持ちは肉好きの私としては超理解出来ますが、「素」食品は「素」食品でなかなか乙なもの。

「これも台湾の味だよね」と噛み締めて頂きましょう(えっ!こんなものまで?ってなものまである「素」食品。ちなみに「素」タイプの魯肉の缶詰なんかもちゃんと売ってます)。


②調味料



例え台湾から肉製品を持ち帰れなくても、残念に思う必要はありません。

台湾で購入して来た調味料で存分にお肉を使って「#おうちで台湾」すればよいではないですか!


調味料は日本で買えるものももちろんありますが(今はネットショップでほぼ全て揃う)、この場合「この五香粉、台湾で買って来たんだよね」という気持ちが肝だったりするのです。


調味料とひと口に言っても五香粉のような小瓶に入ったものから料理酒(米酒)、胡麻油(↑の写真の「麻油」と書かれたもの)、醤油など、液体でなおかつ重量もそれなりにあるものまで様々です。

小瓶タイプは軽いしスーツケースの隙間にでも入れておけば問題ないとは思いますが、液体タイプは重量制限に引っかからないよう控えめに…(瓶の液だれや破損にもご注意を!)。


そんな台湾調味料にはおすすめのものもいくつかありますが、「割れない」「軽い」「めっちゃ台湾!」という点で考えると何と言っても「魯包」でしょう。


魯肉飯は「#おうちで台湾」しやすい料理ナンバー1!

レシピもちょいと検索するだけでたくさんヒットします。



普段は風味をつけるのに使うのは五香粉で充分ですが、魯包があればさらに本格的!

魯肉を煮込む鍋の隙間に厚揚げやゆで卵も入れたらさらにハッピーな「#おうちで台湾」時間が過ごせます(作ってる時から「あの香り」が漂う!)。


↑魯包はスーパーでも普通に買えますが、薬膳食材を扱うお店ではさらに本格的なものを買う事が出来ます。


③珍味


↑ひと口サイズonチーズタイプのからすみ。


私の場合、「台湾の珍味=からすみ一択」…というからすみ狂なのでからすみばっかり買ってますが、プレーンなタイプのもの以外にもひと口サイズのものを個包装したもの(お土産に重宝)や、ご飯やお酒のお供になる醤(ペースト?)タイプなど、時に変わり種にトライしてみるのも楽しいものです。


*本命はやっぱり迪化街の永久號のからすみですが…。


↑左のものが「黄金魚子醤」ことからすみペーストです。

ちなみに右2つも超おすすめな台湾調味料ですが、今はこの3点全てあべのハルカス近鉄本店の神農生活で買えます(ネットショップもある)。



④台湾伝統の食材



元々台湾に暮らしていたのは原住民族の人々です。

そんな原住民たちが昔から食べている食材は素朴だけど身体に良いものばかり。

原住民料理はシンプルな味付けで日本人も好む人が多いと思います。

そんな原住民が伝えるスーパーフード、レッドキヌア!

お米に混ぜて炊いてもいいし、キヌア同様サッと茹でてサラダに入れてもいい感じ。

全く癖がないので「雑穀米はちょっと…」という方も食べやすいのではないでしょうか。


↑台東の原住民レストランで食べたレッドキヌアごはん。

「全然癖ないね!」ともりもり食べちゃいました。

ちょっとプチプチしてるのもまた良い感じ。

私は雑穀米を普段から食べてますが、雑穀にプラスしてレッドキヌアを混ぜて炊いたりもしています。


以上、これまた紹介し始めたらキリがない「食にまつわるもの編②食品・調味料・その他」でした。


このカテゴリーでも「私はいつもこんなものを買うよ、美味しいよ」というものがあれば教えて頂けると嬉しいです!